昨日6/20(日)、練習会参加メンバーとの交流を楽しんだ後、行きつけの脱毛サロンに行くまでちょっとした時間があったので、夕方の新橋を歩いていたら、なんともなじみのない、でも経験のないくらい香ばしい香りがしてくるではありませんか。(写真)
香りにつられて店の前まで行ってみると、そこには「海老ぽたラーメン」の文字が!
(海老ポタージュラーメン? これは聞いたことのない創作料理?だな?)
さいきん流行りの「魚介とんこつ系」とも似た味なのか、はたまた全くの別物なのか。頭の中(口の中?)でお味を想像しながら、店の中へ。
メニューはラーメンの他にまぜそばやつけ麺もあったので、いちばん濃厚な「海老ぽた」を味わえそうな「つけ麺」を注文することにしました。
注文してから15分か20分くらいで到着したつけ汁、見かけは「魚介とんこつ系」そのまんま(笑)(写真)
ところが味わってみると、「オマール海老のビスク」とはまた違った、なんとも濃厚なのに臭みのない、まろやかな味わいではありませんか!
強烈な味を求める人にはマッチしないかもしれませんが、この料理を創作した店主さん、ホントにすごいです!(ここでボキャ貧を露呈)
私は前々から創作料理の類を開拓するとき、もちろん「お味」も重要ですが、どうも味以外の魅力が感じられてやまなかったのです。
その正体はいったいなんなのだろうかと考えながら味わっていると、ようやくピンときました。
「そうだ! 店主さんの個性を存分に発揮した創意工夫だ!」と。
これって、何百年も前に作曲されたクラシック音楽を、(もちろん作曲家を尊重しつつも)自分の個性を盛り込んで演奏している人たちになら、共感してもらえる感覚なのではないでしょうか。
クラシック音楽も料理も本当に個性豊かなラインナップがそろっており、
「どんな作曲家の作品も好き!」「どんな料理も好き!」とはいかないのが、大多数の感覚ではないでしょうか。
自分が好きになれるかどうか、そこの部分に素直に接しつつも、自分とは違った個性をもつ作品も楽しめる、そんな心の広さをもった人でありたいです。
Y.T.
ピアノ歴は9歳から24歳までの15年ほど。
リモートワークは基本的にディズニー音楽を聴きながらこなすことでQOLを高めるという一面も。