10月6日、演奏会翌日。一週間の献立を考えるときに突然ひらめいた。そうだ、「ミレリーゲ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリ」を作ろう。
この料理はのだめカンタービレで登場した呪文料理である（タイトルから察した方もいらっしゃるのではないだろうか）。
その他の一週間分の献立も考えて買い物へ向かう。近所の安いスーパーにミレリーゲなんてしゃれたものが置いてあるのだろうか。そんな不安を抱えてスーパーへ行くと、ミレリーゲがない。しかし、ネットで調べたレシピを見ると、リガトーニでもペンネリガーテでも代用可能と書かれている。横文字で何が違うのかさっぱりわからないが、ペンネリガーテは置いてあったため無事購入（この時点で名前と矛盾することになるのだが）。

買い物から帰って2度目のラストマイルを鑑賞した後、早速調理開始。しかしここでちょっとした問題が。このペンネリガーテ、茹で時間が10分以上かかるのだ。本当は茹でている間にブロッコリーに火を通したりソースを作りたいのだが、家のコンロは1口しかない。翌日の弁当を作ることも考えると、思ったより調理時間がかかりそうだ。録画はしてあるものの、迫りくる大河ドラマの時間。

大河ドラマは見逃したが、おいしそうな「ミレリーゲ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリ」改め「ペンネリガーテ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリ」が完成した（背景の汚さはご容赦）。

レシピにブロッコリーを固めに茹でると書いてあったのだが、あまりにも固く茹ですぎた感は否めない。しかしそれを加味しても美味しい呪文料理が出来て満足だった。