0

【メンバー日記】ARK Hills Music Week 2024 ストリートピアノ

どうも、T.N.です。今日も元気にストピ日記を書いていきたいと思います。

9月27日(金)から10月6日(日)の10日間、アークヒルズを中心に、赤坂・六本木・虎ノ門エリアで毎年恒例の音楽祭「ARK Hills Music Week 2024」が開催されました。会期中、エリア内の7箇所で8台ものストリートピアノが開放されました。これだけ多くのストリートピアノを一度に楽しめるイベントは非常に貴重で、筆者も楽しみにしていました。今回は2か所だけ回れたのですが、その体験をこちらの日記でご紹介したいと思います。

1箇所目は、住友不動産六本木グランドタワーです。六本木一丁目駅を出るとすぐ、このビルのロビーに直結しています。ロビーの中央にはカワイの白いグランドピアノが置かれていて、その姿は圧倒的な存在感を放っていました。

例のごとく、ベートーヴェンのピアノソナタ第30番第1楽章をを演奏しました。設置場所の影響もあるかと思いますが、ピアノの音はとても豊かに響き渡りました。このような広々とした空間で大勢の視線を集めながら演奏できる機会は中々ないので、非常にテンションが上がりました。ロビーを行き交う多くの方が足を止め、耳を傾けてくれるのが嬉しかったです。

その後は、こちらにお勤めの方たちでしょうか、一人またひとりと演奏待機列に加わっていきました。そして、クラシックからポップス、ジャズまで様々なジャンルの音楽が繰り広げられていきました。この日のハイライトは、最後にピアノを弾いた小さな男の子でした。両親に連れられた彼は、小さな手で元気いっぱいにピアノを弾き始め、会場全体が彼の演奏に引き込まれました。曲が終わると大きな拍手が沸き起こりました。会場中の皆が笑顔になった瞬間でした。

次に訪れたのは、アークヒルズサウスタワーです。館内に入ると、ロビーに堂々とグランドピアノが鎮座していました。このピアノは、日本で最も新しいピアノメーカーである「遠州楽器」製です。これまで、遠州楽器のアップライトピアノを期間限定のストリートピアノで何度か弾いたことがありましたが、グランドピアノを弾くのは今回が初めてだったため、筆者自身演奏できるのをとても楽しみにしていました。

ちょうど前の方が演奏を終えたところだったので、早速筆者も弾かせていただくことにしました。ここでは、ソナタ31番の第1楽章を演奏しました。弾き始めた瞬間、これまでに感じたことのない澄みきった音色が耳に響き、その美しさに衝撃を受けました。この素晴らしい響きを体感できることに、深い感動を覚えました。

演奏を終え、しばらくロビーで余韻に浸っていたところ、女性ペアが来られて連弾を始めました。彼女たちの息の合った演奏はロビー全体に心地よく響き渡り、思わず聴き入ってしまうほどでした。

今回筆者が訪れたのは8台中2台だけでしたが、いずれも素晴らしい環境、楽器でピアノの音色を存分に堪能できたように思います。本当に来られて良かったです。

※その他、筆者は行かれなかったのですが、先日メンバーMさんがアークヒルズエリアの別のストリートピアノ(赤坂インターシティAir)に行かれたそうです。開放的な環境でグランドピアノの演奏を堪能できるのは良いですね。

【メンバー日記】芸術の秋、はじまる

さて、先週は秋の定期演奏会の2会場目である、角筈会場を無事終えることができました。素敵な演奏をされた出演者の皆様、準備・運営に協力してくださったメンバーの皆様、演奏会に足を運んでくださった皆様のおかげで、素晴らしい会になったと思います。改めて感謝申し上げます。再来週には3会場目、清瀬会場が控えていますね。清瀬会場では「心に残る風景」をコンセプトにしており、演奏者一人ひとりの思い入れのある曲を楽しめることと思います。皆様のご来場を心よりお待ちしています。

筆者の個人的な話で恐縮ですが、清瀬会場では「ピアノソナタ第31番」を演奏する予定です。この曲は私にとって、かねてからの憧れの曲でした。当時習っていたピアノの先生に持って行った際に、「そなたにはまだ早い」と一度は断られたのですが、無理を言ってなんとかレッスンしてもらった思い出の曲です。再来週の本番で良い演奏ができるよう頑張りたいです。


Leave a reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>