皆さんおはようございます!
こんにちは!こんばんは!
8月に入会した、井ヶ田と申します。よくいけださんとか、外国のかたには、いがったさんとか呼ばれますが、いげたでございます。かといって、呼ばれたら普通に返事しちゃいますが。
PH会秋の定期演奏会は、私にとってピアノ教室以外では初めての発表会となりまして、清瀬けやきホールではベートーベンのテンペスト第三楽章を演奏しました。
まずはこちらの曲のエピソードを。
実はピアノ教室の発表会でここ数年何度も手が震えてしまっていたので、なんとかならないかなあと考えました。そこで思い付いたのが、人前で弾く環境といえばストリートピアノがあるじゃないですか!昨年からあちらこちらのストピ巡りをすることになりました。
昨年の秋深まる頃、テンペストは暗譜を終えて2ヶ月くらいの頃で未完成でしたが、上尾駅で迎えた、私のストピデビュー戦。演奏を終えると、なんと初老のダンディさんに拍手をいただいたのです。素人のストピなんて誰も聴いてないだろうなあと思っていたので、とても嬉しくて嬉しくて、ああ、ピアノ続けてきてよかった、練習してきてよかったなあと、生涯忘れられない一曲となりました。おかげさまで震えもいつの間に克服できました!
さて、この曲は今年のピアノ教室の発表会でも演奏したので、かれこれ1年半くらい弾いていますが、すぐ下手になるので、ほぼ毎日何度も練習します。しかし若干中弛みというか飽きてしまったという感じで、清瀬のためにもう一度調子を上げるのに非常に苦心しました。それでも調子が戻るにつれて、不思議なことに弾くのがだんだん楽しくなってきたんです。自分の下手な演奏が飽きる元になっていたようで(笑)
頑張ってあげてきていよいよ当日となりました。リハーサルにおいて、重めの鍵盤を想定していたところ、むしろ軽めということもあったり、今日はいいところ見せてやるぜなんて肩に力が入っていたせいで、スタート直後なのに狙った鍵盤に全然指がいかず、何度も外してつまづくというアクシデントに見舞われ、同じところを必死に繰り返すこととなりました。レラレド、ドラドレのところです。直近ストピや練習会でも後半部で暗譜が飛ぶことが数回あったのですが、まさかの前半まもない部分で目立つところ、えーそこ?いやいやそこじゃないでしょ!と、とても焦りました。
一方、皆さんはというとリハーサルでもとても落ち着かれているように見えて、しばらく観察。自分もみならい、一旦気持ちを静めることとしました。今さらじたばたしてもどうにもならん!ってことで、当初は音色、スピードに緩急つけてできるだけ綺麗かつダイナミックに弾こうだなんて考えていましたが、それどころじゃなくなり、シンプルに、ちゃんと最後まで弾く、これだけを目標にすることにしました。
プログラムが始まり、あっという間に自分の出番です。少し余計な音を触り気味ですが、脳内メロディとテンポは100%超の正確さを維持しており、決してつまづくことはなく曲は進みます。途中途中やらかししながらも無事終了。左手がもっと暴れると想定していましたが、むしろ走り気味の右手の暴走機関車に付いていけず、ところどころ乱れてしまいましたが、なんとか最後まで弾くことができて、自分としては納得のいく演奏となりました!まさかのアクシデントでしたが、いい経験にしたいです。
とはいえスタッフの方々に撮影していただいた動画をみると、やはり反省点はたくさんあります。自分らしさは伸ばしつつ、懲りずに頑張っていきたいと思います!
通過点とはいえいったんゴールを迎えた清瀬。続く二次会ではメンバーの方々に、映画、おすすめアニメ、仕事や学生時代の想い出について色々な話を聞かせていただき、久しぶりにお酒もたくさんいただきまして、最後までとても楽しかったです。
大好きなベートーベンの大好きなテンペスト第三楽章。想い出の曲です。これからもおうちでピアノにさわれる日は必ず弾いていきます!
最後に、素敵なメンバーの皆様、スタッフの方々、半年以上かけて準備してくださった運営の皆様に感謝です。どなたか、アルバムにあった写真を勝手に使わせていただきました。ありがとうございました!
いいサークルに巡り逢えてとても嬉しいです。
…ピアノを弾きたい!
いつ弾くの?今でしょ!(古っ)
てことで、今から弾いてきます!