どうも、T.N.です。春の定期演奏会、お疲れさまでした。先日の関内会場をもって2会場とも無事に終演いたしました。これもひとえに、準備・運営にご協力いただいた皆様のおかげだと心より感謝しております。2025年度も、PH会がさらに楽しい会となるよう、共に盛り上げていきましょう!
さて、花粉が飛び交う季節となりました。筆者も数年前、花粉症を発症するまでは「花粉か、ふーん」と他人事のように捉えていたものですが、いざ自分が罹患してみるととても辛いものがありますね。花粉症の皆様、この春も共に立ち向かいましょう。ストピ巡りが一段と大変な時期となっていますが、今日も元気を振り絞って日記を書きたいと思います。
今回の記事は、筆者の住む神奈川県海老名市からお届けいたします。海老名駅東口を出ると、すぐ目の前に海老名中央公園があります。こちらの公園は、ショッピングモール「ビナウォーク」の建物に囲まれるように広がっており、普段から多くの買い物客が行き交っています。
毎月第1土曜日には、ここで「海老名クラフターズマーケット」が開催されます。クラフターズマーケットでは、ハンドメイドのアクセサリーや革小物など、沢山のクリエイターさんがご自身の作品を出展されています。イベント当日は、地元の食材を活かした特産品販売や、キッチンカーの出店もあり、いつも以上に多くの人々がこの公園を訪れます。
多くの人で賑わう中公園の奥へ進んでいくと、七重の塔が現れます。この塔は、奈良時代に近隣にあった相模国国分寺の境内に建てられたものを1/3サイズに復元したものだそうです。塔の下には、毎月イベント当日限定でアップライトピアノが設置されます。この日筆者が到着した際には、ちょうど小さな子どもがお母さんに抱かれながらピアノの鍵盤を興味深げに触っていて、その情景に心が温かくなりました。
その後ろには、中学生くらいの3人組が並んでいました。彼らは「次は私が撮るね」と声を掛け合いながら、お互いに演奏している様子を動画に収めていました。クラシック、ゲーム音楽、アニソンなどジャンルは多岐にわたりますが、どれも情熱が込められており、3人の曲への想いがひしひしと伝わってきました。演奏後、お互いに拍手を送り合う光景は印象的で、まさに青春の1ページを刻む瞬間のように思えました。
その素晴らしい雰囲気に誘われ、筆者もピアノに挑戦することにしました。鍵盤のタッチは軽やかで演奏しやすかったです。音がよく鳴るピアノでの演奏はとても心地よいものでした。演奏中は、周囲の店舗からの多くの視線を感じ、良い緊張感を感じながら弾くことができました。
演奏を終えて振り返ると、多くの方々が足を止め、耳を傾けてくださっており、非常に嬉しい気持ちになりました。この場所は筆者にとって普段は「生活の風景そのもの」ですが、ピアノが設置される日には「音楽に没入できる開放的なステージ」に一変し、心躍るひとときを提供してくれます。これからも通い続け、こうした素敵な瞬間を大切にしていきたいと思います。