どうも、T.N.です。今日も元気にストリートピアノ日記を書いていきたいと思います。
今回訪れたのは松戸市。京成線の八柱駅から歩くこと15分ほどで、「森のホール21(松戸市文化会館)」に到着しました。名前の通り、周囲を木々に囲まれた場所にあり、落ち着いた雰囲気の音楽ホールです。
館内に入ると、ショパンのワルツが聴こえてきました。ちょうど目の前で、女性がピアノを弾いているところです。広々としたロビーに、澄んだ音がよく響いていて、思わず足を止めました。
「八柱にこんなストピがあったなんて……。ヤバ、知らんかったわ…」
正直な感想が、思わず口をついて出ました。
彼女の素敵な演奏に拍手を送り、その後、筆者も弾かせていただくことにします。
今回演奏したのは、ベートーヴェンのソナタ31番から3楽章。最初の和音を鳴らすと、音がよく反響し、館内の空気が震えるのを感じました。演奏している間、館内を行き交う人はほとんどおらず、聴こえてくるのは自分の音と、その反響だけ。まさに、森の中で演奏しているかのような感覚でした。一つ一つの音が立ち上がり、そして余韻を残して消えていく様子をじっくりと味わうことができました。
曲の中盤、館内に入ってきた男性が足を止め、「おお……」と小さく声を上げながら、「ストーリーにあげたいので、動画撮ってもいいですか?」と声をかけてくださいました。いいですよとお返事して演奏を続けます。こうして偶々居合わせた方に興味を持ってもらえたことが、素直に嬉しかったです。
終盤、再びフーガに回帰していくところでは、この場所の静けさが曲の雰囲気に不思議とよく合っているように感じられました。いよいよこの曲のクライマックス。細かいパッセージも増えてきますが、鍵盤の動きも滑らかで弾きやすい印象です。最後の一音を思い切り鳴らして、音の余韻に耳を傾けながら満足感に浸りました。
今回、このような落ち着いた環境でピアノの響きを堪能しつつ、演奏に没頭できたのは本当に良い体験でした。開放日は限られているそうですが、また機会があれば、ぜひ足を運びたいと思います。
最後に宣伝です。2月14日(土)、大田文化の森ホールにて、春の定期演奏会を開催します。春の定期演奏会は1年間のサークル活動を締めくくる場でもあり、卒業ソングステージも設けています。皆様のご来場を心よりお待ちしております。


