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  3. 【メンバー日記】富山駅・オークスカナルパークホテル富山・黒部市地域観光ギャラリー ストリートピアノ

どうも、T.N.です。今日も元気にストリートピアノ日記を書いていきたいと思います。

2月8日(日)、この日は富山を訪れました。

富山駅の新幹線の改札を出ると、目の前に広がる南北自由通路ではちょうどイベントが開催されており、北陸各地の特産品のブースが所狭しと並んでいました。外は大雪でしたが、そんな天候を感じさせないほど、多くの人で賑わっています。

人の流れに沿って歩いていると、北側の通路の端の方から、周囲の雑踏や路面電車の走行音の中でもはっきりと分かるピアノの音が聴こえてきました。
音のする方へ向かうと、そこにはカワイのグランドピアノが設置されています。海の生き物たちが描かれたペイントが施されており、その見た目の鮮やかさに思わず目を引かれました。

ちょうど男性が演奏しているところで、力強い演奏に自然と聴き入ってしまいます。曲が終わると拍手を送り、すると彼は一礼して、順番を代わってくださいました。

筆者も弾かせていただくことにしました。今回演奏したのは、ベートーヴェンのソナタ31番1楽章です。弾き始めると、カワイのグランドらしい重厚なタッチ感が伝わってきました。低音の響きには豊かさがあり、打鍵に対して音が力強く返ってくる感覚がありました。

演奏を終えると、先ほど弾かれていた男性と、その弟さん、そしてお母さんでしょうか、3人が後ろでずっと聴いていてくださり、温かい拍手を送ってくださいました。中国からのご家族で、旅行で富山を訪れているとのこと。

お母さんが「アリガトウゴザイマシタ」と声をかけてくださり、その一言がとても心に残りました。この場所での演奏が、旅の思い出のひとつとして少しでも残っていたら嬉しいな、と思います。

続いて、通路に面した階段を上がり、天井裏のような位置にある小さな休憩スペースへ向かいました。そこには数脚のテーブルが置かれており、ランチをとる人や勉強をしている人など、それぞれ思い思いに過ごしている様子が見られます。
この場所にも電子ピアノが設置されており、自由に演奏できるとのこと。せっかくなので、こちらでも弾かせていただきました。

ここでは、ベートーヴェンのソナタ30番1楽章を演奏。電子ピアノではありますが、鍵盤のタッチはグランドに近いような感覚でした。音量はごく小さく抑えられていて、自分にかすかに聴こえる程度ですが、その分、周囲を気にせず落ち着いて演奏することができたように思います。

富山駅での演奏を楽しんだ後は、北口を出てすぐの場所にある「オークスカナルパークホテル富山」へ向かいました。こちらにもピアノがあると聞き、「ホテル火照る」シリーズに挑戦です。

※これまでの「ホテルで火照る」シリーズ(ホテルのロビーでのピアノ演奏体験)はこちら

・「センチュリオンホテルグランド赤坂」

【メンバー日記】センチュリオンホテルグランド赤坂 ラウンジピアノ

・「センチュリオンホテルレジデンシャル赤坂 ザ・センチュリオンクラシック赤坂」

【メンバー日記】センチュリオンホテルレジデンシャル赤坂 ザ・センチュリオンクラシック赤坂 ラウンジピアノ

・「センチュリオンホテル&スパ上野駅前 センチュリオンホテル上野」

【メンバー日記】上野のストピ巡り

館内に入ると、暖房がしっかり効いていて、先ほどまでの極寒の屋外とはまるで別世界。身体が一気にほぐれるのを感じました。奥へ進んでいくと、ロビーの一角にヤマハのグランドピアノが設置されています。

このピアノには「思い出ピアノ」という愛称が付けられているそうです。かつてこのホテルの結婚式場で使われていたピアノで、数多くのお祝いの場に寄り添ってきた楽器とのこと。そんな背景を持つピアノを弾けることを嬉しく思いながら、鍵盤に向かいました。

今回演奏したのは、シューベルトのソナタ20番4楽章。久しぶりの演奏でしたが、落ち着いた空間も相まって、自然と音楽に集中することができました。明るさの中に温かみのある音色で、この楽章の曲調によく合っているように感じます。鍵盤の反応も素直で、これまで大切に使われてきた楽器なのだろうということがありありと伝わってきます。

鍵盤に触れるごとに、音は大理石の床によく反響し、ホテルのロビーでありながら、どこかホールで演奏しているような感覚もあります。また、窓の外にはしんしんと雪が降り積もっており、その景色を眺めながら弾けたのは、なかなか得難い体験でした。

この上なく恵まれた環境と楽器で演奏できたことに感謝しつつ、次のピアノへと向かいます。

次は新幹線に乗り、隣の駅である黒部宇奈月温泉駅へ。駅を出るとすぐ目の前にあるのが、観光案内所「黒部市地域観光ギャラリー」です。こちらにもピアノが設置されていると聞き、受付でスタッフの方に声をかけてみると、「どうぞ、弾いていってください」と快く迎えてくださいました。

そして手渡されたのが、小さなホワイトボード。ここに演奏する曲目を書き、ピアノのそばに掲示する仕組みなのだそうです。初めて聴く方にも曲のことを知ってもらえる工夫で、なるほど面白い取り組みだなと感じました。

案内していただいた先は、小さなカフェのような落ち着いた空間。そこにヤマハのグランドピアノが置かれています。ホワイトボードをそっと脇に置き、演奏を始めました。

ここでは、ショパンの舟歌を演奏。演奏を始めると、そばでお茶をしていた数名の方々の視線が自然とこちらに集まります。静かに見守ってくださるような温かい眼差しを感じながら、落ち着いて鍵盤に向かうことができました。

演奏を終えると、皆さんから温かい拍手をいただきました。さらにスタッフの方からは記念品まで頂戴し、思いがけないご厚意に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

素敵な空間で演奏させていただけたことに改めてお礼を伝え、この日のストリートピアノ巡りを終えました。

【今日の飯テロ・酒テロ】
この日の昼食は、富山駅の回転寿司店へ。白えび、ノドグロ、サクラマスなど、富山らしいネタをいただきつつ、美味しい日本酒まで楽しむことができて、最高の一食でした。

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