どうも、T.N.です。今日も元気にストリートピアノ日記を書いていきたいと思います。
※この日記は前回からの続編です。
厳島でのひとときを楽しんだ筆者は、再び広島駅へ戻り、新幹線に乗って県東部の福山市へ向かいました。
福山では、戦後の復興に際して、市民が平和への願いを込めてバラを植えたことをきっかけに、「バラの街」として知られるようになり、駅を降りると、たくさんのバラの植栽が迎えてくれます。
そんな福山駅の目の前にあるのが、ショッピングセンター「アイネスフクヤマ」です。
早速、館内へ入って1階を奥へと進んでいくと、そこには広々とした広場がありました。屋外に面した開放的な空間には、いくつかのテーブルが並べられており、中学生くらいの子どもたちが集まって、おしゃべりを楽しんでいる様子です。
そんな広場の片隅に、1台のアップライトピアノを発見しました。ピアノには色鮮やかなバラのペイントが施されており、見た目にも華やかです。
その姿を見て、筆者も思わず一言。
「あ〜、いいね!すごい!」
ピアノは小さなステージの上に設置されており、数段のステップを上がってピアノの前に立つと、なんだか少し背筋が伸びるような気がします。
今回演奏したのは、ベートーヴェンのソナタ31番1楽章です。鍵盤に触れると、思いのほか豊かな響きが返ってきます。人通りの少ない穏やかな昼下がり、静かな広場にピアノの音がゆっくりと広がっていきます。
普段のストリートピアノとは少し違った緊張感もありましたが、その感覚もまた心地よいものです。落ち着いた雰囲気の中、最後まで気持ちよく演奏することができました。
さて、福山での演奏を終えた筆者は、電車に乗って西隣の街、尾道へ向かいました。尾道といえば、瀬戸内海に面した風情ある港町として知られています。
早速ロープウェイに乗って千光寺山へ登ってみると、そこには素晴らしい景色が広がっていました。
眼下には、斜面に沿って立ち並ぶ家々と尾道の市街地。その向こうには尾道水道が横たわり、さらに瀬戸内海の島々が連なっています。山と海に挟まれた港町ならではの景色で、ずっと眺めていたくなるような場所でした。
帰りは歩いて山を下っていきます。坂道の途中には、昔ながらの家々の間を縫うように細い路地や石段が続いており、どこか懐かしい雰囲気が感じられました。
こうして尾道の街を存分に楽しむことができました。
【今日の飯テロ】
この日の夜は、名物の尾道ラーメンをいただくことにしました。
醤油味のすっきりとしたスープに、背脂のコクが加わり、深みのある味わいです。ちぢれ麺にもスープがよく絡み、最後まで美味しくいただきました。