【メンバー日記】この一年を振り返って

メンバー日記 桜の木が新緑になって、1年の始まりも少しずつ落ち着いてきた今日この頃です。皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。 私は言いますと去年の5月に初めてこのサークルでの練習会に参加してから、まもなく2年目になろうとしています。 そこで、これから加入をご検討される皆さんにこのサークルの雰囲気をご紹介する意味も込めて、加入してからの1年間を振り返っていきたいと思います。そもそも私は学生時代から社会人生活にかけて、バンド音楽でのドラムを趣味としている人間でした。...

【メンバー日記】一年が経ちました。

メンバー日記 月日が経つのは早いもので…この5月で私がこのサークルに入りちょうど1年になります。今回はこの場を借り、この1年間で色々と経験し感じたことを振り返ってみたいと思います。  私がこのサークルに入った理由、...

【メンバー日記】ボレロっぽい映画音楽

メンバー日記 有名すぎるラヴェルのボレロ、オマージュなのかパロディなのか、はたまたパクりなのか意図は色々でしょうが、似たような曲は多くありますよね。映画でもたまに出てきます。というわけで、今回はどの映画音楽が特にボレロっぽいか考えてみました。観たことある映画を思い出してみただけですので、よりボレロなものはあるでしょうけどね(笑)皆さんも探してみてください! 1.真砂の証言の場面のボレロ(『羅生門』より)...

【連載 おゆみの音楽エッセイ7】 久野久(くの ひさ)と私その7

メンバー日記  次に久がザウワー教授のもとを訪れたのは、大正14年も明けて3月に入ってからのことである。ところがそれまであれほど歓喜してザウワーとの出会いをこと細かく人々に書き送った久なのに、この最初のレッスン以降はぱったりとザウワーについて語らなくなってしまった。しかし、ドイツ語のできない久は通訳を同伴していたため、このときのザウワー教授のレッスンの模様は様々に語り伝えられることになった。...

【連載 おゆみの音楽エッセイ6】 久野久(くの ひさ)と私その6

メンバー日記  途中上海に立ち寄ってリサイタルを行い、久がベルリンに到着したのは、7月12日のことだった。久は36歳にして初めてヨーロッパに降り立ったわけになる。  ベルリンでは日本の代理大使が、「日本の最も高名なる女流ピアニスト」を歓迎すべく待機していた。彼女はその公邸の賓客(ひんきゃく)となるのだが、間もなく代理大使たちはこの天才女流芸術家の「奇行」に肝をつぶすことになる。...