【メンバー日記】パプリカ

「男のすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」 土佐日記の冒頭として有名な一節です。「男がするという日記というものを、女の私もしてみようと思ってするのだ」というそのままの意味ですが、日記っぽく唐突な感じが良いですね。 よく知られている話ですが、この文を書いた紀貫之は男性です。土佐日記は教科書に載るくらい文学作品として評価されていますが、この一節だけ切り取れば、ちょっと恥ずかしい黒歴史みたいなものに見えてしまいます(笑)...

【メンバー日記】浜松からこんにちは!

静岡県西部でイベントがあり浜松に来ました。 行きの途中には、観光の定番の「沼津港」へ行き海の幸を堪能致しました! 目的のイベント終了後、浜松へ向かいました。 浜松市内を走行中に「ショパン」と言う名のパン屋があったので寄ってみましたが名前は特に関係ありませんでした。しかしネットで調べた所地元では有名なお店とのことでした。 その後「浜松市楽器博物館」に行き歴代のピアノや世界の楽器を見学しました。こちらは入場料がかかってしまいますが、展示物が多く見応えのある内容です! 浜松駅にもストリートピアノがあり、KAWAI社の「SHIGERU...

【メンバー日記】ピアノの下でスタンバイ

毎日お天気が悪いですね・・・暑いのが苦手な私とはいえさすがに梅雨明けが待ち遠しいです というのも、この時期ウチのピアノの下は塩漬けした梅でいっぱい マンションの我が家では防音室が温度湿度が一番安定しているし、まさにデッドスペースですから(;^_^A...

【メンバー日記】【書評2】蜜蜂と遠雷

先日の夏合宿お疲れ様でした!学生の頃に戻ったかのようでとても楽しかったです!あいにくの雨で花火はできませんでしたが、また別の機会にやりたいですね! 今回は練習会でも度々話題に挙がっていた小説の書評です。気になっていたので読みました。心理描写や音楽に対する表現に共感するところが多く、上下巻でボリュームがあったのですが面白くて一気に読んでしまいました。話題作ですし映画化も控えているのでネタバレしないよう簡単な紹介と感想です。 雑な紹介 タイトル:『蜜蜂と遠雷』 著:恩田陸...

【メンバー日記】音の日記

静かなところで、と書いている先輩がいたので、 乗っかって書いてみます。 窓を開けます。 雨音が少し肌寒い風と一緒に入ってきます。 夏合宿に向かった方々は今ごろ何をしているだろうと、 少しの嫉妬と共に考えます。 雨の音。 濡れた路面を、水を跳ね飛ばしながら走っていくタイヤの音。 ときどき、エンジン音と共にGooo・・・。 ああ、中央分離帯を踏んづけてます。 2回鳴ったから、きっと単車を追い越したのでしょう。 周期的にボタッ・・・バタッ・・・と大きな音。 あれは斜向かいさん家の駐輪場に、屋根から落ちる水音。 大型車が南へ向かう音。...