0

【メンバー日記】アートを楽しむには


東京都美術館で開催中のクリムト展に先日行ってきました。
結構話題になっていてPH会でも行った方が多いと思いますが、有給を使って平日に行ったにもかかわらず、長蛇の列ができていました。

私は決して芸術のセンスがあるタイプではなく、絵を見てもせいぜい「この色の組み合わせが好き」とか「とても上手い」程度の感想しか言えないのですが、美術館独特のお上品な匂いと空気が好きで、気になる企画があればなるべく有給を取って行き、音声ガイドを聞きながらぼんやり鑑賞することにしています。

わざわざ有給を取ってまで嗅ぎに行っている美術館の匂いですが、最近読んだ本で、あれは作品の保護のために温度と湿度を厳密に管理して作られた空気だということを知りました。
私が勝手に芸術家の感性と鑑賞者の教養から醸し出されている香りだと思っていたのは、実は人工的に作られたものだったわけですが、知ったきっかけは原田マハさんの『暗幕のゲルニカ』で、この本を読んで、いかに自分の感性がポンコツなのかを思い知らされました。

昨年の夏にスペイン旅行に行く機会があり、この小説の中で「見たらガツンと衝撃を受ける(うろ覚え)」みたいに書かれていたピカソの『ゲルニカ』を見に行ってみたのですが、実際現物を目の前にしても「写真と同じだね!」という感想で、自分の感受性の乏しさにげんなりしました。ぜひ私も芸術作品を見て、衝撃でその場から動けなくなる経験をしてみたいです。

たぶん感性が鈍いというのは表現力の鈍さにも直結していて、上手な演奏ができるようになるためにはまず芸術に感動できる力が必要なのだと最近感じます。そういえば、昔ピアノの先生に「あなたは他人事みたいに演奏するのよね」と言われたことを思い出しました。

みなさんは一体どのように感性を磨いているのでしょうか…。アートを楽しめる感受性豊かな人間になれるよう、みなさんからヒントをもらいたいです。



by t.n
ピアノ歴:小1~小4、中学~大学2年まで 昨年レッスン再開
好きな作曲家:ショパン、リスト、ドビュッシー(気分によって変わる)
その他の趣味:旅行と映画、読書、賃貸物件情報を見ること

Leave a reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>