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  3. 【メンバー日記】パイプオルガンの調べ♪

こんにちは。Mです。
先月のことになりますが、日経新聞の日曜版にパイプオルガンが特集されており、興味深く拝読しました。
国内に約千台もあるなんて!

春にNHKホールのN響定期演奏会で、レスピーギの交響詩「ローマの松」の演奏にラスト部分でバルコニーのパイプオルガンが登場し、様々な金管楽器と共に華やかなfffが表現され、圧倒されたばかりでした。

子ども達の通った幼稚園の教会にもパイプオルガンがあり、行事などで讃美歌を歌ったり、ハンドベルで共演した懐かしい記憶がありますが、オルガンのみの演奏会は、聴いたことがなかったなと。

タイミングよく、サントリーホールで年に数回開催される、オルガンコンサートを見つけて、早速座席予約し行ってまいりました!30分間のランチタイムコンサートは、なんと、、、無料でした♪

ホールに入場すると、オルガンの奏者の弾く大きな鍵盤部分(コンソール)がステージの真ん中に鎮座していました。あれ?壁面のパイプと離れているの?リモート?パイプはどうやって鳴らすの?と???でしたが、調べてみると、リモコンのように電子信号で遠隔操作であの巨大なパイプたちを鳴らす演奏方法があるのだそうです。
あの大きなパイプは、空気を送り込むことで一本で一つの音が鳴るのですが、サントリーホールのものですと、見えているのはほんの一部で、実に5898本!もあり、長いものは32フィート(約9.754メートル)!にもなるそうです。

プログラムは、「昼下がりのまどろみ〜パリの森にて〜」という題を冠した古典から近代のフランスの4人の作曲家による構成でした。

私はドビュッシーしか知らなかったのですが、100年以上前の作品なのに現代のアシッドジャズのように繰り返されるリズムに新しさや中毒性を感じる曲であったり、繊細な風のきらめきのような曲であったり、大音響で重低音が鳴り響く華やかな曲であったり、全く異なる4つの楽曲は、パイプオルガンの魅力を余すことなく伝えてくれる構成となっていました。
ありがとうございました。

パソコンで音楽をつくり、微調整して好みの音楽をミスなく簡単に鳴らせるこの時代に、熟練の演奏家が巨大な幾千のパイプを操り、ひとりでライブ演奏することの荘厳さと貴重さをかみしめたひとときとなりました。

帰りに、カラヤン広場でおひとりランチを。スパイスとお肉のグリルと焼き菓子を合わせたようなものすごくいい匂いがただよっていたお店〜THE CITY BAKERY BRASSERIE RUBIN 〜さんでいただきました。ベーカリーもやっているため、パンがとても美味しく、お料理は大変おしゃれで楽しめます。(テラス席は、ハトが来るので要注意です。笑)

近隣には東京芸術劇場や、横浜みなとみらいホールなど、パイプオルガンの演奏が楽しめるホールが幾つもあるので、また機会を見つけて聴きに行ってみたいなと思いました。
PH会メンバーのみなさん、おススメのオルガンコンサートがありましたら、ぜひ教えてくださいね♪

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