最近あったことなどを、つらつらと書いてみます。
◆山に行きたい
都会で働く人間なのですが、人一倍都会が苦手です。なので、休日なんかは「街へ繰り出そう！」なんて発想には基本的にはならず、自然の中に行くのがよい。
それで、春～初夏は山の季節！ということで、この５月６月と、大月エリアや奥多摩など何か所か行ってきました。去年から少しずつ登っている「秀麗富獄十二景」も、これで半分ほど制覇しました。特に滝小山と本社ヶ丸は良かった。
山へ来ると、日常の喧騒と仕事のストレスから離れ、綺麗な水と空気と森の香りに触れるだけで魂が浄化されるような気がします。
合宿の八ヶ岳も楽しみじゃ！
◆練習中のピアノ曲
上に書いた滝小山に登った時は、本当に天気も気候も最高だったのですが、そこで木漏れ日に煌めく泉と沢のせせらぎを見たとき、水系の曲を弾きたいと思いました。
そこで帰ってから始めたのがリストの「泉のほとりで」。
綺麗な癒される響きですが、二度の不協和音を沢山使っていて、濁った音を集めてこんなにきれいな響きを作っているんだ！と驚かされます。
リストの中でも、見せびらかす系ではなく、難しい部分も100％表現のための技巧という感じで、名曲なだけあります。綺麗で弾けてくると楽しい。でも、響きの優しさとは裏腹にかなり難しい。コスパ悪い系です。
山の湧き水のような瑞々しさを表現できるようになりたいです。
◆湯あがりにG
それは、夏真っ盛りの長い夕陽が丁度落ちた時分の出来事だった。
私は風呂でゆったりと湯につかった後、火照った体をタオルで拭きながら、広間へと歩いて入った。
暗くなりつつあった部屋の電気を付けると、ふと、対面の白い壁の高い位置に、楕円形の黒い物体が付着しているのが目に入った。
それがあの漆黒の悪魔Gであることは、疑いようもなかった。
私は、一瞬にして戦慄を味わいながらも、奴を凝視した。触角が動いているのがはっきりと見えた。
ものの数秒の間に、あらゆる考えが頭に浮かんだ。奴はどこから侵入したのか。退治するには袋を使うか、掃除機か。
しかし、ピヤノの裏に入り込まれたらば手が出せない。
もしここで取り逃がせば、暫くの間、安眠を享受することはかなわぬであろう。
もはや一時たりとも目を離すことはできぬ。
戦いの火蓋は、既に切られていた。
私は奴を刺激せぬよう、じわりじわりと、慎重に歩を進めていった。
そして間合いに入ったその刹那、半分に折って握っていた濡れたバスタオルで、奴を薙ぎ払うように打ち付けた。
敵はひらりと床の絨毯の上に落ちた。
すかさず私は、躊躇することなくとどめの追撃を与えた！
敵は間もなく沈黙した。
勝利を確信した私は、荒々しい息遣いのまま、全裸のまま仁王立ちをしていた。
かくして、戦いは終わったのであった。
…てなわけで、一人暮らしでGはマジで辛いってぇの！（泣）
◆公衆電話
最近、auの通信回線トラブルがありましたね。
こんなこともあるもんかと思って、当初はあまり気に留めていなかったのですが、その日急におばあちゃんの家に顔を出すことになり。で、行く前にあらかじめ電話を架けようとするも、一向につながらないぞと。
それもそのはず、僕もおばあちゃんもauユーザーなのです。
仕方ないので固定電話に架けようとしても、こっちがauではやっぱりつながらない。
ところで、おばあちゃんはLINEもメールもできない。
最後の手段ってことで、駅の電話ボックスを利用しました。
中学高校の時以来ですよ、公衆電話なんざ。
屋外の電話ボックスだったのですが、真夏の熱気で中がサウナのように暑く、小銭を入れてダイヤルをプッシュしている間にも汗がダラダラ。
20年前は電話するだけでこんなに苦労したものかと、しみじみ思わされました。
ふと横を見ると、隣の電話ボックスにも人が入っている！そして後ろにも人が並んでいる！ みんな通信障害に苦しめられているのね。
令和の時代になかなか無い光景を見ました。
◆七夕
毎年のように7月7日の夜は、空を見ても曇っていて、星が全然見えないのが東京。時期的に普通は梅雨明け前ですから。
しかし、今年は珍しく晴れました。仕事帰りに東の空を見ると、少し雲は残るものの、こと座のベガとわし座のアルタイルが燦然と輝いているではありませんか。そうそう、織姫と彦星です。さすがは１等星、東京の空でもちゃんと見える。
七夕の夜にこの星を見たのは初めてかもしれません。まあ、夏の晴れてる日には四六時中見えているので、別に珍しい星ってわけでもないですがね。
ちなみに、はくちょう座のデネブを加えてできた三角形が、いわゆる夏の大三角です。
たまには夜空を見上げるのも楽しいものです。
合宿の八ヶ岳では星空が見えるかなー。
今回はこんな感じで。
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ピアノ歴：幼少期、中2～ほぼ独学。
好きな作曲家：フランツ・リスト
ピアノ以外の趣味：立体回転パズル攻略（ルービックキューブ等）、魚料理、読書、アウトドア
ひとこと：Ｇに情けはかけません。悪・即・斬！
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