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【メンバー日記】日記のすゝめ


このサークルには日記という素敵な文化があります。

サークルのメンバーが自由に、好きな時に、思い思いの題材で文章を公開できるもので、それに対してこれまたいろんなメンバーがコメントできるようになっています。このコメントも書く人によって観点が異なるので一度で二度おいしいコンテンツだと個人的に思っています。

僕は本とか人の書いた文章を読むのが大好きで、日記が投稿されたらほぼ読むようにして他の人が書いたコメントも全部読むのですが、人によって書く題材や視点が多様で毎回その人のこと見る印象がガラッと変わるような経験をしています。この人普段おとなしいのにこんな熱い文章書くのかとか、会話は普通なのに言葉回しがすごくうまかったりとか、この人こんな趣味持ってるのかとか、文章でしか伝えられない個性がビシビシと伝わってきてピアノを聞くのとは違う意味で刺激になっていたりします。

そんな日記ですが投稿数が一気に増えるのが演奏会の時期です。
演奏会に出演した人が演奏した曲を熱く語り、それに対して他のメンバーが感想をコメントに残すのですが、僕のようにクラシックに疎い人間は演奏だけ聴いても感性と語彙力の欠如から正直なところ「すぎょい・・・」という感想くらいしか出てきません。
でも演奏者が日記に曲のことを溢れんばかりに熱い思いで書きなぐり、それに対してサークルの猛者が溢れちゃった感性をフル動員して書いた感想を読むと「あ、こういう観点で聞くといいのか」とか、素人ながらその曲の楽しみ方や聴き方が分かる気がしてすごく勉強になります。

長く活動を共にしているメンバー相手でさえこういう新たな発見や知見が転がっている日記ですが、新規メンバーが書いた日記などはその楽しさが倍プッシュされます。新規メンバー向けには「ピアノバトン」といういろんな質問項目があってそれに答える形式の日記が用意されていますが質問によって書いた人の人柄がほんのり伝わってくるのがたまらんです(個人的に好きな質問は最後にある「実は〇〇です」という質問。意外性が凝縮された回答がくるのが好き)

日記を書くのって、それなりの時間を使うのである意味大変な面もあったりするのですが、逆にそうまでして発信されたものが面白くないはずもなく、毎回読むたびに新たな発見があるのでもっといろんな人の日記読んでみたいなぁと思う今日この頃でした。

by R.O

ピアノ歴:小学生6年間、現在~
好きな作曲家:久石譲 ドビュッシー ラヴェル
その他の趣味:日本史、書道、読書、旅行、ゴジラ映画を見ること、銭湯←New!!

いつかクラシックを熱く語る日記を書けるようになるのが密かな目標


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