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【メンバー日記】映画が好き

週末の夜に、家でのんびり映画を観るのが好きです。スウェットに着替えて、テキトーなご飯と食後のコーヒーをお供に、観ます。深く考えたくないときは、ミュージカル映画。今日は好きなミュージカル映画について、赴くままに書きます。結果、長文になっちゃったので途中で止めてください(笑)

私は子供の頃、ミュージカルというと、宝塚とか「CATS」みたいな濃いメイクと独特の発声法をイメージし、受け入れ難く思っていました(ごめんなさい)。でも、大人になって舞台や映画をたくさん観るにつれ、楽しみやすい作品がたくさん存在することを知りました。

近年の映画話題作にも歌推しは多いですね。「レ・ミゼラブル」は原作制覇するほどハマりましたし、「La La Land」はライアン・ゴスリングスのCity of Startsが痺れますね。最近ではディズニー実写の「美女と野獣」「アラジン」「ライオンキング」。私はミーハーなので、この辺りは映画館で観たい派です。

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今度「アナと雪の女王2」が公開しますが、「Let it go」で有名なイディナ・メンゼルは、ブロードウェイ出身です(海外一人旅を次に決行するときは、行先は絶対、NYブロードウェイ!)。メンゼルの代表作は「RENT」で、映画版(2005)にも出演しています。「RENT」は1990年頃のNYが舞台ですが、プッチーニのオペラ「La Bohème」を元に作成されたらしいです。このオペラ観たことないけど。

1番有名な曲は「Seasons of Love」。コーヒー飲んだ回数とか、愛の数とかで、1年間をカウントする歌です。詩的。ジェシー・マーティン、トレイシー・トムズっていう黒人系の2人の声がすごく良いんです。たまにゴスペルとかをちらっと聴いても思うけど、声に厚みのある人が多い人種なのかな。「La vie Boheme」は夜に部屋で聴くと、布団の上で飛び跳ねたくなる曲です(Official Trailer : https://vps.pia-no.com/etc/s/?x=91040972)。

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NYが舞台で最強の作品は「West Side Story(1961)」。私はシェイクスピア作品が好きなのですが、これはロミオとジュリエットが原作です。最近シェイクスピアは新解釈での上演が増えていますが、演出によって良し悪しあります。West Side Storyは家同士の争いを人種間争いに置き換えた点で、解釈がうまいなと(真面目)。因みに、あのライオンキングは、ライオン版ハムレットだと言って企画を通したらしいです(「アフリカ版バンビなんか売れない」と一時却下された後で)。まぁ確かにおじさんが悪役だけど、なかなか、無理がありますね。

West Side Storyの音楽はバーンスタイン。「Prologue」( https://vps.pia-no.com/etc/s/?x=91041211 (3:30当たりが有名))は、有名な、脚上げて踊るやつ。「Tonight」(https://vps.pia-no.com/etc/s/?x=91041501)も綺麗だけど、映画ではジョージ・チャキリスとリタ・モレノのカップルが最高にかっこいいです。1本観終ったら確実に惚れます(正直、チャキリスが出ない映画後半は個人的に退屈)。だから、2人がメインで踊る、自由の国感を全面に押し出した「America」(https://vps.pia-no.com/etc/s/?x=91041621)は週に3回くらい聴きます。

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アメリカのミュージカル映画黄金時代は、もっと昔の1950年代。筆頭俳優はジーン・ケリーで、「俺ダンスうまいだろ」感が強めな奴ですが、実際観ていて楽しいからOKです。ガーシュウィンの楽曲で有名な「巴里のアメリカ人(1951)」や「雨に唄えば(1952)」(Singing in the Rain : https://vps.pia-no.com/etc/s/?x=91042381)が代表作で、どちらもザ・昔のミュージカルって感じで良いです。

ケリーと肩を並べるのがフレッド・アステアで、超絶技巧かつ上品なところがケリーより好みです。男に生まれたら、こんなおじさんになりたい。「Royal Wedding(1951)」のYou’re All The World To Meという曲では、CGのない時代に、天井や壁の上を踊る演出方法を考えた、頭の良い人です。アナログな時代のトリック撮影って、観ていて面白いですよね。彼のお相手として有名な、ジンジャー・ロジャースの美脚に驚きます(That’s Dancing : https://vps.pia-no.com/etc/s/?x=91043185)。

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知名度はケリー、アステアに続いて3番手なのですが、超面白くて、超運動神経よくて、超かわいくて、超ダンスがうまいのが、ドナルド・オコナー(↑)です。私はお皿洗いをしたくない時、いつも元気を出すために彼の動画を観ます(I Love Melvin(1953) : https://vps.pia-no.com/etc/s/?x=91247372)。最も彼が可愛いのは名曲揃いの「Call Me Madam(1953)」です。White Christmasで有名なアーヴィング・バーリンが音楽担当です。

オコナーは「雨に唄えば」でも準主演です、コズモという役です(Amazon Primeで今無料ですよ!!)。スタンリー・ドーネン監督をしてミュージカル映画至上最高のダンスナンバーと言わしめた「Moses Supposes」では、冒頭での彼の”顔の筋肉の柔らかさ”に吹きます。個人的お気に入りは「Make ‘em Laugh」。オコナーが、痣だらけになりながら、全力で笑わせてくれます。

お家映画の後は、いつも、見終わった後のわくわくの行き場に困ります。念のため言っておくと、ミュージカル映画以外も色々観るので、映画好きな人、ぜひお声がけを。今から「戦場のピアニスト」を観ます。

y.o. ピアノは高3まで。最近聴くクラシックは比較的ラフマニノフが多い。少し古い映画、本、漫画が広めに浅く好き。今は昔の映画のOfficial Movie Clipがたくさん気軽に観られるから、現代に生まれて良かったと思う。


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