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【メンバー日記】Londonのピアノについて


8月下旬から約1ヶ月間ロンドンへ英語の短期留学に来ております。こちらでは語学学校に通いながら世界中の学生達と共に英語を学んでおります。他の国の学生と授業を受けていて日本の英語教育の素晴らしさと、乏しさの両方に気づきました。学校の先生も似たようなことを言っておりましたが、もし話すことを除くなら日本人の英語力は世界でも高い方ではないかと感じております。
また生活面では日本の素晴らしさと、海外の方からみた東京のイメージが良くわかりました(^^;;
ロンドンは最高気温は20度に届かない日もあり、また最低気温は10度前後と日本と比べてとても寒いです。僕自身は8月末からヒートテックが欠かせません。最近朝方は外にでると吐く息が白いです。

平日は学校の授業がありますが調整すれば時間も作れるため、合間にロンドン市内を観光しております。先日学校から歩いて5分の所に「大英図書館」という国立の大きな大きな図書館があります。たまーに暇な時はにこちらへ来て英文法を勉強しております。こちらには「展示コーナー」の部屋があり興味本位で入ってみた所、ショパンの「舟歌」やハイドンの「ハレルヤ」やバッハ、モーツァルト、ドビュッシー、エルガー等のクラシック音楽家とThe Beatlesの直筆譜が展示されておりました。音楽家によって書き方や楽譜の大きさ、筆圧も違い様々です。写真を撮りたい所ですが、展示物は撮影禁止のため撮れず。

学校の最寄り駅から600m歩くとキングズクロス駅という大きい駅があります。こちらはハリーポッターの9と3/4番線の舞台になった駅です。この駅は多くの地下鉄路線が走っているため乗り換えでよく利用するのですが、そこにYAMAHAのストリートピアノがありました。状態があまりよくないですが、たまに「子犬のワルツ」等弾いてる人がいます。

キングズクロスと駅と直結してセントパンクラス駅というユーロスター(ロンドン⇄パリ・ブリュッセル・アムステルダム)の発着駅があります。いつか乗ってみたいという夢があるので、行ってみるとピアノの音が聴こえROGERS?のストリートピアノがありました。こちらの黒人の方の弾くショパンのノクターン20番は見ためと違い優しく、滑らかでびっくりしました。その後はQueenの「ボヘミアンラプソディー」
後日学校の帰りに寄ってみると、oasis の「Don’t look back in anger」が!この曲はイギリスのテロの追悼でも使用された曲で、世界中で有名な曲です。ピアノの演奏中に自然と周りで合唱が始まりました。僕もこの曲は大好きで数少ない英語で歌うとこができる曲のため一緒に歌いましたが、本当に楽しい時間でした!

別の日にロンドン市内のピカデリーサーカス駅近辺にあるデパートに行くと、館内のBGMのような形でピアニストの方が演奏されてました。一つの曲が終わった時に僕が、彼にショパンの「雨だれ」をリクエストすると、彼は快く引き受けてくれました。彼の演奏は、軽い鍵盤のタッチで曲の雰囲気を少し明るい感じに弾かれてて、今まで色々な方のこの曲を聴きましたが彼の演奏が1番明るい感じの印象でした。演奏が終わりお礼の挨拶と僕が日本人であることを彼に伝えると、彼は「日本人なら絶対に知っている曲があるから是非聴いて」ともう1曲弾いてくれました。それは映画「君の名は」で使われていたRADWIMPSの「スパークル」でした。まさかこの場所でJ-POPのピアノが聴けるとは思っていなかったのでビックリしたのと同時に感無量でした!
演奏が終わり、彼と話したところ彼は以前日本に何度か来たことがあり日本の人・文化・景色・食べ物にとても感銘を受け、日本が好きになったとのことでした。この曲も映画を観て知り好きになったとのことです。彼からカードを頂いたので後日メールを送り、もし日本に来る機会があったら教えて下さいとお願いしました。

ネットでロンドン市内のピアノスタジオを調べると1件だけ見つかりました。こちらはKAWAI、BECHSTEIN、Hoffmannの3社を扱っております。アップライトで1時間£9(約1,260円)で借りられました。
こちらにいる間は毎日ピアノに触れることはできませんが、週の何日かはこちらへ来て練習はしようと思います。
ところで、実は初めてこちらへ行った時に自分のvocabularyの少なさとlistening力のなさでスタッフの方から何度も登録方法を言われても理解できませんでした。あまりの自分のできなさにスタッフの方が困り果て「英語の苦手な日本人が来たから手伝って」と別のスタッフへ応援を呼び、2人がかりで僕へ何度も何度も同じことを繰り返し説明してくれ、また僕が知らない単語は例えやジェスチャー使って説明してくれました。そのおかげでどうにか僕が理解でき登録ができました。
後日、次の予約をする時にそのスタッフの方がと話す機会がありました。僕は出身を聞かれたので日本である事を伝えると、彼は以前に浜松、東京、京都と行ったことがあり、以前デパートで会ったピアニストと同じ意見で日本について、べた褒めされました。お返しに僕もロンドンにも人、文化、景色、ピアノ等素晴らしいものがあると本心で思っているので伝えておきました!(笑)
このスタジオはセルフでコーヒー、紅茶、ハーブティが自由に飲めるのがありがたいです。スタッフの方に聞いたところ、予約前の時間帯が空いていれば「静かに、こっそり」とスタジオへ入れば30分前から使用してよいのでとても助かってます!
余談ですがそのスタッフの方、以前サッカー日本代表の監督されてたトルシエに少し似てます(笑)

ここから英語の話に戻りますが、日本に帰国してからも英語の勉強は続ける予定です。日本の英語教育は大半がアメリカ英語です。イギリス英語の何かオススメの本がありましたら教えて下さい!
こちらに2週間以上いて、少し耳が慣れました。実は20才前後の時に大手英会話スクールへ3年近く通っておりました。そこでは通じる単語が、現地では通じないことが多々あります。改めて発音の大事さと同時に難しさに気づきました。決して安くはないお金を払って、英会話スクールへ通っても限界があります。
日本にいても外国人と英語が話せる機会がありましたら教えてください。


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