ちょっと前ですが、久しぶりに3時間くらい電車に乗って、暇つぶしに本を読もうと思ったらリュックの中に
『超伝導の基礎』
という、一体なんで買ったかわからない本しかないという窮地に陥ったので、諦めてスマホの過去の写真を漁って郷愁に耽ろうと思い立ちました。
パラパラ見ていると面白いもので、その時の記憶が呼び覚まされて懐かしい気持ちになります。
そこで、
「あ、もう一回、ここ行ってみたいな」
というか所がいくつかあったので、その時の思い出と共に紹介したいと思います。
まずは
「ルーブル美術館」
です!!!
ミュゼ・ドゥ・ルーヴル!
物凄いベタなので、行ったことがある方も多いでしょう。
あ、ちなみに、一人で行きました←
★最初に行こうと思ったきっかけ
当時、ダン・ブラウンの小説にハマっていて、かの有名な『ダ・ヴィンチ・コード』に触発されて「行きたいな」と思ったという覚えがあります。
なんかすごく健全ですね。
★ホテル出発〜到着まで
フランス着いた次の日に行ったので、当日は完全に時差ぼけで早く起き過ぎました。一人旅だったので、起きてても暇なのとフランスの地下鉄初めてで不安だったのとで、取り敢えず早めにホテルを出ました。
地下鉄は大したことなかったのですが、美術館近辺のセキュリティが厳しくて、嫌と言うほど金属検知器を当てられました。勝手がわからなくて、「freeze!」って何回も言われました笑
ちなみにフランスの地下鉄ですが、日本の通勤ラッシュ並みに混んでました。日本の方が殺伐としてて、雰囲気悪いくらいです。
、、、
到着すると、逆さピラミッドがまず目につきます。
「これか〜」って言う感覚でした。ああ、私、フランス来たんだな、みたいな。
★展示品の数々
開館直後に入ったので、モナリザを至近距離で見れました。
「ちっちゃいなぁ」と言う印象でしたね。正直、モナリザの周りの絵とかの方が大きいし迫力はあったように気がしています。
他にも、教科書でお馴染みの太陽王ルイ14世とか、ピアノなのかチェンバロなのか分からない何かとか、色々ありました。
美術品もスケールが違うのですが、それと同じくらい、建物が雰囲気出し過ぎてて凄いです。
「建物と合わせて、一つの芸術品なんだな」
と感じたのは覚えてます。
★当時の感想
教科書で見たものが目の前に当たり前のように展示されていて、圧倒はされたのですが、それと同時にまず思ったのは
「これを十分楽しめるだけの教養が、私には無いな」
ということでした。
“当たり前のように”展示品がポンポン置いてあって、写真とか全然オッケーで、すごく間近なんですよね。
日本とフランスとでは、文化というか、芸術品とか遺産に対しての考え方が違うんだな、とも強烈に思いました。
どちらが良いとか悪いとかではなくて、「全然違うな」という感じです。
★もう一度行きたい!その心は?
ルーブルに行く前までは絵画とか全然興味がなかったのですが、流石にあの建物の中に、あのスケールのなんか凄そうな物が大量にあると、
「実はなんかすごいんじゃないか?」
と思わせられました。
どれくらい思ったかと言うと、帰国してからすぐ世界史の勉強を始めちゃうくらいには思いました。
一年くらいかけて世界史を勉強し直した結果、まあ色々思うところはあるのですが、取り敢えずですね、
後悔しました。
もったいなかったなー本当に。
よく修学旅行とかで
「勉強してから観光しましょうね」
とか言われるじゃないですか?
正直言って、小中学生くらいの時は修学旅行って、
「お寺行ってみたいな」
なんかよりも遥かに
「夜、先生にバレないように何して遊ぼうか」
の方に知恵を巡らせていたので、勉強したところでお寺見ても大した感動はなかった訳です。
歳をとったのか何なのかわからないですが、ルーブルに行って遂に、「あの時先生に言われたのは、そういうことだったんだ!」と気付けましたね。
ぼくもおっさんになったなぁ
……
という訳で、ルーブル行きたいな、っていう話でした。
ま、世界史とか勉強するとルーブルに限らずとりあえずいろんなところ行きたくなっちゃんうんですけど←
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by S.I
ピアノ歴:小4〜高2、大学卒業〜現在
好きな作曲家:レフレール
ピアノ以外の趣味:リキュール作り、お菓子作り、お笑いの研究
ひとこと:フランス行ってパン派になりそうになりました。モノプリ最高!