春定演が近づいてきましたね。
皆さん練習が捗っている頃でしょうか?
社会人になってから年々ピアノの練習時間が少なくなっていますが、発表会があるとモチベーションが上がってなんとか続いているこの頃です。
さて、題名のLですが何のことかと言うと、作曲家の頭文字です。
今年はマイナーな(?)作曲家の曲を弾けたらな〜と考えています。
今練習しているのがリャードフ(Lyadov)という作曲家ですが、皆さんご存知でしょうか?
リャードフ(1855年-1914年)はロシアで生まれた作曲家で、音楽院時代は熊蜂の飛行で有名なリムスキーコルサコフに師事。その後1878年からペテルブルク音楽院で教鞭を執り、門下にはプロコフィエフなどがいたそうです。
リャードフのいたこの頃は有名作曲家が沢山誕生した時期ですが、特に有名どころを調べてみたところ、
リムスキーコルサコフ(1844-1908)
チャイコフスキー(1840-1893)
ラフマニノフ (1873-1943)
プロコフィエフ (1891-1953)
スクリャービン(1872-1915)
みたいなので、この頃に生まれて生演奏を聴けていたらとても贅沢ですね。笑
そのリャードフの舟歌を練習中ですが、舟歌といえばショパンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
これが偶然なのかリスペクトなのか分かりませんが、ショパンもリャードフも嬰へ長調で書かれています。水とかのイメージに合うのかもしれないですね。
リャードフの解説を見ると“繊細”という言葉がよく見られるのですが、小曲が多く穏やかで細密な曲が多いイメージなので、癒されたい人にはお勧めです。
ということで今弾いている作曲家と曲の紹介でした〜。
春定演で聴ける皆さんの演奏を楽しみにしてます。