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【メンバー日記】読書好きなピアノ弾きさんへ

毎日尋常ではない暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
こんな日は、涼しい室内でピアノを弾いて楽しむのが良いかもしれません。あるいは、読書も良いですね。

私は本が好きですが、当サークルにも、読書好きな方がちらほらいらっしゃるようで、仲間だな〜と密かに嬉しく思っています。

当サークルで人気があるピアノ・音楽関連の小説は、『蜜蜂と遠雷』がダントツで、その後に『羊と鋼の森』、『さよならドビュッシー』と続いているように思いますが(※私調べ)、他にも面白い音楽小説は色々あるなと思い、自分が知っているものをリストアップしてみました。

以下のほかにも、おすすめの音楽小説がありましたら、ぜひ教えてください^ ^
本の紹介コメントは、ネタバレなしにしたつもりです。

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【有名どころだけど、やっぱり面白かった本】

*『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒・著
チェロ好きな方におすすめです!

*『岬洋介シリーズ(書籍「さよならドビュッシー」の続編)』中山七里・著
岬洋介みたいなピアニスト、現実にはいないけど、いいですよね〜。たくさんあるので、シリーズ名の紹介としました。
【追記】一応書籍名も載せると、『おやすみラフマニノフ』『いつまでもショパン』『どこかでベートーヴェン』『もういちどベートーヴェン』『合唱 岬洋介の帰還』『おわかれはモーツァルト』『いまこそガーシュウィン』です。続編が楽しみ。

*『マチネの終わりに』平野啓一郎・著
映画でも有名ですが、いいですよね〜。

【若干マイナーかもしれないけど面白かった本】

*『シューマンの指』奥泉光・著
装丁がピアノの鍵盤なところが良いです♡
シューマンの曲について詳しく語られていて、私は理解が追いつかなくなりましたが、そこがまた楽しい。シューマンやクラシック大好きな人に読んでもらいたい本です(そして感想を聞きたい)。ミステリー小説ですが、この本の結末を推理するのは諦めて良いと思います。

*『ピアノ・レッスン』林巧・著
ドビュッシーの曲が出てきて、ドビュッシー好きにとっては嬉しい本。ホラー小説に分類されていますが、全然怖くないです。

*『祝祭と予感』恩田陸・著
『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編小説集ですが、世の中であまり話題にならなかった気がして、ファンの方が読みそびれていないか心配です……。そんなわけないですかね?笑
この本で風間塵の家族のことが明らかになって良かったです。

【もしかすると高校生向けかもしれないけど、大人でも楽しめる本】

*『風を彩る怪物』逸木裕・著
パイプオルガンやフルート好きな方はぜひどうぞ♩クラシックの曲が色々出てきます。ちなみに2023年度の山形県 ・埼玉県 ・千葉県の県立高校の国語の入試問題に出題された小説です。試験が楽しくなっちゃいますね〜

*『廉太郎ノオト』谷津矢車・著
滝廉太郎の伝記的小説です。滝廉太郎の人生にはどんな意味があったのか……最後泣くでしょう、これは!と思ったのは私だけ?過去に読書感想文コンクール高校生の部の課題図書にもなっています。

以上です。
ピアノはもちろん、読書好きな方、ぜひ一緒にお話ししましょう!

ではこの辺で。
Y.Y.


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