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【メンバー日記】ピアノの想い出(その10)


2018年2Aの練習会に参加して、「パガニーニの主題による狂詩曲第18変奏」を弾きました。一旦は忘れていたのですが、今回のために改めて暗譜しなおしました。原曲はピアノ協奏曲なので、ソロ用に編曲されたものです。そのためもあってか、ユーチューブで手本にできる演奏はあまり多くありません。原曲中で唯一のピアノ独奏となる第18変奏冒頭部はそのままで問題ないのですが、ヴァイオリンが主役となって旋律を奏でる部分をピアノだけで肩代わりするには少々無理があるようで、これで好しと確信できるパターンがなかなかつかめそうにありません。それでもこれは、私の「終生の10曲」の内の一つです。

何回か前の「想い出」に記しましたが、この曲に初めて接したのは、私が何歳の折りであったか、遠い昔の「希望音楽会」という番組においてでした。毎日曜日の朝、ラジオから流れる番組のテーマ曲を、そのタイトル名を知らないままにも懐かしい旋律と心覚えて親しんできた曲が、その後、音楽とは限らず、私が生きていく中の様々な場面で抱く希望や夢といった幾多の想い、そうですね、「憧れ」という言葉がもっともピッタリとくる想いを象徴するものとなりました。そうした「憧れ」の多くは、結局は、手に届かないままとなり果てましたが、届くことのなかった多くの想いの中で、この曲を手にすることだけは、ようやくにして果たし得た、というわけです。

【メンバー日記】ピアノのご縁


グレード試験での楽曲演奏の点数がなかなか上がらないし、
ショパンの葬送ソナタが仕上がらないということもあり、
ン十年ぶりにレッスンを受けてみようと思い立ち、

東京音大でやっている社会人対象の個人レッスンに申し込んでみました↓
http://www.tokyo-ondai.ac.jp/society_lecture/piano.html

今日、担当して下さる先生から連絡があったのですが、その方はなんと、
私が北海道で18才まで師事していた同じ先生に師事していたそうです!!

申し込み時に音楽歴と今までついた先生の名前を書く欄があったので、
そこを見て私のレッスンを引き受けて下さったのでしょう
先生のご実家も私の実家ととても近くて、
一歩間違えば同じ小中学校出身という感じです

なんというご縁でしょうね。驚きと喜びでいっぱい(^^♪

PH会で偶然再会した連弾相手(偶然夫と同じ会社に勤める)の彼女。
私の弟と1才違いで、弟と同じ高校出身のメンバーさん。
そして今回レッスンをして下さる東京音大の先生。

素敵なピアノのご縁。大切にしたいな

レッスンも頑張るぞ~~楽しみ(^^)/

By C.S

【メンバー日記】新しい家族


昨秋に引き続き素敵な発表会でした。
演奏された皆様、運営・スタッフに携わった皆様、本当にお疲れ様でした。
私自身はと言うと、今回初めてステージに立ってみての感想は、、
・普段うまく弾けない箇所(苦手意識がある箇所)はますます弾けなくなる。
・普段絶対に間違えない箇所も派手に間違えてしまう。
・結果として全体がボロボロになってしまう。
等々実力不足を改めて痛感しました。
客席にいた妻曰く「慌て過ぎ〜落着きがない!」とのご指摘。
私は心中「簡単に落着ければ苦労しねーよ」と呟きつつも素直に拝聴…今後の課題とします。

さて本題ですが、、
昨年11月に家族と愛犬(シュナウザー♂)を連れての軽井沢旅行のことを日記に書かせて頂きましたが、それから1ヶ月後のこと、その愛犬は静かに天国へ旅立って行きました。軽井沢旅行は最後の思い出となってしまいました。
13歳10ヶ月、老犬ゆえ体力も徐々に落ちてきていたので、もう先は長くはないかもと覚悟はしていましたが、いざいなくなってしまうと家の中はシーンと静まりかえり、時間が止まってしまったかのよう。
でも皆が悲しんでばかりいては、天国の彼もきっと心配してしまうことでしょう。なのでたくさんの幸せと思い出を残してくれた彼には心の中でいつも「ありがとう!」を言い続けています。

四十九日も終わった頃、まだ寂しさもあってか「また犬を飼ってみようか」という話が家族の間で持ち上がりました。犬種もプードル、シーズー等々色々な希望が出ましたが、私としてはやはりシュナウザー以外考えられず、家族の賛成も得られたのでシュナウザーに決定。
ネットで調べてみると、世田谷のブリーダーさんのところで生後2ヶ月ちょっとの♂が紹介されていて、顔も私の好みのタイプでした。
早速見学を申し込んでご対面となりましたが、実物は写真よりもさらに愛らしく即座に決定してしまい、翌日には我が家に連れて帰ることになってしまいました。
この仔とは、きっと縁あっての出会いだったのだと信じています。

名前は娘の発案で「ダン」と名付けました(特に深い意味はありません)。ブリーダーさんのところでは女の子のように大人しかったのですが、家にやってきて慣れてくると、そのやんちゃぶりを思う存分発揮、走り回ってはあちこち囓り、色々なものを持って行ってしまい我々家族は完全に振り回されています。
考えてみれば、仔犬を育てるのは約14年振りなので、しつけのやり方なんてほぼ忘れています。まあだんだんと思い出すとは思っていますが…今は伸び伸びと大らかに育ってくれることを願うばかりです。

我が家にやってきた日

ぬいぐるみと格闘中

【メンバー日記】ピアノってスケートみたいだ


卒コンお疲れ様でした!
PH会入って初めての発表会、どころか物心ついてから初めての発表会!
めちゃめちゃ緊張しました・・・。
そして、フィリアも新宿もアマチュアと思えないほどのクオリティの高さ・・・。
こんな素敵な発表会に参加できる機会をいただきありがとうございました!

ところで
発表会で人の演奏を聴きながら、ピアノの発表もまるでフィギュアスケートみたいだなぁーと思いました。
曲に対してどんな表現を加えるかは自分次第。
緩急をつけ強弱をつけどのように踊るか演奏するかは自分次第。
難しいのは、「ここは水のせせらぎを表現してるんだぜ!」と演奏しても、聞き手が本当に聞こえるかは分からないということ。
演奏者の表現が、そのまんま伝わるとは限らないというのが、音楽の難しさだなぁーと感じました。

僕は吹奏楽も好きで、一時期めちゃめちゃはまっていました。
好きな楽器はフルートとホルンです。
すこしニッチですが、交響的詩曲「走れメロス」は、情景の描写を楽器で巧みに表現した作品の一つです。
しかしピアノは、たった一つの楽器でたったいくつかの音程で物語を表現する必要があります。
そこがまたピアノの難しさであり、奥深さなんだなぁと思いました。

今回、雪桜という曲を演奏させていただきました、黒うさの千本桜、いきものがかりのyell、ピアノジャックの台風を組み合わせた曲です。
桜がテーマの千本桜をベースに、他の二曲を加えることで、吹雪にも負けない桜の力強さと、暖かい春を孤独にひたすら待つ物悲しさとを表現しようと試みました。
少しでも何か伝わっていれば幸いですが、他の人の演奏を聞いて、やはり自分には表現力が足らない、いろいろな技術が足らないんだなぁと感じました。

今の僕の表現力では、皆さまを暗闇のどん底に落としたり、星に願いをたくしたりすることはできないなーと。

ということでクラシックを練習してみようとおもいました。
今はショパンのワルツとドビュッシーのアラベスク練習してみています。
クラシックをやってこなかった身としては拒絶反応が凄まじいのですが、無理のない程度に練習していきたいと思います。

みんなみたいにかっこよく!きれいに!弾きたい!!
をモチベに、がんばります。

by むー

【メンバー日記】2017年度卒コン終了!


先日の日曜日をもって、
2017年度春の発表会が無事終了しました!

実行委員の皆さま、
演奏&スタッフをこなして下さった参加者の皆さま、
お疲れさまでした!
とても良い発表会になったと思います
フィリアと新宿では雰囲気も違いそれぞれ堪能させて頂きました

今年度の運営として皆さまからそれぞれメッセージを頂き、
とても嬉しかったです。ありがとうございました
準備して下さった代表と理事の方にも感謝申し上げます

続々と皆さまのところに演奏映像が届いていることと思います
撮影スタッフのご尽力にも感謝します

やはりピアノサークルの醍醐味は発表会ですね!
演奏者各人のドラマを会場の全員で共有する楽しみがありますし、
ピアノに対する姿勢や情熱に沢山の刺激を受けます

私自身の演奏は最近停滞気味なのですが、
また気力を振り絞って、階段を一段でも上るべく努力したいと思います~~

★★★

ところで今朝、自分の演奏映像を見ましたが・・・
ソロも連弾も自分で思っていたより指がハズれてましたね

横で朝食を取りながら聴いていた息子がイチイチ、
あ、よろけたっ、とか、あ、ハズしたっ、とか突っ込んでくれて、
しまいには「いやあピアノって難しいねえ!」と、のたまわりましたよ
まあ散々彼のピアノに厳しくしてきた母としては自業自得ですが・笑

それでも、私のソロを聴いて、
これ定番じゃん。バッハやっぱりいいねえ!と言っていたので、
これからインベンション、本気で取り掛かるかも?

By C.S

【メンバー日記】終演!〜春の発表会〜


 皆さん、2.3@フィリアホール、2.18@新宿文化センター、お疲れ様でした!(^^)
 非常にハイレベルな演奏も多かった一方、「途中まで弾きます」という方もいて、非常に素晴らしい演奏会になったと思います。
 私は演奏のクオリティより、「どんな気持ちで弾いているのか」、「どんな人なのか」、「どんな演奏をしたいのか」ということばかり気になるので、皆さんの思い入れのある演奏が聴けて良かったです(^^)とても楽しませて頂きました。

 さて、本日私が弾いた「パガニーニによる超絶技巧練習曲第3番”La campanella”」と「Mazappa s.138」についてです。
 演奏内容よりも、朝の髪のセットがうまくいったこと、ネクタイが綺麗に結べた(メロヴィンジアンノット)こと、冒頭で笑いを誘えたことに非常に満足してしまいました(笑)
 カンパネラは実はまだ完成しておらず、挑戦のキッカケとして演奏させていただきました。クオリティ云々より、一曲スムーズに弾けることを目的としていましたが、それどころか、途中で止まってしまいました。(鼻水が…(笑))
 マゼッパですが、はじめのサビからいきなり音を飛ばしてしまい、ヤバイな…と。そこからはなんとかしばらく立て直し、一番綺麗に弾きたかったところはしっかり弾けた気がします。合計で3カ所ほど弾き直しをしてしまって、少し残念な結果となりましたが、最後の方は弾きたいように弾けたので、素直に嬉しく思います(^^)

 演奏至難(不能との記載も)な曲への挑戦は、非常に良い機会となりました。おそらくもうこんな挑戦はできませんね。
 今回の2曲に加え、皆さんがよく知っている方の2曲も精度を上げ、練習会で「カンパネラとマゼッパ、どちらの聴き比べがしたいですか?(^^)」と尋ねるのが目標なので、もうしばらく練習を重ねます。

 ここに正直に練習期間を書きます。
カンパネラ:今年の1月上旬から譜読みスタート
マゼッパ:昨年11月上旬から譜読みスタート
…そりゃまだうまく弾けないわ(笑)

ともあれ、非常に充実した発表会となりました。
皆さんが楽しそうに参加している様子は、私個人としても、管理人としてでも非常に嬉しく思います。
これからもぜひ、イベントや練習会に積極的に参加していただき、皆でサークルを作り、皆で楽しみましょう!
これからもよろしくお願いします(^^)

【メンバー日記】ピアノを運んでみた – (その4)


フィリアでの発表会から早くも一週間以上がたちましたが、、本当にすばらしい発表会でしたね。
結構な長丁場でしたが、何と言うか、本当に美しく密度の濃い時間でした。

新宿の方も期待しています!
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ポータブルピアノの方もいよいよ大詰めです。

(6) 実際に運んでみた

前回の日記まででポータブルピアノの全ての構成品が揃いました。今回は実際にピアノを持ち運んだ結果について書いていこうと思います。
本題に入る前にこれまでの日記をまとめます。

・ピアノ本体
  - 88鍵の電子ピアノ。ローエンド品

・ピアノ付属品
  - 76鍵用キーボードスタンド
  - 外付けペダル

・電源
  - 12VDCバッテリー + DC-ACコンバータ

・カバン
  - 肩からかけるタイプ

よく見たらイスがないですが、かさばりそうだし、外付けのペダルをいい感じの位置に置けば立ちながらでも普通に弾けたので準備しませんでした。。

もちろんですが、右側の方です。

電源以外は普通の電子ピアノですね。
ピアノの大きさに比べスタンドが小さく、不安定なように見えますが、意外と安定しています。勢いよく弾いてもピアノがずれる等の問題が起きることはありませんでした。

実際に持ち運んでみました!

ちょうど友達と屋外でBBQをすることになっていたので、そこにピアノを持っていって自慢したろ! と思って、BBQ会場へ持っていくことにしました。

運転免許は持っていますが、運転にはものすごく自信が無いので、公共交通機関 + 電車で移動します。

さて、まず肩からかけると…めちゃくちゃ重いし肩が痛いです。

結構な重さのものを肩からかけるということで、重心も安定しません。気を抜くと体のバランスを失って転んでしまいそうです。しかも歩くと慣性でピアノが揺れるので、かなり体が持ってかれます。

まあ、重かったり痛かったりというのは覚悟していたのでとりあえず出発することに…
途中で30回くらいもうやめて帰ろうかと思いましたが、ここまでやったんだから..という気持ちと気合と根性でとりあえず最寄駅に着くことができました。

ちなみに、天気はどんよりとした曇りでした ←←←

特大の死亡フラグを立てたところで、早くも悲劇が起こります。
バッグから「プチッ」という音が…そう、カバンの取っ手の糸が切れてしまったのです。このまま肩からかけていたら、いつ取っ手が壊れて足にピアノが落ちてくるか分かりません。

こうなったら抱えて持つしかありません。さすがに無理か…と思ったら意外にも、肩からかけるより随分楽に持てます。何より、かなり重心が安定します。という

わけで、駅以降の工程はピアノを抱えて運ぶことに…
当然ながらかなり不恰好なので、周りからの視線が痛いです。

どうにかこうにか電車に乗ると、ピアノを置くことができることもあり、以外に快適(?)でした。(普通の電車の中が快適だと思えるくらい持って歩くのが辛いだけでしょうね。)

ピアノを置いて一息つき、なんとしてでも目的地へたどり着いてやる..と決意を固めてから電車を降ります。その後も、階段で転びそうになったり周りから白い目で見られたりはしましたが、何とかもう少しで目的地..というところで、、、

雨が、降ってきました。

我ながら、完璧で見事なフラグ回収ですね。

電子ピアノは精密機械ですから、さすがに雨の中では使えません。

いやー、ついてないですねえ(泣)。
本当に、ついてないですねえ(笑)。

BBQが普通に楽しかったのが救いでした。

流石に、このままでは帰れないので、帰りに数人で寄ったカラオケでピアノを弾いてきました。
一日の苦労とやるせなさを込めて演奏できたためか、なかなか好評でした(笑)

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実際にピアノを運んでみて身にしみて分かりましたが、やはり88鍵のピアノを運ぶのは肉体的にも精神的にも相当きついです。
私事ですが、これから仕事で中期の出張が続くので、それまでに何とかしてもうちょっと運びやすくしたいですね。。。

-その4-まで続いた日記でしたが、とりあえずこれで最後にしたいと思います。
読んでくださった方々、ありがとうございました。

【メンバー日記】野尻多佳子さんリサイタル行ってきました


今回でご招待いただくのは3回目でしょうか
プロの演奏を体験できるとてもありがたい機会です
野尻さん 関係者の皆さんのお気持ちに感謝します

私個人としては2回目の参加となる今回
会場は池袋 東京芸術劇場!
池袋は私の庭のようなトコですが
あの芸術劇場の長いエスカレーターには昇ったことなく
ようやくその機会がやってきました(笑)

チケットとパンフレットを受け取り 席につきました
左中2階席 手元の見える1番いい席ではないでしょうか

演奏が始まりした
ベートーヴェン作曲 ピアノソナタ「熱情」「ワルトシュタイン」「月光」
フランツ・リスト作曲 ピアノソナタ ロ短調
とても力強い テンポの良い演奏でした
指の動きもよく見えて さすがプロの演奏だな~と感心するばかりでした

私はあまり普段はこのような演奏会にはいく機会もないのですが
やはり一流の会場で一流の演奏を聴くのはとても刺激になりますね
自分もあんな演奏をしてみたいな~と思いました(^^;)

休憩20分をはさんだプログラムはあっという間に終了
アンコールでは2曲
ショパン作曲 ワルツ10番 ノクターン遺作
でした

前回参加したときは 曲の合間に野尻さんの曲紹介などのお話があったのですが
今回はアンコール前の挨拶だけでした 前回のようなプロならではの曲解説も楽しみにしていたんですけどね(^^;)

今回ご招待していただいたスタッフの方にもお会いできまして
次回もまたご招待していただけるとの約束をいただきました
このような貴重なチャンス ぜひ次回も参加したいと思います

byトシ

【メンバー日記】フィリアホールを終えて


遅ればせながら、フィリアの皆様、
長丁場をお疲れさまでした。
長時間ながら、非常に楽しい時間が過ごせました。

秋の発表会が出られなかったので、
出来る限りの演奏を、と気合を入れていましたが・・・
仕事が忙しく練習ができず。
という言い訳。

1か月弾けなかったけど、まあ何とかしますb
そう言えるレベルになりたいものです。。

フィリアのピアノ、ヤマハでしたが
ガサツさのない、甘い音のするスタインウェイといった、
伸びの良いピアノでした。
(もっと触って、いろいろな楽しみ方を知りたかったです><)

その中で反省点。。

リハの時、会場内を歩き回って響きを確かめ、
30秒リハで音が重なりやすいからペダル少な目、
よほど残したいところ以外はノンレガートレベルで…

そんな風に考えていましたが、
ラヴェルでは切りすぎて、音が消えてしまう箇所が
後半になるほど増えてしまいました。

最高のpppを追求したい。
それをやりすぎて、もごもご話しているように聞こえない。
昔からやりがちなウィークポイントです;;

それを挽回しようとしたスクリャービンでは。
もう少し間を開けて、入ればよかったかもしれません。
(若干、尺を気にしてしまいました)
2回目の第1主題では、ノンレガートでのスピード感は出せましたが、
後半に暗譜が飛んでしまい、復帰まで3回ほど繰り返し。
第2主題では重ねすぎて、
主題と複旋律、どちらに焦点を当てたいのか微妙になり、
2度目の第2主題辺りでは、
音の重なりをコントロールできず、疲労もあって
スクリャービンの描く色気がうまく出せませんでした;;

しかし、成長できた面もありました。
何より大きかったのは、緊張を(かろうじて)乗りこなせたこと。
ちゃんと音に集中して、最後まで冷静に聴くことができ、
緊張からくる痙攣も、起こしそうになりつつも
リセットを繰り返して、こなすことが出来ました。

また冷静でいられたため、「こうしたい」を忘れず、
ラヴェルでも前回の日記で書いた
「二度の音程を左右の手で取って、それぞれの音バランスをとる」、
満足のいくバランスではなかったですが、
片手でとるより望んだバランスにコントロールできました。

秋の演奏会では、より聴く価値のあるものを仕上げたいと思います。。

とりあえずの目標は、3月のジブリメドレーを成功させることと、
まったく思いつかない「春を感じさせる曲」を4月までに仕上げること、
初夏の曲は目途が立っているので、梅雨の曲と去年から考えている
夏の曲を7月までに聴かせられるレベルにして、
連弾部の夏曲を交換コンサート辺りに持ってくれば…
これで3~8月までは違う曲が確保できるはず!

などと夢想していますが、譜読みが多く、
「毎回極力、曲をかぶせずに参加」が疲れてきたので、
もうちょい緩めにいってもいいかな…
などと妥協案を探り始めています。。

新宿発表会の皆様も、
ゆるく、自分の演奏でしたいことはなにか。
緊張なんて気にせず、集中したい芯に迫った表出が出来ますよう。。

現地には仕事で行けませんが、
アップされる日を楽しみにしています。。。

【メンバー日記】意味不明の情熱


先週土曜日、春の発表会@フィリアホールが無事終了しました!
次は18日、新宿文化センターです
フィリアでは本当に素晴らしい演奏が続々と。感動の雨あられ~~
18日も皆さま、是非、聴きにいらして下さいね!

★★★

さて、久しぶりに息子ネタです

この4月から高校生になる彼ですが、、
去年から私は彼のピアノに口も手も出さなくなり、ほぼ放置状態になりました
月2回のレッスンもほとんど練習せずにただ行くだけ
「華麗なる大円舞曲」も譜読み始めて半年経ったけど半分もすすまない
もうピアノレッスンはこの3月で終了だなと心の中で思っていました

が!
ところがですよ!

息子が一ヶ月ほど前から突然、毎日練習するようになったんですよ!!

彼が語るに・・・

部活も引退した、漫画もゲームも飽きた
友達とのディズニーやラウンドワンやカラオケも飽きた
あまりに毎日がヒマすぎる、退屈すぎる

そうしたら突然、ピアノに対して意味不明の情熱が湧いてきた
これからは毎日ガッツリ練習して、まずは華麗なる大円舞曲を仕上げる
インベンションも始める
今のオレにはピアノくらいしか楽しいことがない
高校行っても部活とピアノは両立させる 
云々・・・

息子は昔からやると言ったことは必ずやるけど、
それにしても本当にこの一ヶ月、毎日一日も欠かさず練習しています
忙しい私よりも弾いてるくらい?

譜読み進めるからちょっと付き合って、
と練習室に呼ばれた日にゃー、かーさん嬉しくて、
ワイングラス抱えたまんまいそいそと・笑

彼に何が起きたのか・・・大人になったのか
小さな時から積み上げてきたものの価値を理解したのか
(好きな子でもできたのか?←私の話を聞いたPH会メンバーさんの意見)

この夏くらいには教室の発表会で彼のショパン、
聴けるかしら?今から楽しみな母です

ちなみに、彼曰く、

ピアノが楽しいと思えるようになったの初めてだよ
だって、かーさん、ピアノに関してだけは鬼みたいに怖かったし

・・・そうだったか。忘れてたけど。確かにね

彼の意味不明の情熱、いつまで続くか分からないけれど、
ここまでくればもう。母に思い残すことはないです

By C.S