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【メンバー日記】演奏会を終えて


 発表会,おつかれさまでした!

 川口ではスタッフとして,武蔵野では演奏者として,荒川では観客として参加し,幸運にも殆どの演奏を生で聴くことができました。このような素晴らしい機会を与えてくださった各スタッフと運営の皆様,そして演奏者の皆様には,ただ感謝あるのみです。実を言えば,最初3会場でやることにはやや懐疑的だったのですが,結果3会場で本当に良かったと思います。
 とにかく,こんなに大勢の人たちの真剣な演奏を一気に聴く機会と言うのは滅多になく,今回も得難い多くの刺激を受けました。中にはあまりの素晴らしさにブラボーを叫んでしまった演奏もあります。自分では絶対聴かない曲を聴けたり,個性豊かな演奏に触れることができるのが,発表会の醍醐味であり魅力ですね。

 さて,自分の演奏を振り返るとですが・・・80点くらいかな(完璧な演奏と比較してではないです。普段の自宅での自分の演奏と比較してです。)。
 やっぱり本番にトラブルはあるもので,1曲目のコンソレーションでは,冒頭で使い慣れない真ん中のペダルを踏もうとしたら隣のペダルも同じ足で同時に踏んでしまい,焦って一瞬頭が真っ白になって左手の音が抜け落ちてしまったり,音量のコントロールに気を取られすぎて楽しめなかったり。2曲目の超絶では冒頭からズッコケる寸前でしたし,要所要所で音を外すし,コーダも雑でした。
 その他反省点は多々ありますが,他方で,2曲のコントラストを表現すること,そして特に超絶のほうは緩急つけて迫力と緊張感・切迫感をめいっぱい出すことという目標は,ある程度達成できたかなと。リストの魅力を少しでも感じていただければ幸いです。

 ところで,超絶技巧練習曲って,凄い名前ですよね。超絶技巧って自分で言っちゃうあたり,リスト様なのでしょう(笑)
 ただ,この「超絶(transcendante)」には,「精神的な超越」という意味もあり,決して技術をひけらかすだけの曲集ではないようです。演奏技巧と情熱の相乗効果とでも言いましょうか,まさしく心技体が一体となった時の物凄い音楽の世界をリストは知っていて,それを目指したのだと思います。
 この曲集では第4番の「マゼッパ」がやたら有名ですが,個人的に一番好きなのは11番の「夕べの調べ」。印象派につながるような美しいアルペジオの響きと,荘厳な鐘の音を思わせる重和音が感動的な曲です。どちらかというと,愛の夢やため息,ペトラルカのソネット系ですね。
 そして,次に好きなのが今回演奏した第10番。ほの暗い不安なメロディーはちょっとショパンっぽいけど,技巧は紛れもなくリストのものです。なんといっても疾走感がカッコいい! そのほかにも,穏やかでうっとりする美しさの3番「風景」や,ショパンらしい甘さにあふれた9番「回想」,鬼気迫るトレモロと音階で粉雪と風を表現した12番「雪嵐」など,魅力的な曲が盛りだくさん! ショパンエチュードとは全然違いますが,本当に魅力的な曲集です。
 この曲集,当初は15歳のリストが48曲を目指して作曲を始め,改訂に改訂を重ねて紆余曲折を経て完成したという経緯があります。
 特に第2稿(1837年版)は20代のエネルギーに有り余っているリストが書いたバージョンだけあって,異常な難易度だそうです。第10番の第2稿も,無駄に難しいのにごちゃごちゃしてややまとまりがない印象です。この時代のピアノの限界に挑戦するような響きでカッコいいのですが…ぶっちゃけ,こんな曲誰が弾きたいと思うんだって感じです(笑)
 その後の1852年,ついに完成形が生まれるんですね。構想から26年。これだけ長く構想を考えていたということは,この曲集によっぽど思い入れがあるのかもしれません。「僕はピアノのパガニーニになる! そうでなければ狂ってしまう!」と言って,超絶技巧の道を追い求め突き進んだリストですからね。この決定稿では,無駄な部分は削ぎ落されて洗練された構造となり,魅力的な響きに溢れています。このあたり,カンパネラで有名なパガニーニ練習曲と同じような道筋を辿っていますね。初出の時期も改訂の時期もほぼ同じで同じ経緯を辿っていることを見ると,「超絶技巧練習曲集」と「パガニーニ練習曲」は兄弟みたいなものといえそうです。「パガニーニ練習曲」のほうは,パガニーニへのリスペクトを込めて,パガニーニの旋律を使った曲が多いのに対し,「超絶…」のほうは完全オリジナル。独自に超絶技巧曲集を出すことは,まさにピアノのパガニーニになることであり,そう考えると,リストがこの曲集に強い思い入れがあったのも理解できます。
 ところで,1852年といえばショパンの死後3年。リストの名曲が続々と完成したのは,このあたりなんですよね。洗練された無駄のない構造にするという点で,リストはショパンの影響を物凄く受けたのだと思います。「ショパンはまさに魔術的な天才でした。彼と肩を並べる者は誰もいません。芸術の空には、ただ一人彼だけが光輝いているのです。」とは,リストの言葉。
 もしショパンがリストのペトラルカのソネットや愛の夢,ラ・カンパネラを聴いたら,何と言ったのでしょう。

 さて,リストについて熱く書いてしまいましたが,発表会を終えてピアノ熱が高まった人は僕だけではないはず。次の練習会が楽しみです♪

S.T.

【メンバー日記】発表会が終わったので、曲紹介


遂に3回に渡る発表会が終わりましたね。今回は長期間に渡って楽しめたので、3回やってすごく良かったと思います。

自分の演奏+αを振り返ると恥ずかしさとやっちまった感が込み上げてくるのですが、取り敢えず色んな方に面白かったと言ってもらえて良かったです。ちなみに、演奏中にピアノの上に置いた小物は私の写真ではなくてクリスマスの飾りです。

さて、前回はビートルズとwise guysという、ツッコミどころがよく分からない2つのユニットの曲紹介をしましたが、今回はちゃんとピアノ曲、というか、ピアニストの紹介をします。

もちろん、紹介するのは発表会で弾いた”レフレール”による曲です!
レフレールというのはフランス語で”兄弟”という意味だそうで、その名の通り、斎藤守也さん(兄)、斎藤圭土さん(弟)のリアル兄弟で構成されるピアノデュオです。クラシックやジャズにとらわれない独特の演奏スタイルと、そのピアノを壊さんばかりの迫力のある演奏から「ピアノブレイカー」とも呼ばれています。

好きな曲は山ほどありますが、今回はyoutube で聴ける二曲を紹介しようと思います。

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まずは、レフレールを語る上で外せない曲、「Boogie back to Yokosuka」です。

動画を見れば一瞬でクラシックとは違うことがお分かり頂けるでしょう。まるでバンドのライブのような感じです。前回の曲紹介でwise guysの曲を紹介しましたが、彼らのノリ(実力があって、それでいて遊んでいる)に近いものがあると思います。
聴いただけではあまり気づきませんが、動画を見ると、ベースはセコンドの人だけではなくて、二人でオクターブ違いの同じ音で弾いています。このテンポでよく合わせられますよね。一応、楽譜は持っていますが、この曲は二人で弾かないと良さが出ない曲だと思うので弾きません(笑)

ちなみに曲名にある通り、レフレールのお二人は神奈川県横須賀市出身です。全国各地でピアノライブをしていますが、関東圏で行う頻度が割と多めですかね。

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続いて、youtubeで見れる中で、私が一番好きな曲です

この曲は販売されているどのCDにも収録されていません。おそらく、一回限りの演奏で、youtubeでしか見れないと思います。彼らの演奏は即興的な側面が強いので、同じ曲でも同じ演奏になることは一切ありません。レフレールのCDはほぼ全て持っていますが、同じ曲目でもCDによってアレンジが全然違っていて飽きません。

動画中のめまぐるしく変わる手の交差の他、守也さんのソロパートで圭土さんが守也さんの汗を拭いているところ(2:50)や、圭土さんのソロパートでテンポが上がりに上がって「マジかよどうしよう」という雰囲気を出している守也さんの姿(4:50)は要注目ポイントです。

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レフレールは一応楽譜も出しているのですが、やはりマイナーなのと弾くのにはそれなりの覚悟が必要なのとで、殆ど売っているのを見たことがありません。今までに3冊、楽譜を出していますがうち2冊はおそらく絶版になっています。

私は性格が超悪いので、流石に不味いやろと思って誰かと連弾を弾くのは敬遠していますが、こういうのをみると連弾をやりたくなってしまいますね。まあ、一人でも楽しく弾けている今の状態が無難な落とし所ですかね。

レフレールは私が止めていたピアノを再開するきっかけになったピアニストであり、憧れのピアニストでもあります。クラシックとはかけ離れていますが、これからもこんな感じの演奏を目指していきますので、よろしくお願いいたします。

【メンバー日記】2018年度もありがとうごさいました。


昨日で2018年度全ての発表会が終了。改めて出演の方、実行委員、スタッフの方お疲れ様でした。
荒川発表会の開演頃、僕は職場で最近覚えたマクロのエクセルが壊れて試行錯誤してました。結局修復できず。来週以降にまた最初から作り直すことになりました。マクロ.VBAを覚えると便利だと思うので詳しい方いましたら教えてください。

ピアノの方へ話を切り替えて…発表会を終えて普段なら、ピアノと少し距離を置くのですが今回は何故かそれがありません。というのも改めて「乙女の祈り」を好きになってしまい発表会後も毎日弾いています。また通勤で聴いたりしていて、この曲から離れられずにいます。秋の発表会に向けて新しい曲を練習していますが、気がつくと「乙女の祈り」を弾いてます。改めて名曲だと思うのと同時にこの曲に出会えて本当に良かったと思います。そして作曲者のバダジェフスカには感謝です。

先日会社の部署のメンバーと年度のお疲れ様会&決算に向けての決起会を新宿の飲食店で行いました。
チーズがメインのお店「チーズスクエア」チーズカルボナーラ、シカゴピザ等のチーズ好きにはたまらないお店です!新宿店はビックロの向かいにありますが、系列店が吉祥寺、船橋、大阪京橋にもあるみたいです!店内もオシャレで雰囲気も良いお店です。チーズが食べたくなったら是非行ってみて下さい!^_^http://mimi.official.jp/etc/up-wef23f82fouhwq-_wef/_slide.php?x=data-1553984915.txt
そこで後輩達からピアノの話を振られたので、この前の武蔵野発表会の動画を部署のメンバーに見せました。そこにはスーツにネクタイの正装をしてる自分が写っています。うちの会社はオフィスカジュアルのためスーツを着てる自分をみて、普段との違いにビックリしてました!少し関心がありそうなので、秋の発表会は職場のメンバーに声かけてみようと思います。
そのあと後輩達から「なぜ手をクロスして弾くんですか?」と質問されました。僕は、この回答に「作者がそんな感じに弾きたかったからじゃないの?」と答えました。弾いててそんなこと考えてもいませんでした。なぜクロスせるのでしょうか?この質問の正しい答えを知ってる方がいましたら教えてください!

2018年度もPH会にはお世話になりましま。
明日から新年度、そして新元号発表!
これからも、よろしくお願い致します!

【メンバー日記】春の発表会千秋楽!


ついに本日2019年3月30日、
サンパール荒川にて11時より開演します。

クラシック、ポップス、ジャズと様々な曲を弾く方がいるうえ、
入場無料!
聴き放題、見放題です。
お時間のある方はぜひ♪

・・・とお外向きの事を書きつつ、私は仕事で行けません;;
なのでせめて、私がいつもしている緊張対処法を書いて、
千秋楽へのエールとさせていただきます。。

肉体的緊張、精神的緊張が絡み合っていますが、
どちらでも重要なのが、『逸らす』ことです。

まず精神的緊張。
緊張している時、頭は「緊張」という行為にメモリをたくさん使っています。
なので、「緊張」以外のメモリで埋めてしまいましょう。
具体的には自分の音・他人の音にかかわらず、よく聴く。

その演奏の抑揚のつけ方、流れの持って行きかた。
「なんでそうしたんだろう」「この人は何を聴かせたいのだろう」・・・
たくさん考えます。
緊張を忘れると言いますか、「それはまあ、こっちに置いといて」という状態。

そして肉体的緊張。
カイロなどで手を温める人が多いですが、手が温かくないことはいったん忘れましょう。

まずアキレス腱やふくらはぎなどをよく伸ばします。
次に正座したまま仰向けになるなどして太ももを。
しこを踏むように股関節を緩めたら、体をひねって腰周りが動くようにします。
前後屈であばらと背骨をほぐし、腕を上にあげて肩甲骨をグリグリ動かして。
肩が動くようになったら初めて腕です。
肘から先をブラブラさせながら首のストレッチしたり。

ピアノに触れる部分は手ですが、それは体の端っこの端っこ。

とにかく、「手が冷えている」ことに意識が行くと、いくら外から熱を加えても温まりません。

ならば身体を動かして、手以外に意識を向けましょう。
身体を動かせば、流れてくる血液の温度も上がります。
手以外に意識が行けば、手の血管も開き始めます。
他の方が弾く曲に合わせて体を動かしてみるのもよくやります。

いろいろ挙げましたが、楽しいのが一番ですので、
緊張に負けず思いきり楽しんで演奏できることを、
職場よりお祈りいたしますm(。。 )m

【メンバー日記】宇宙とピアノ再開と


「永遠に続くものなどありません。星も例外ではないのです。」最近、宇宙の番組『時空と宇宙』をみていてハッとしたことばです。現在は釣り合っている太陽の重力収縮と熱膨張の均衡が50億年後には崩れ、地球は膨張する太陽に飲み込まれて消えてしまうとのこと。自分は生きているわけはないのに、無性に切なくなりました。
その後太陽は白色矮星として1000億年 光り続けるそう。時間のスケールの大きさに圧倒されます。
『星の王子さま』の中で、地理学者が「山は不変だから記録するが、花は儚いから、記録しない」と話す場面がありましたが、宇宙のスケールでは地球でさえ儚いように感じられました。地球が存在している時間すら短い中、自分が今音楽に触れられることはなんと素晴らしいことか。改めてピアノを再開して良かったなと思いました。

自宅の電子ピアノが埃をかぶっていた一年半前、知人が行けなくなったピアノリサイタルのチケットを貰って上野で聴きました。ピアニストはロシアのルーカス・ゲニューシャス。ショパンのエチュード24曲、ラヴェルのソナチネ、あとプロコフィエフ の何かでした。巨体から繰り出されるのは轟音、ではなく、pの繊細な音。心が洗われるようでした。10年間クラシックから遠ざかっていた僕ですが、終演後は、またクラシックを弾きたいと思うようになりました。

その半年後、去年の3月、エレーヌ・グリモーの弾くブラームスのピアノ協奏曲のCDを聴いていました。このCDの最後に収録されていたワルツ15番を、一度聴いて好きになりました。クラシックをはじめに練習するのはこれにしようと、即Amazonで楽譜を注文しました。荒川発表会では、このワルツを弾かせて頂きます。

1000億年後の世界にも音楽はどこかにあるのでしょうね。地球人の作った素晴らしい曲たちが遠い未来の世界でも奏でられるならば、そんなに素敵なことはないと思います。

by KN

【メンバー日記】気分転換に聴く曲


川口・武蔵野の発表会お疲れ様でした。両方とも自宅からまあまあ時間がかかる場所にありましたが、聴きに行った甲斐がありました!
皆さんの演奏に向けて、非常にピアノに対するモチベが上がったのですが、荒川に向けては時すでに遅しという気がするので、次回に回します(笑)

さて、私の出演する荒川発表会まで残り少なくなってきて、だんだんとピアノのことを考えると落ち着きがなくなってくるので、気分転換のため、唐突ですがピアノ曲以外で私のよく聴く曲を紹介します。

私のピアノ曲のレパートリーは主にボカロやアニソンなどのいわゆるサブカル系ですが、普段からそう言う曲を聴いているかと言うと、ほとんど聴いてません。かといってオーケストラなどのクラシックを聴いているかというと、そういうわけでもなく、偶々出会って気に入った、ちょっとニッチめな曲を聴いています。

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◾️The Beetles
格好つけて英語で書きましたが、ビートルズのことです。自分で言うのも変ですが、いきなり年代がずれていますね。
音楽や英語の歌詞を含めシンプルで、すっと入ってくる感じが良いです。また、当時の古い音源がとても合う気がします。個人的に一番好きなのは、「Help!」です。

イトーヨーカドーの店内で流れていることでもお馴染みですね。ヨーカドー行くと思わず口ずさんでしまいます。(店内放送が入るまでずっと流れ続けるので、エンドレスHelp!になります。何やってんでしょうね)

私は作家の伊坂幸太郎さんの本を良く読むのですが、伊坂さんの小説『ゴールデンスランバー』で結構取り上げられていたのがビートルズを聴き始めたきっかけでした。
『ゴールデンスランバー』は映画化もされていて、中々面白かったのを覚えています。本の方が好きですけどね。

あと、非常にどうでもいい話ですが、私の歌唱力は下の下なので、学生時代、成り行きでカラオケに行かなければならなくなった時はビートルズを歌って誤魔化していました。「英語喋れるの?なかなかやるやん!」的な空気になって歌唱力に対しての注意が逸れるのでおススメです(笑)

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◾️wise guys
これを知っている人は本サークルのメンバーでも私だけではないでしょうか。wise guys はドイツのアカペラグループで、グループ名は英語ですが歌っている曲は多分全てドイツ語です。

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「Ruf doch mal an 」と言う曲です。”電話をしてくれ“ と言う意味らしいです。「寂しくてやってられないから、電話でもなんでもいいからとにかく連絡してくれ」というような感じの歌詞ですが、ドイツ語わからないので詳しいことはわかりません(笑)
大学1年生の頃、選択科目で取っていたドイツ語の授業で先生がこの曲を紹介してくれました。大学院含め6年間の授業の中で、この授業一コマが最も楽しかったのは言うまでもないでしょう()。ドイツ語は忘れましたが、wise guys については強烈に印象に残りました。

あとこれは自慢ですが、サビならドイツ語で歌えますb

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もう一曲、「 Nur fur dich 」という曲です。直訳すると、”ただ貴方のために”と言う感じでしょうか。歌詞をところどころ訳してみると、男性が思いを馳せている女性に対して「貴方のために〜をしました」と言う内容のことを延々と歌っている曲の様なのですが、後半に行くにつれて「貴方のためにハリーポッター全巻読破しました」など、段々ネタっぽくなっていきます。
メインボーカルの男性も、最初は冴えない男みたいな雰囲気で歌い出し、後半、歌詞の内容がずれていくとともに歌い方も明るくなっていく様が非常に面白くて、「言ってること全然分からないけど何か面白い」みたいな気持ちにしてくれます。パフォーマーとしても色々工夫をしていて面白いです。

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と、こんな感じでクラシックとかけ離れた曲を聴いています。根がこんな風なので、ポップスばっかり弾いているんでしょうね。

さて、こうやってピアノ曲を聴かずに現実逃避したとしても、当日はもう目と鼻の先です。当日は弾く曲のことをあまり考えない、と言うのが私的には定跡で、今までは、会場にいて他の方の演奏を聴いていれば自然にそれができたのですが、今回は午前中仕事があるので、残念ながらそれはできません。

…と、言うわけで、当日は上に挙げたような曲を聴きながら、テンション上げて会場に向かおうと思います。
なので、当日、「Ruf doch mal an 〜♪」などと口ずさんでいる奴がいても、見なかったことにして無視してください。どうかよろしくお願いします。

【メンバー日記】しらこばとちゃんの草加せんべいは踏めない


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荒川発表会を控えている皆さんには申し訳ありませんが
一足早く 発表会から解放された私は
映画「翔んで埼玉」をみてきました

私自身 東京都民から埼玉県民になって5年目ですが
あらためて埼玉県のすばらしさを確認できました(^^;)
大都会にはない なんというか安心感?
何もないけど そこがいい 便利なだけでは得られない心地良さがあります

これは「人」にも当てはまりますね
大きな存在のそばにいる 安心できる存在
とても大事です
私自身 そういう誰かがいればとても助かるし
誰かのそういう存在になれたらいいなと思います

そういえば映画で 埼玉以上にディスられてた茨城県
昔 とんでもないプロジェクトがあったのはご存知でしょうか?
それが実現していたら この映画も少しは内容が変わっていたかもしれません

茨城県 手賀沼に「ディズニーランドができる」という計画です
1964年オープン計画だったそうです
https://toyokeizai.net/articles/-/258607?page=2
最初は千葉県浦安ではなく茨城県だったのですね

さて
ディズニーランドと言えば 今度のディズニーイベント
あと2週間です
まだ参加募集はしていますが 本日20時 ランドかシーかを決定し発表します
楽しみですね~

発表会で頑張ったみなさん 出演しなくてもスタッフとしてかかわってくれた方
また 今回は観覧者でも次回こそ と思われた方も
ひとまず ピアノから少し離れて
メンバー同士の交流を楽しみましょう

PH会では 3大イベント(発表会 合宿 クリパ)のほかにも いくつかイベントがあります
ディズニーの他にも浴衣花火大会やハロウィンなど毎年定着してきたものや
バーベキューや花見 もんじゃなどその時その時のイベントもありました

なにか やりたいことがあったら遠慮なく提案してみてください
今回 映画を観てみんなで観に行ったら楽しいんじゃないかな~と思いました
週末金曜日に仕事終わりに映画を観に行く「映画部」とかつくりたいですね(^^;)

思うのですが ピアノサークルと言っても所詮は人の集まり
メンバー同士の交流がサークルの質 魅力に影響します
サークルが魅力的になれば 新たなメンバーが集まり 
多彩な演奏 ピアノの知識にめぐり逢うことができるでしょう
せっかく出会えたみなさんと このPH会を 楽しく盛り上げていければいいなと思います

byトシ

【メンバー日記】春の発表会、残すは荒川のみです


皆さま、こんにちは。初めてメンバー日記を書きます。

今月は当サークルは発表会盛りだくさんな月です。しかし、早いもので残すところ最終日の荒川会場のみとなりました。

荒川会場、私もひっそりと出演予定です(‘ω’)ノ私はG.H.バッハの「アリアニ短調」とシューマンの「メロディー」という曲を弾きます。

バロック派曲は今も昔もほとんど弾いた経験がなく、この曲の右手の音符は繋いで旋律にするが、左手は繋がないで一音一音切る(そして音がよく飛ぶ)という奏法に慣れるまでに正直苦労しました。

今はやっと右手と左手の弾き方が同じにならないように出来てきたところです。

シューマンのメロディーは子供の頃大好きでとてもよく弾いていた曲なので、また弾きたくなって選びましたが、十数年のブランク(子供の頃習ってて、一度やめて去年また弾き始めた再開組です)はあまりにも大きく指が全然動かなくてこれはこれで苦労したという・・・(*_*;子供の頃はあんなに弾けたのに。

やっぱりピアノってコンスタントにやり続けなければ、すぐに指が忘れちゃうんだなあと痛感しました。

あまりの弾けなささにイライラしてしまう時もあるんですが、ピアノ止めたいとは全く思わないですね。イライラよりやっぱり弾きたい気持ちが強いのでしょう。それに弾けなかったところがだんだん弾けるようになってくるのを感じると「なんだ自分、ちゃんと出来るやん(^◇^)(自画自賛して自己肯定する!)」って嬉しくなりますし、もっと色んな曲に触れたい!ってなります。

ピアノは一生の趣味にしていきたいですね。

去年の3月にレッスン再開、同じく4月にサークルに入ってもうすぐ1年です。この荒川の発表会がこの1年間の集大成になるのかなと思います。小さな小さな2曲ですが、聴いてくださる方の心に響くような演奏が出来ればなあと思います。

荒川発表会は今月30日開催です。(ちょうど1週間後です‼)出演者は皆、ピアノを愛してやまない人たちばかりです。皆、忙しい合間を縫って発表会のために一生懸命練習してきております。入場は無料です。川口・武蔵野発表会には来れなかった方、観てくれた方、今初めて発表会の存在を知った方、どなたでも歓迎です。ぜひいらしてください。

荒川出演組、スタッフ皆でお待ちしております。どうぞよろしくお願いします(*^-^*)

【メンバー日記】ホワイトデーと初コンサート


昨日は武蔵野会場での発表会お疲れ様でした。
今年の1月が会への初参加であった新入りの僕に、あんな素晴らしいホールで演奏できる機会を与えて頂けた事に感謝しています。

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ちょうど本番1週間前のホワイトデー。

僕の職場は窓口部署で、女性職員が多いです。と言っても、一番歳の近い女性は30歳の産休を控えた新婚さんで、その1人を除けばあとはみんな母親世代です。

男性職員についても、僕が27歳のダントツ最年少で、その次は40代半ばということもあり、いつも我が子のように可愛がってもらっているので、その日頃の感謝を込めて、3年ぶりに手作りチョコを作りました。

男性職員と家族の分も含め、合計28人に渡すべく、17枚の板チョコと生クリーム、ココアパウダーを購入し、3/12に湯煎、一晩寝かせて3/13に丸めてパウダーをつけて、3/14に渡しました。

チョコの量が量だけに、湯煎は相当な時間を要する事が見込まれたので、少しでも溶けやすくするためにチョコを細かく切り刻んだのですが、これがまた長丁場になり、大変でした。

本来は数回に分けて湯煎すれば良かったのでしょうが、面倒になってしまい、17枚分の粉々のチョコを、沸いたお湯に浮かばせたボウルに一括で入れてみたところ、、、

混ぜ始めた直後に一瞬の油断でバランスを崩し、ボウルごと全部水没させてしまいました。

熱いお湯に手を入れてボウルを救出するのは大変でしたが、おかげで湯煎は2分で済んだ上、味や食感に影響は出なかったので、意外と水没式湯煎はアリかもしれません。

↓ボウル救出直後の事故現場。チョコ湯ができました

こねて丸くする作業はキッチン用のポリエステル製手袋を装着してやりました。

いつもの事ながら、ベタベタ貼り付いてきてやりづらく、サイズも形もバラバラになりました。
男性2粒、女性3粒ずつしか配れませんでしたが、喜んでもらえたのでよかったです!

↓完成品。これと同じ入れ物を昨日武蔵野会場の受付で見付けて、ハッとしました。
ダイソーで30枚入り108円です。

で、チョコを渡すついでに以前から僕のピアノに興味を持ってくれていた方々に、3/21に演奏会三鷹でやります!!
と宣伝してみたのですが、皆さん予定が合わず、本番は結局誰も招待できませんでした。

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昨日僕が弾いた2曲は、実は両方とも5年前に大学4年生の最後の発表会で弾いた曲なので、練習期間は2曲とも6年目になります。

もともと人前に立つことに抵抗が少なく、緊張もさほどしない体質なのですが、散々練習してきた曲という事もあり、昨日はこれまでの演奏会の中でも一番緊張せずに気分よく弾けました。おそらくMVP(最もビビらなかったパーソン)だったのではないでしょうか。平常心でもミスを連発してしまうので意味ないですが。

2曲で5分の演奏に対し、7分でエントリーしていたのと、曲に対する思い入れが強かったので、もう少し舞台上で話したい事もありましたが、花粉症のダメージで喉がやられていたので話しきれませんでした。

2次会も、喉はみるみる悪化しましたが楽しかったです。色々な方に感想頂けたのが何より嬉しかったです。

今日は朝から完全に声が枯れてしまい、職場で使い物にならず、窓口は極力控えてほぼ裏で書類審査に専念しました。
土日は一文字も喋らずに過ごして、年度変わりの繁忙期を乗り切っていきたいと思います。

荒川会場も、演奏はしませんがお手伝いはさせて頂きますので、よろしくお願いします。そして皆様の演奏を楽しみにしております。

【メンバー日記】愛の夢聴き比べ♪


先週の川口での発表会に参加された方々、お疲れ様でした!
私は観に行くことができなかったので、演奏動画や写真を見て楽しませてもらっています(*^-^*)

川口の発表会がちょうど開演しようとしている頃、私は友達の結婚式に出るため飛行機で福岡に向かっていました。

飛行機の中で聴ける音楽に愛の夢の聴き比べというのがあったので気になり、クラシックチャンネルをずっと聴いていました。

ピアノ演奏での「愛の夢第3番」に続いてバリトンの歌声での「おお愛して下さい、愛しうる限り」が流れ、違いを楽しむことができました。

リストの愛の夢はピアノ版が有名ですが、まずは歌曲として作られそれがピアノ曲に編曲されたそうです。

ピアノ版は言葉通り愛と夢に溢れた幸せな曲である印象でしたが、歌曲では後悔ややるせない気持ちなど意外と暗い内容が歌われています。

他にもドビュッシーの夢やタルティーニのヴァイオリンソナタ(悪魔のトリル)、メンデルスゾーンのピアノ協奏曲などがあり、こんなに色んな音楽が聴けるのだと今更ながら感激しました(笑)

帰りの飛行機でも同じクラシックチャンネルを聴いていました。
飛行機はほとんど乗ったことが無い上に、帰りは悪天候で飛行機がガタガタ揺れすごく不安でしたが、好きな曲を聴くことができて救われました(^^;)

友達の結婚式も、自分の初めての飛行機一人旅も無事に終わりました♪

3月30日の荒川の発表会で愛の夢第3番を弾きます。

愛の夢第3番はとても有名な曲なので、これまでのサークルの練習会や発表会、プロのコンサートなどで様々な演奏を聴いてきましたが、発表会では自分らしく演奏できるように頑張りたいと思います。

おまけ
福岡で出会った大きな猫♪

by M.K