【メンバー日記】亜麻色の髪の乙女と日傘をさす女

ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」を弾いていると、自然と思い出すのは、モネが描いた『日傘をさす女』の絵です。 もともと、ドビュッシーは「亜麻色の髪の乙女」の曲を、ルコント・ド・リールという詩人の同名の詩をもとに作曲しています。 詩の内容は、夏のある日に亜麻色の髪の乙女を見て恋に落ち、気持ちはどんどん高まるものの想いを伝えられないまま去ってしまう…というものです。切ない。 ドビュッシーの曲も本当にこの詩の通りです。...

【メンバー日記】ピアノ弾いて体を故障するやつ

 「ああ、それね」 ってならないようにしたいものです。 ピアノを弾いて故障する、と言えばやはり今も昔も「腱鞘炎」でしょうか。 今まで腱鞘炎と言うものになりそうだと思ったことさえなかったのですが、春の定演向けに結構指を使う曲を選んだので、私も「腱鞘炎ってこれをひどくした感じなのかな?」と思う機会がありました。 身体の使い方に慣れてからは指や腱が痛くなることはなくなりましたね。ちゃんと弾けてないだけかもしれませんけど←...

【メンバー日記】久しぶりのコンサート

先日はニューイヤーコンサートお疲れ様でした! こんな状況ではありますが、新年からみなさんの演奏が聴けていい刺激をもらいまたピアノを頑張ろうと思えました。 さて、ニューイヤーコンサートの翌日、前々からチケットをとっていたのもあってコンサートを聴きに行ってきました。 会場は神奈川県立音楽堂という1954年に開館した歴史あるところで、開館当時は「東洋一の響き」と絶賛されていたそうです。 コロナ前はよくコンサートを聴きに行っていたのですが、このホールは初めて行くところだったので響きの評判もあって行く前から楽しみでした。...

【メンバー日記】【速報】 バオバブの子はバオバブだった

あけましておめでとうございます。 お正月・成人式も終わり、本格的に2021年が動き出しましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。 突然ですが・・・ 「バオバブ」という木を知っていますか? 名前は多くの人が知っているけど実際に見たことのある人は少ないのではないでしょうか。 童話「星の王子さま」に出てくる巨木として人々の心に刻まれているこの不思議な木について紹介してみます。 ●バオバブの概要...

【メンバー日記】お城の歩き方

1/9に上野の旧奏楽堂でニューイヤーコンサートが行われました 重要文化財という伝統と格式があるホールで、この会でも「一度は弾いてみたい!」という人も多いホールです。 そんな奏楽堂ですが他の発表会場と違う点が「クラシックしか弾いてはいけない」という縛りルールがあること。 ピアノを弾く人の多くはクラシックを弾くので大して気にならないルールなのかと思いますが、私のように大河ドラマの曲しか弾けない人間にとっては最も鬼門となる条件です。...