The Day Of

The details

【メンバー日記】罰当たり解消


ようやくかさ上げをしました。
(前回の日記参照)

慣れないDIYのお陰で、明日はきっと筋肉痛です。。
やはり楽譜は弾くもので、
敷くものではないですからね…
築地辺りの訛りでは一緒になりそうですが。。

ともあれ、これでようやくまともに練習出来ます♪

【メンバー日記】俺の屍を越えてゆけ


年末から計画、準備していたピアノ移動が、
ようやく終わりました。

親の実家からベヒシュタインを搬入し、
子供の頃からずっとあったヤマハを妹の新居へ。

しようとしたら、うちの窓が外れず、
予定より一月も遅れての完了。
なかなか大変でしたが、今日からベヒ、弾き放題!

と喜んだのも束の間。
早くも問題発生してしまいました。

なんとベヒ子さん、ヤマさんより足が長かったのです。。

親の実家ではその高さに合わせた椅子を使い、
気づかなかったのですが…
およそ3cmほど椅子の高さを上げてちょうど良い。

しかし私の弾く姿を見たかたはご存知のとおり、
あの低い椅子です。
高さ調整機能なんてありません。

結果…

モーツァルト、ベートーベンが死して遺した物を使うことに。

…こんな罰当たりなことを…

早く解決せねば(汗)

【メンバー日記】時とともに嗜好も・・・・

よく、年齢を重ねると以前は大好きであった脂っこい食べ物に興味がわかなくなる、などと言う話を耳にします。自分に照らし合わせても若干其の傾向を感じることもありますが、まだそれほど顕著でないのは喜ばしいことだと思っています。

その逆のケースとなりますが、音楽に対する嗜好もまた年とともに変化することがあると痛感しております。

学生時代からベートーベンが大好きで、交響曲、協奏曲、四重奏、バイオリンソナタそして勿論ピアノソナタを貪るように聴いておりました。レコードからCDに変わってもそれはかわらず文字通り自分の部屋が埋もれてしまうといっても大げさではありません。そんな具合でしたがピアノソナタに関しては初期から中期の作品群を偏愛し、後期のものは勢いのあるハンマークラービア以外はどうもあまり琴線に触れないと思ってきました。1970年代、当時新進気鋭のポリーニのベートーベン最初の録音が28番以降の5曲のソナタで、期待はずれもあり、冷ややかに見つめておりました。

そんな自分でしたが、ここ数年、30-32番を実に頻繁に聴いており、いよいよ先生にも31番のフーガ弾きたいと申し出る始末です。どないした石尾くん!
ひとつの推測はベートーベンがこれらを作曲した年齢が54,5歳。楽聖と自分を比較するのは誠におこがましいのですが、ようやく還暦を過ぎるころからベートーベンの達観の境地に反応する成熟が自分にも訪れたのか?このように考えると内部からじっくりした喜びが湧き出てくるおもいです。

というわけで、このあたりもまた自分のライフワークとなってまいりました。弾きたい曲が多すぎる!というのは嬉しい悲鳴と言うべきでしょうか?

【メンバー日記】国立にお花見とイベントを見に☆


先週、文京区パッサージュの”男のコンサート”、に初参加した時、誘って頂いてたピアノ友の方から、国立で、だれでも弾ける「ストリートピアノ」、というイベントが開催されている、と教えて頂いたので、お花見かねて行ってみました。

駅に直結、1kmほど、まっすぐ桜並木が続いてるのは、壮観。日本人好みの、川沿い、お堀沿い、と違うけど、まっすぐ広い駅前道路の両側に桜が、満開。
商店や喫茶店が多く、生活の中でお花見出来る感じで、とてもくつろげる感じでした。

ピアノは、ちゃんと調律してあるし、音もなかなか、だったと思います。
黒いピアノ弾いてたら、思いがけず後ろから声がかかって、振り返ると、千葉県の地元に住んでるボランテイア仲間の女性!。

驚いて、「どうしてここに?」、と聞くと、どうやら、この人は、バードウォッチングが趣味なので、その仲間の女性3人(1人が国立の人らしい)とお花見に来ていた様子。
こんな偶然があるとは。今日、バッタリこの時間に会う、とは思わず、ビックリ。

しかし、66歳が、東京23区横断していくのは、さすがに遠いです。片道2時間、疲れました(笑)!

【メンバー日記】GWはショパンを聴きたい♪


5月5日にオペラシティで開催される、横山幸雄さんのコンサート ”入魂のショパン2018”に行こうと思っています。

朝から夜まで、横山さんが1人でショパンの曲だけをひたすら弾くという毎年恒例のコンサートです。恐ろしい体力と忍耐力です(*_*)笑

今年で9回目の開催ということですが、私は去年初めて行きました。

去年は普段はまとめてなかなか聴くことのできないショパンのエチュード全曲や、バラード、スケルツォ等の大曲などもあり贅沢な内容でした。

他にもワルツ、ノクターン、プレリュード、マズルカ等、ショパンの有名曲は大抵聴くことができました。

横山さんによる曲の解説もあり、衣装も途中で少し替わったりしてとても楽しめました。

今年は第1部から第7部まであります。 曲が盛り沢山すぎて、去年との内容の違いはよくわかりませんが(笑)、今年のプログラムにあるピアノ協奏曲第1番は去年は無かったような(´ω`)

今年のプログラムです♪
https://www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=649

全部聴きたい気持ちは山々なのですが、10時から21時まで聴くのはなかなか大変なので、今年は2部くらい選んで行こうかなーと思っています(去年は全部聴きました!)。

優柔不断な私は何部を選ぶかまだ迷い中です。。

ただ通し券が10,000円で各部券が3,500円なので、3部以上聴くなら通し券の方がお得なんですよね(^-^;
結局決められなくて通し券を買ってしまうのかもしれません(^-^)笑

いずれにせよ、このコンサートは今後は毎年のGWの恒例イベントになる予感がしています。

by M.K

【メンバー日記】”男のコンサート” に初参加(笑)!


昨日は、お彼岸に雪(驚)という聞いたこともない天気(30年前、平成元年4月に花見に雪、というのがあったけど)!。

悪天気のなか、”男のコンサート”、という文京区のピアノ店で開催のイベントに参加しました。

この企画は、参加者が、「男性限定」という前例のないもの。・・・多分、日本中でここだけ(笑)?

たいていの、ピアノイベントやサークルは、どうしても、女性と若者が多くなりがち。今月、ぞろ目の66歳になった私のような、高齢者は先ず、見かけません(__)★

去年、誘って頂いて、予約してたので、「今日、行くところがあることが大事」を、心がけてるから、悪天気だったけど、このイベントに初参加しました(*^。^*)。

16名ほどの参加者(かなり多いです)の中で、勿論、自分が最高齢!

MCは、毎回、ピアニストのK先生、という方で、初参加の高齢者に配慮して下さって、4番目の演奏だったので、あまりスタミナ切れせずに済みました。

初参加で緊張、速くなって、途中、滑って弾いてるのが分かってはいたけど、自分の気持ちとしては、滅多にない企画に参加出来て、とても楽しく過ごせました。(*^。^*)

弾き終わると、MCのK先生から、コメントがあって、「(初参加なので、うまく弾けたかとかではなく)、ワルツが、見ていても、大変、楽しそうに弾けていて、良かったです。」、と言って頂きました。

未来は、少なくなってはいくけど、「今日一日を、豊かな気持ちで過ごせた」、と思える、こんな日もあることが、有り難いですね。

聞きに来るのは、女性もOK,とのことで、家族で来られた方もあって、雪も降る寒い日だったのに、開始から2時間くらいで満席だったのには驚きでした。

(花のワルツ等を弾きました・・練習のときから、滑っていたけど、(笑)、とにかく、スタミナ切れせず、弾き終わりました。)

&feature=youtu.be

【メンバー日記】結婚式に向けて


4月に家族の結婚式で演奏することになりました。
その練習や引っ越し手伝いで、
かなり詰め込み練習をしています。

・・・地味に寒いので、傷めないよう注意しないと・・・

演目(?)で確定しているのが、妹の歌曲。
伴奏を担当するのですが・・・
有名どころでないのも歌いたいらしく、
「これお願い!」
と渡されたのが日本歌曲。

…知らない…;

さらに合わせる予定も立ってないと来たもんです。
どうなることやら・・・。

その上、私の演目がなかなか確定しませんでした。
なぜ確定しなかったかというと。

グリーグの「婚礼の行列」、いいかも!
新郎が吹部で演奏してたし・・・
・・・あっ、でも新郎がペールギュントみたいになると困る!!

メンデルスゾーンの結婚行進曲とか、べたでしょ?
・・・真夏の夜の夢・・・
・・・短いっ><
末永く幸せでいてください><

ファリャのスペイン舞曲は?
たしか婚礼を彩る場面の曲だったはず・・・
・・・あ、題名が「はかなき人生」orz

そんなこんなでおおいに迷って、
結局モンポウとバロック系を何か、になりそうです。
(ゴルドベルグのアリアとか?)

なんとか・・・間に合わせて見せる・・・!
心残りは、3月末の連弾部練習会と4月の練習会が、
打ち合わせなどにもろかぶりで出られないことです。。
(部長さん、ごめんなさい)

春の曲、5月に持ち越しですね・・・。

【メンバー日記】ピアノめぐりをしてきました


先週末、サークルメンバーの方からご紹介がありました、ストリートピアノのイベント
Play Me, I’m Yours Kunitachi 2018
に行ってピアノめぐりをしてきました。

こうやって街中にピアノを置いてくれれば、わざわざ運ぶ必要ないんだよなあ…いやなんでもないです。

いきなりですが、このイベントの前からストリートピアノについて思うところがあったので、本題に入る前にその話をさせていただきます。

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私は昨年のちょうど今頃、大学院の卒業旅行ということで、フランスに一人で旅行をしてきました。

フランス語はおろか英語すら満足にできず、フランス上陸後はかなり浮き足立っていました。

初めて乗るフランスの電車では降りる駅を間違えそうになるし、回りを良く見ると怖そうなおまわりさんがうろうろしているし、
ホテルまでの道のりも良くわからないし、スマホのバッテリーはどんどん減っていくし…

初めての異国の地に、恥ずかしながら私はパニックになりかけていました。
そして、そんなときに出会ったのが・・・

そう、青汁ではなくて、ピアノです。
本物のアップライトピアノが、駅の中に堂々と置いてあるんです!

颯爽と表れて演奏をして行く名も無きピアニストと、足を止めてその演奏を聴いている人々。演奏が終わると拍手が送られ、演奏者が去っていくとまた次の演奏者が現れてまた演奏が始まる…本当に美しい空間です。音楽って言うのは万国共通なんだなあと感銘を受けた私は、落ち着きを取り戻し、その後の旅行を無事に終えることができました。

画像はパリ東駅のものですが、フランスの全国各地の国鉄の主要駅に生ピアノが置いてあります。
(リールユーロプ駅には何とグランドピアノが置いてありました!)

「日本もこんな風にならないかな…JR何とかしろ!」などと思っていたのですが、遂に、東京にストリートピアノを置くということで、これは行かざるを得ませんよね!

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さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題のピアノめぐりの話をします。

JR南武線の谷保駅から中央線の国立駅まで、歩きで全10個のピアノをめぐります。

まずは、国立市役所近くの公園にあるピアノから。ドーム型のテントの中に綺麗に装飾が施されたアップライトが置いてあります。
公園内ということで、お子様連れの家族の方が多く、私は完全に浮いていました(笑)

「俺だってそれなりに人前で弾く場数を踏んできたんだ。ここで一発演奏してやろうじゃないか」

・・・

とは、なりません。ピアノを弾く覚悟とかそういうのは家においてきました(言い訳)

公園に続いて、商店街の中においてあるピアノです。

思いっきり顔が映っている写真しかなかったので、写真は省略で。。。ネットで調べれば出てくるので、興味がある方はそちらをご覧ください。。

唐突に置いてある感じです。日常的な雰囲気の中にピアノが置いてある感じがとても良いです。

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次のピアノは一橋大学の近くに、連続しておいてあります。

屋外に、しかも土の上においてあります。新鮮ですね!
3つのピアノが結構近い距離で置いてありますが、ドーム上のテントの中に設置してあるためか、そこまで音の干渉は気になりませんでした。

せっかくなので、次のピアノへ行く前に一橋大学の中を散歩してきました。そして出口が分からず迷子になりました。
やれやれ。まったくこれだからキャンパスの広い大学は…(ただの嫉妬です)

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気を取り直して、国立駅へ向かいます。

まずはスターバックスにおいてあるピアノから。

ピアノの音色を聞きながら飲むコーヒーは超美味いです。本当に何時間でも座ってられますね。
以外にもそこまで店内にはピアノの音は響いて来ず、ちょっと音量大き目のBGMというような感じでした。

お次は国立駅近くのこちら。

(ちょっと写真見づらいですが..)かなり雰囲気があります。他の場所と比べてクラシックを弾く人が多かったかなあ。
駅のすぐ近くで人通りも多く、誰かが弾き始めるとすぐに人だかりができます。ここで初めて会ったらしい人たちが1時間くらいずっとクラシック談義をしていたのが印象的でした。

最後はこちら。

国立駅nonowa口降りてすぐのところにおいてあります。
あまりに自然に堂々と置いてあるので、しばらくは存在に気が付きませんでした。

これはちょっと弾くのに度胸がいるなあ…とか思いながら回りをチラチラ見ていたら、私の半分もいかないくらいのお子さんがすばらしい演奏を披露してくれました。(そして結構自信をなくしました(笑))

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とまあ、この様な感じです。
どこのピアノもそうですが、日常生活の中に溶け込んでいる感じがして、とても良かったです。

有名人アーティストのライブのような盛り上がりはないけれど、演奏が終わったら暖かい拍手をしてくれて、「すごいですね」とか声をかけてくれる。。。とても温かくて、音楽のすばらしさを確認させてくれるようなイベントだと思います。

どこか一箇所くらいイベント後も常設してくれないかなあ…

【メンバー日記】ロベルト・シューマン考


現在師事しているピアノの先生のところには新旧のお弟子さんがかなり頻繁に出入りしていて、そんなOGさん(OBさんは希少)たちの多くは、何かしら音楽に係わる仕事に就いているようです。彼らには機会があるごとに、好きな作曲家はと聞いているのですが大多数の答えはショパン。この会でも圧倒的人気ですよね。中には”私はシューマンが苦手”という声もパラパラ。

話変わって、音楽の友誌に7-8年くらい前にピアニストの選ぶ10大ピアノ曲というような特集があったのが記憶に残っています。ここでもやはりショパンがかなりの曲数を占めていました。クライスレリアーナだけが唯一ロベルト・シューマンの曲として選ばれていました。これが現実なのかと痛感しました。

確かに、シューマンのピアノ曲、難しい割には演奏効果が薄い、フレージングがくどい、内声がとても複雑、指使いが無理、10度で6音弾けって?-腱鞘炎製造工場か?管弦楽曲でもオーケストレーションに難ありと不評嘖々です。

でも、でもそんなシューマンは私にとっては一番の作曲家です。

どこがいいの?そう、まずその不思議な少し濁りのある、でも深い音色の和声。
たとえば交響的練習曲の主題、第3変奏、ソナタ3番、第3楽章のやはり変奏主題、カルナバルの冒頭プレリュード、ソナタ1番の第一楽章、長い序奏などなど。

あとは躁鬱病とも思える気分のムラ。組曲形式の曲が多いなかで、無限の全能感を表現させるパッションの閃光のすぐ後に続く、打ちひしがれた脱力感、絶望表現。このまだら模様はよそでなかなかは味わえません。

出会いは大学時代。このころはハードロックファンでレコード屋にはよく立ち寄っていました。クラシック、ふん、つまらんという感じでおりました。そんなある日いつもの行きつけの店に入ると、クラシックコーナーから輝かしいピアノの響き・・・全盛期のリヒテルの弾く交響的練習曲でした。息が止まる思いというのはこのことかと思いました。あとは語るまでもなくその日からシューマン病の始まりです。出口はいまだに見出せません。

【メンバー日記】インベンション記2


あたたかく陽もかなり長くなりましたね

会社近くの桜です ここの桜はせっかちなのか毎年早めに花を開きます


近所の「戦場の~」ならぬ「屋上のピアニスト」
明るい時間が長くなって こころもち嬉しそうです(#^^#)

いよいよインベンションのレッスンがスタートしました
その前に 日記のタイトル ひらがなだとなんかヒワイなのでカタカナに直しました(^^;)

先週の練習会でメドレーが終了してから 練習をしましたが
右左別々に練習してくるように言われていたので
その通りにしました

よく ピアノをやらない人に「ピアノって左右の手を別々に動かさなくちゃならないから大変だね」
と言われたことがありましたが
自分的には そんなに難しいことだとは思ってませんでした

でもそれは私が優れていたのではなく(^^;) 私はいままで左右セットで覚えていたからだと気が付きました
左右セットでの動きを覚えていたので「別々」という感覚がなかったんです

大体は 右手=メロディ 左手=ベース だったので セットで覚えることが苦ではなかったのです

ところが このインベンションときたら 右と左がメロディとベースを入れ替わりたちかわり 時にはお互いがメロディでせめぎあっているではありませんかΣ(゚Д゚)

初めて思いました
「ピアノやってる人は右手と左手別々に動かしてすごいな」と(笑)

そんなで昨日最初のレッスンでしたが
「とりあえずやってみて そこから直していくから」
と言われて 左右それぞれ弾いてみて さっそくリズムにダメ出し・・・

そのまま講義が続いて 「ホ長調から ハ長調に転調するのはわかる?」
ときかれたけど さっぱりわからないし
同じフレーズが音違いになっているので転調だということがようやく理解できました
ハ長調からト短調になって・・・最後はホ長調に戻るそうです

いやいやそんなことよりも 右と左が一緒にできる気がまったくしないんですケド(^^;)

でもまだまだ左右合わせなくていいそうです まあ先生も無理だと思ったんでしょうね

動画を検索すると 子供が弾いてる動画しか出てこないんですけど
みんなすごいし あんな風にできるようになるのか とても不安です(+_+)

とにかく左手のダメダメ感がとてもよくわかりました なんとか乗り切って悲愴第1が弾けるようになりたいです

次の日記では 一歩くらいは野望に近づいているといいなあ

byトシ