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2021年度秋の定期演奏会レポート〜関内会場〜



10月2日(土)、横浜市の関内ホール小ホールにて、2021年秋期単独定演の初日を開催致しました。台風直撃が心配されていましたが、幸運にも前日に過ぎ去って当日は快晴。秋晴れの中、無事に行うことが出来ました。9月末日をもって緊急事態宣言は明けたものの、コロナ対策は定演開催における必須事項です。会場のガイドラインにならい、手指やマイクの消毒、検温等、感染症対策を徹底して臨みました。ご協力いただいた来場者、出演者、スタッフの皆さまに改めて感謝申し上げます。



関内会場のコンセプトは「演奏者も観客も、全員が音楽でコミュニケーションを取れる演奏会」。コロナ禍で練習会の人数等に制限を設けたことによって、メンバー同士の交流の機会がどうしても少なくなっていました。一同が介する定演は、このような状況下では非常に貴重な機会です。音楽を通し、改めて互いの理解を深められたら、との思いでこのようなコンセプトに決定いたしました。また、一般のお客様も例外ではありません。よりピアノを身近に感じていただけるよう、様々なジャンルを楽しめるような工夫を設けました。

今回のプログラムは全36曲。出演者はピアノキャリアもサークル歴も様々で、中には当会に入って1ヶ月に満たない方も。ピアノサークルの演奏会というとクラシックのイメージが強いかと思いますが、ポップスやジャズ、即興演奏など、個性豊かなステージを披露していただきました。 そして多様なジャンルを楽しんでいただくために設けたのが、企画ステージ「映画音楽メドレー」です。演奏前の挨拶で作品に対する熱い思いを語ってくださったり、ハリー・ポッターや某海賊の仮装をして演奏されたりと、各々の映画愛を存分に発揮していただきました。普段はクラシックを好まれる方のポップス演奏が聴けるなど、特別感のあるステージになったのではないかと思います。


今更ではありますが、筆者は関内会場の実行委員長を務めさせていただきました。当サークルに入会して半年足らず、初めての定演で運営を担うこととなりましたが、既に多くの定演を経験された先輩方から、私よりもサークル歴の浅い方まで、多くのメンバーに支えられて本当に素敵な演奏会を作り上げることが出来たと思っています。演奏会当日はスタッフに立候補していただいた皆さんのお陰で、実行委員長自身が一番楽しんでいたのではないでしょうか。準備段階から演奏会当日まで、すべての過程で音楽という共通の言語を通してコミュニケーションをとることができたと自負しています。

秋の定演はこの後、10月16日(土)のティアラこうとう、11月3日(水・祝)の武蔵野市民文化会館へと続きます。このレポートを読んで興味を持ってくださった方、ぜひお気軽に足を運んでいただけたら嬉しいです(もちろん、出演も大歓迎です!当会までご相談ください)。 関内会場とはまた違ったカラーの演奏会となる予定です。こちらもぜひご期待ください!


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