どうも、T.N.です。今日も元気にストリートピアノ日記を書いていきたいと思います。
※この日記は前回からの続編です。
サンメッセ鳥栖で歴史あるピアノの演奏を終えた筆者。次は鳥栖駅から電車に乗り、さらに南へ。お隣、福岡県久留米市へ向かいました。
久留米駅で改札を出ると、そこには1台のアップライトピアノが置かれていました。ピアノの前の床には、「素敵なピアノの音色を駅のみなさんでシェアしましょう」といったメッセージが書かれており、その言葉がなんとも温かく感じられます。
早速弾かせていただくことにしました。今回はベートーヴェンのソナタ30番1楽章を演奏します。
弾き始めると、クリアな音色が壁に反響しながら周囲へ広がっていきました。鍵盤のタッチは軽やかで反応も良く、気持ちよく演奏することができます。駅の改札前ということもあり、人通りは比較的多め。ピアノのそばを行き交う人々の視線を感じながらの演奏となりました。
演奏を終えると、筆者の後ろには小さな女の子とお母さんの姿がありました。温かい拍手をいただき、とても嬉しく感じました。
次は二人がピアノの前へ。お母さんと一緒に童謡を演奏しており、楽しそうに鍵盤へ向かう女の子の表情を見ていると、なんとも心が温かくなりました。素敵な演奏に、筆者も思わず拍手を送ります。
さらにその後には、年配の女性がピアノの前へ座られました。
曲は「春よ、来い」。一音一音を大切に弾くような落ち着いた演奏が印象的で、自然とその音色に引き込まれていきます。
ちょうどその頃、小さな男の子がお母さんの手を引きながら改札からこちらへ歩いてきました。そしてピアノの前で立ち止まり、演奏を真剣な眼差しで見つめています。
やがて演奏が終わると、男の子がぽつりとこう言いました。
「ぼくもピアノ習いたい」
お母さんは、少し笑いながら、
「じゃあ、やってみる?」
と返していました。
こうして、駅のストリートピアノが誰かにとって音楽へ興味を持つきっかけになっているのだと思うと、なんとも素敵なことだなと感じました。
【今日の飯テロ】
久留米のグルメといえばラーメンが有名ですが、実は焼き鳥も名物として知られています。
香ばしく丁寧に焼き上げられた鶏肉は、噛むほどに旨味が広がっていきます。お酒が進む美味しさでした。