【メンバー日記】ピアノ演奏をより楽しむために

2017年02月28日 HOME → メンバー日記 247 views

メンバー日記

ピアノを弾くことが好きで、ピアノを趣味として楽しんでいる方は多くいらっしゃると思います。しかし、練習を続けていく中で、ピアノを楽しめず挫折してしまう方も少なくないのが現状です。
さて、みなさんは以下の項目で思い当たることはありませんか？

①聴いたことのない曲は譜面だけでは弾けない
②1小節ずつ覚えていき、はじめから暗譜を目標として、暗譜後は楽譜をみない
③♯や♭が多い曲に抵抗がある
④途中で演奏が止まると最初から弾き直さないと続きが出てこない
⑤いつも同じ箇所でつまずく
⑥無意識に弾いている
上記の項目が当てはまる方は、ピアノ学習における停滞状態、つまり「練習しているのになかなか上達せず、ピアノを楽しめていない」状態に陥っている可能性があります。
とくに⑥においては、発表会やライブなどの人前で演奏する際に、緊張から普段意識せずに弾いている箇所を本番意識してしまい、演奏が上手くいかなくなるケースがあります。

この状態を脱するためには
『譜面に向き合い、ストレスなく、すらすら読む力』が必要になってくると思います。
その方法の１つとして、僕が子どもの頃に先生から教わってオススメする譜読みの方法は…
「弾く前に譜面をざっと眺めて曲のイメージを知る→丁寧に片手練習→じっくり両手練習」です。ピアノの練習が嫌いな方にとって、最初はスラスラ弾けず、退屈で嫌に感じるかもしれません。
しかし、今後もピアノを楽しむためにも、はじめのうちはゆっくりと丁寧に譜面を見ながら、根気よく鍵盤を弾いていくことが、上達への1番の近道かなと思っています。