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【メンバー日記】生のピアノがプロの演奏動画より心に響くワケ!?


メンバー日記

三鷹コンサートホールいよいよ来月の2月12日に三鷹市文化センター・風のホールで、発表会(練習会)がありますね。
三鷹・風のホールは、ピアノもさることながらコンサートホールもシューボックス形式と呼ばれる音の響きを綺麗に表現できるホールとなっているそうです。
三鷹コンサート詳細: リンク

ところで、最近ではプロのピアニストの演奏もYoutubeなどで無料で見ることができますね。それでも私は生のピアノ演奏は、プロの演奏動画よりも心に響く物があるように感じます。
それは何故なのでしょうか?

 

モノラルPC等で音を再生する技術として、モノラル再生やステレオ再生等があります。
よく聞くモノラルやステレオですが、実際にはどんなものでしょうか。

【モノラル】
モノラルとは、1つのマイクで録音して音を再生する技術です。
モノラルでもそれっぽい音を再現できるのですが、なんだか味気ない音になります。
それは、モノラルでは音の到達距離によるズレ(位相差)が再現できない事が原因です。

 
ステレオ【ステレオ】
人間には耳が2つあります。そして音は空気中を音速(1225 km/h)で伝達してそれぞれの耳に届きます。
従って、厳密に見ると右耳と左耳に音が届くまでには若干の時間のズレがあります。

ステレオでは、右耳と左耳で受ける音のズレを再現するために2つのマイクを使って音を録音します。モノラルに比べると自然な音に大分近づきますが、それでも生の音とはやっぱりなんだか異なります。
ステレオでは、音が壁に反射して届く後ろや上下からの音までは再現できません。

 

5.1チャンネルステレオ【5.1チャンネルスレテオ】
今は5.1チャンネルステレオという6つのスピーカーを使って、6方向からの音を再現する方式もあります。
それでも、厳密に見れば生の音とはやはり異なります。
生の音を再現するには無限個のスピーカー(全方面からの音の再現)が必要になります。

コンサートホールで聴く生の演奏では、自宅では味わえない上下左右前後から届く、音に包まれる感覚を味わえます。
(音の伝達とは空気中の物質が振動する現象なので、比喩ではなく物理的に音の波に包まれます。)
更に、三鷹・風のホールは音の反響・残響が美しくなるようにデザインされたシュー・ボックス形式のホールとのことです。

動画では味わえない感覚を体感できること、今から心待ちにしています!

似顔絵ゆうさく
結論: 生演奏って素敵!

 


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