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【メンバー日記】私なりの楽譜の選び方


メンバー日記

今回は私なりのクラシックピアノの楽譜の選び方について書きたいと思います。
気づけばショパンのことばかり書いてしまいました。笑
私は普段、暇さえされば楽器屋さんに足を運び、気になる楽譜を片っ端から手に取り、眺めています。
気がつくと数時間なんてあっという間。
お店の方からすれば迷惑ですね…^^;
学生の頃はそれで母を待たせて、よく叱られたものです。
それだけ楽譜を見ているにも関わらず、同じ曲でも色々な版があるなんて、実は知りませんでした。
知ったのは大人になって再開したレッスンで師事している先生から。
最初のレッスンにショパンの子犬のワルツを持っていったとき、「ショパンなら、パデレフスキ版を使いなさい。」と言われ、訳もわからず終わったあとすぐ買いに走りました。
ちなみにパデレフスキさんはポーランドの元首相だそうです。
なかなかハンサムなお顔立ちをしています。

パデレフスキさんそれからというもの、凝り性な性格がたたり、作曲家ごとにどの版がいいのか、インターネットで調べたり、先生に聞いたり、模索する日々が始まりました。
ここからは私の主観と結論です。
異論は認めます。笑
ショパンなら普段使いは、パデレフスキ版。
細かい練習方法を確認するなら、コルトー版。
アーティキュレーションや運指を確認するなら、春秋社版。
演奏技法の注釈を読むなら、ウィーン原典版。
紙が白い、音符が大きくて見やすいのは、ショパンコンクールでも推奨の、エキエル版。
最近は全音でも原典版が出ているので、それも気になっています。


パデレフスキ版ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、シューマン、ブラームス等なら、いっちょまえにヘンレ版を使っていますが、ドイツ語が全く読めないのでウィーン原典版も併用しています。
やはり日本語が書いてあるのは安心感がありますね。
ヘンレ版は本が開きやすいし、音符が大きくて見やすいのでなんだかんだ重宝しています。
バッハなら、ウィーン原典版と全音を見比べて使用。
リストなら、ブダペスト版と全音。
ドビュッシーなら、デュラン版と安川加寿子版。
その他の作曲家は基本的に全音を使っているかも。

版によって同じ曲でも音が違ったり(例えば、ショパンの別れの曲やバラード第1番なんかは決定的に違う音があったりします)色々な個性があるので、選ぶのが楽しいです♪
結局は自分の好みの楽譜で練習するのがいちばんですね!
他にもおすすめのものがあれば教えてください!
なんだかまとまりのない内容になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

似顔絵あさみっこねん:某ディーラーに車の試乗に行ったら、まんまと欲しくなってしまった30歳。月末のお引越しに向けて断捨離中。



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