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【メンバー日記】演奏会と悲愴の思い出


秋の定期演奏会が終わりました。とても楽しくて、演奏会ロスです…

ジョイコン、関内、江東、武蔵野の4会場全てに行かせて頂き、素敵な演奏を生でたくさん聴けて、心が浄化されました。

この秋の演奏会は、私にとってPH会初出演で、入会してすぐだった春の演奏会より準備など関わらせて頂いたので、とても思い出深いものになりました。

たくさんの曲を聴けるのも楽しいし、色々な曲を知って弾きたい曲を考えるのも楽しいし、皆がオシャレして綺麗になっているのを見るのも楽しいし、演奏会の色々な楽しさを知った感じがします。

お話させて頂いたり、一緒に活動している方の演奏を聴くのは、その人らしさが感じられすごく良いなと思いました。

演奏会の動画は何回も聴かせて頂いています。動画編集本当にありがとうございます!繰り返し熱演が聴けて嬉しいです。
BGMにして作業しようと思っても、全然backgroundにならなくて、聴き入ってしまいます。

準備において、「みんなで作る」って分かりやすい言葉だけれど、それを実現するのはとても難しくて、そこにたくさんの工夫があるのだと感じました。
統括や実行委員のみなさん本当にありがとうございました!!

ここから、自分のことを振り返ろうと思います。
私は、関内でベートーヴェンの悲愴の第二楽章を弾きました。この曲にしたのは、一番長く弾いていて、一番好きなクラシック曲で、一番思い出がある曲だったからです。

初めて弾いたのは、大学2年の時です。私の大好きな、このサークルを教えてくれた、ピアノがとてつもなく上手い友人がいるのですが、その友人の家に泊まりに行ったときに、ピアノを弾いてもらい私もすごくピアノが弾きたくなりました。授業週3コマくらいの暇な時で、何かに打ち込みたいと思っていたのでちょうど良かったです。そして、大学に無料でグランドピアノが弾けるという素晴らしい部屋が3部屋くらいあったので、ピアノを弾く環境が整いました。

悲愴の楽譜もその友人にコピーしてもらい、練習しました。バドミントンのサークルに入っていたので、バドの朝練→日中ピアノ→夕練→アフター、朝練→授業→ピアノ→映画、ピアノ→学食で駄弁る→夕練、みたいな日々を過ごしていました。一番大学生していて楽しかったです。
バドサーの友人と一緒に練習したり、何人かピアノの部屋に遊びに来て色々弾いてくれたり、ピアノ充していました。(ただ、その後キャンパスが変わったり授業で忙しくなったりで、ピアノ部屋に行くことができずピアノから離れてしまいました…)

こんな感じの人生の夏休みの楽しい日々を、関内の演奏会に向けて練習している時によく思い出しました。

音楽って記憶と結びついていますよね。曲を聴いて、この頃何してたなぁとか、こんなこと考えてたなぁとか、懐かしい思いになります。

とても思い出のある曲なので、復刻して演奏会で弾けて嬉しかったです!スタジオ借りてグランドピアノで練習したり、録音したり、本番の服装で練習したりしましたが、やっぱりミスはしてしまうので、緊張の中でも間違えないようにもっと工夫したいです。でも、練習した曲を立派な会場で聴いてもらえるというのはすごく幸せなことだなと思いました。

また、悲愴全楽章を弾くという大きな目標ができました。今3楽章練習しています。何年後になるかは分かりませんがコンプリート頑張ります!


A.Y.

弾きたい曲は、
・ベートーヴェン 悲愴第一楽章
・ショパン 雨だれ
・ショパン 華麗なる大円舞曲
・バッハ G線上のマリア
・久石譲 人生のメリーゴーランド
・米津玄師 Orion
などなど

リストが増える一方で、弾くペースが追いつかないです笑


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