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初詣レポート♪

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1月度練習会Aの様子

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2020年度ニューイヤーコンサート演奏会レポート

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明けましておめでとうございます♪

謹賀新年

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2020年度クリスマスパーティー イベントレポート♪

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2020年度クリスマスパーティのお知らせ♪♪♪

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2020年度秋季発表会のお知らせ【発表会レポ記載中!】

発表会特設サイト → ♪ click here ♪

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2020年度秋の定期演奏会レポート~三鷹会場~

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2020年度秋の定期演奏会レポート~江東会場~

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2020年度秋の定期演奏会レポート~埼玉会場~

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2020年度秋の定期演奏会レポート~ジョイントコンサート~

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12月度練習会Bの様子

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おうちで連弾チャレンジ♪

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12月度練習会Aの様子

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11月度練習会Aの様子

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10月度練習会Bの様子

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10月度練習会Wの様子

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11月度練習会Bの様子

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10月度練習会Aの様子

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9月度練習会Aの様子

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2020年度新体制のご紹介~Part.2~

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2020年度新体制のご紹介~Part.1~

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9月度練習会W(オンライン)の様子


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8月度練習会Bの様子

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8月度練習会Aの様子

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【メンバー日記】パイプオルガンの調べ vol.2

まちじゅうがサウナのような日々ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。7月は、近所の大きな欅(けやき)を囲んでのラジオ体操にちびっ子たちと参加していましたが、8月はもうやっていなくて、ラジオ体操ロスです。(家でやればいいんでしょうけど、なかなか。)
毎朝居室にて東の山際からのご来光を拝む西日本の端っこから転居してきたので、東京の夏はまだ直射日光を浴びる機会が少なく、過ごしやすいように思います。蝉もなんだか上品な鳴き声。

不要不急の外出は避けたいそんな今日この頃ですが、先日、東京芸術劇場のナイトタイムオルガンコンサートへ行ってきました。

初めて訪れた芸術劇場は、音楽ホール、大小の演劇シアター、カフェなどが入った複合施設で、かつてニューイヤーコンサートで訪れたロンドンのバービカンセンターを想起しました。

座席数1999名の会場はほぼ満席でした。まばゆいばかりのルネサンス&バロック式のオルガンは、重厚で、何か祭壇のようでもあり。

前半が終わり、バロック式からモダン式に約3分かけてゆっくり回転するところも見せてくださいました。

https://mimi.official.jp/etc/elfinder-2.0-rc1_wef8cn24g-YY_eech3q-q/files/Photo/UP/1722673999-9787935.jpeg(回転時は撮影禁止だったため公式ホームページより)

メタリックで曲線的なモダン式になると、今度は音色が管楽器に例えるなら木管楽器から金管楽器に変わったような雰囲気がしました。パーっと華やかさが増したような。(あくまで私見です。)

フランス人のオルガニストによる演奏は、それはもうお見事でした。
自由自在に軽やかに重厚に鍵盤を操る技術は、詳しいことはわからないのですが、これが超一流というものなんでしょうね?想像以上。約2000人の見つめる中、背中を向けて、巨大なパイプたちを指揮者のように、マジシャンのように奏でる。
スケールや三連符の連続が、とても正確なのに、艶がある。ピアノでは、音の切れ目をなくすサスティンペダルがあるけど、オルガンにはないので、運指が演奏に直結する。しかし常に滑らかだった。
曲の終わりに度々沢山の鍵盤を両手で同時にファーーーンと長く響かせるのですが、その響きが宇宙の果てまで連れて行ってくれるようだったり、地底まで堕ちて行くようだったり、深い眠りから呼び覚まされるようだったり、それはもう会場全体が鳴り響いていました。

アンコールに「さくらさくら」のフレーズが短調の中に巧妙に入った小品を演奏し、日本語でにこやかに挨拶をされて、拍手喝采の中終演となりました。
あれは夢だったのかな。

さて、この夏、もうひとつオルガンコンサート鑑賞を予定しているので、また日記にしたためてみたいと思います。
みなさまどうぞ、ピアノの練習をしつつ♪引き続きこの夏も元気でお過ごしください。

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【メンバー日記】読書好きなピアノ弾きさんへ

毎日尋常ではない暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
こんな日は、涼しい室内でピアノを弾いて楽しむのが良いかもしれません。あるいは、読書も良いですね。

私は本が好きですが、当サークルにも、読書好きな方がちらほらいらっしゃるようで、仲間だな〜と密かに嬉しく思っています。

当サークルで人気があるピアノ・音楽関連の小説は、『蜜蜂と遠雷』がダントツで、その後に『羊と鋼の森』、『さよならドビュッシー』と続いているように思いますが(※私調べ)、他にも面白い音楽小説は色々あるなと思い、自分が知っているものをリストアップしてみました。

以下のほかにも、おすすめの音楽小説がありましたら、ぜひ教えてください^ ^
本の紹介コメントは、ネタバレなしにしたつもりです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

【有名どころだけど、やっぱり面白かった本】

*『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒・著
チェロ好きな方におすすめです!

*『岬洋介シリーズ(書籍「さよならドビュッシー」の続編)』中山七里・著
岬洋介みたいなピアニスト、現実にはいないけど、いいですよね〜。たくさんあるので、シリーズ名の紹介としました。
【追記】一応書籍名も載せると、『おやすみラフマニノフ』『いつまでもショパン』『どこかでベートーヴェン』『もういちどベートーヴェン』『合唱 岬洋介の帰還』『おわかれはモーツァルト』『いまこそガーシュウィン』です。続編が楽しみ。

*『マチネの終わりに』平野啓一郎・著
映画でも有名ですが、いいですよね〜。

【若干マイナーかもしれないけど面白かった本】

*『シューマンの指』奥泉光・著
装丁がピアノの鍵盤なところが良いです♡
シューマンの曲について詳しく語られていて、私は理解が追いつかなくなりましたが、そこがまた楽しい。シューマンやクラシック大好きな人に読んでもらいたい本です(そして感想を聞きたい)。ミステリー小説ですが、この本の結末を推理するのは諦めて良いと思います。

*『ピアノ・レッスン』林巧・著
ドビュッシーの曲が出てきて、ドビュッシー好きにとっては嬉しい本。ホラー小説に分類されていますが、全然怖くないです。

*『祝祭と予感』恩田陸・著
『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編小説集ですが、世の中であまり話題にならなかった気がして、ファンの方が読みそびれていないか心配です……。そんなわけないですかね?笑
この本で風間塵の家族のことが明らかになって良かったです。

【もしかすると高校生向けかもしれないけど、大人でも楽しめる本】

*『風を彩る怪物』逸木裕・著
パイプオルガンやフルート好きな方はぜひどうぞ♩クラシックの曲が色々出てきます。ちなみに2023年度の山形県 ・埼玉県 ・千葉県の県立高校の国語の入試問題に出題された小説です。試験が楽しくなっちゃいますね〜

*『廉太郎ノオト』谷津矢車・著
滝廉太郎の伝記的小説です。滝廉太郎の人生にはどんな意味があったのか……最後泣くでしょう、これは!と思ったのは私だけ?過去に読書感想文コンクール高校生の部の課題図書にもなっています。

以上です。
ピアノはもちろん、読書好きな方、ぜひ一緒にお話ししましょう!

ではこの辺で。
Y.Y.

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【メンバー日記】蕨・西川口のストピ巡り

どうも、T.N.です。

梅雨も明け、夏本番ですね。皆様お身体にはお気をつけてお過ごしください。
さて、今日も元気にストリートピアノのレポートをしていきたいと思います。

今回訪れたのは京浜東北線の西川口駅です。駅の東口を出て住宅街の中を15分ほど歩いていくと、ショッピングセンター「イオンタウン蕨」に到着しました。

最近リニューアルオープンしたばかりという明るくきれいな店内を奥へと進んでいくと、スーパーマーケット「マックスバリュ」がありました。普段行かない街のスーパーに立ち寄る機会があると、ついワクワクして色々見てしまうのは筆者だけでしょうか。買い物をして会計を済ませると、袋詰めの台の傍にヤマハのクラビノーバがあるのを見つけました。

譜面台に置かれた「演奏リスト表」に名前を書き、早速弾かせていただくことにしました。こちらのピアノ、有難いことになんとクラシック名曲集の楽譜まで備え付けられていました。パラパラとページをめくりつつ、昔弾いた曲の数々を思い出すのも楽しいものです。今回はその中から、シューベルトの即興曲Op.90-2を久しぶりに演奏しました。

音量は抑えめに設定されていましたが、鍵盤のタッチも良く気持ちよく弾くことができました。ピアノの横にはちょうど七夕コーナーが設けられており親子連れの姿がちらほらと見えましたが、中にはじっくり演奏を聴いてくれた子もいたのが印象に残っています。演奏を終えると、有難いことに警備員さんから拍手を頂くことができました。

お店を出てもと来た道を引き返します。西川口駅を超えて反対方面(西口側)に歩いていくと、風俗街の一角から突然ピアノの音が聴こえてきました。バッハの平均律第1巻第1曲です。音のする方に目を向けると、そこには酒屋さんがありました。店頭にはキーボードが出されていて、自動演奏の音が流れていたようです。

こちらはいわゆる「角打ち」、店頭でお酒を飲むことができる酒屋さんです。折角なので美味しいお酒を楽しめればと思い店内に入ると、若いマスターが迎えてくれました。

このお店では、地元埼玉のお酒を応援しているそうです。筆者も日本酒は好きなのですが、埼玉のお酒はほとんど飲んだことがなかったので、マスターにおすすめを伺ったところ、親切に色々と紹介してもらえました。

こちらが秩父の「武甲正宗」。すっきりとした辛口の味わいが、まさに筆者好みでした。

こちらは小川町の「帝松 初ばしり」。夏限定の商品だそうです。さわやかな香りがとても印象的でした。

お酒の肴も素晴らしかったです。
もつ煮込みは自家製味噌のコクが絶妙で、柔らかいモツに旨味が染みわたっていました。ちなみにこの器は、川口の工芸品の鋳物を使っているそうです。このように地元の伝統を大切にされているのは、いいものですね。

え?「ソース焼きそばも鋳物の器で出てくるのか?」だって?そうっすね。

筆者は、店内のカウンターの上にも別のキーボードがあるのを見つけて興味が湧き、店内と店頭のキーボードについて聞いてみました。いずれもマスターの私物なのですが、この日(7月6日)は「ピアノの日」ということでストリートピアノとして出しているとのことでした。

※ピアノの日:1823年7月6日、オランダ商館医となるドイツの医師シーボルトが日本に初めてピアノを持ち込んだ日

筆者もピアノを弾いていること、今日はお店のSNSでのストリートピアノ企画の告知を見て訪れたことを伝えると、マスターは喜んでピアノの話をしてくれました。
彼は小学生の頃までピアノを習っていたそうで、今もピアノが好きでYouTubeでよく演奏動画を見ているそうです。

サービス精神たっぷりの彼は、自身も店内のキーボードで演奏を披露してくれました。幼少の頃に弾いた子ども向けの練習曲は今もお気に入りで、時折弾いているそうです。筆者は知らない曲でしたが、その美しいメロディーに心打たれました。また、ポケモンの戦闘シーンの曲もレパートリーの一つだそうで、実際に目の前で聴かせてくれました。筆者と年代が近いこともあり、同じ思い出を共有する者同士、楽しいひとときを過ごしました。

「店内のキーボードも店頭のキーボードも自由に弾いてください」

マスターのお言葉に甘えて両方弾かせていただきました。お酒が回って良い感じに高揚した状態で演奏するのもまた面白いものでした。

しばらくキーボードを弾いて遊んでいると、マスターが特にお気に入りの曲を教えてくれました。モーツァルトのピアノソナタ第8番 K.310。第1楽章の深刻さと疾走感がたまらないそうです。

まさかこの場所でK.310という曲名を聞けると思わず、筆者もテンションが上がりました。実は筆者も昔、劇場版「ピアノの森」を見てこの曲を気に入り、こっそり練習していたのです(きちんとレッスンを受けたわけではなく、自己流でしたが)。

遠い記憶を頼りに第1楽章の冒頭部分だけ店内のキーボードで弾くと、マスターが言いました。

「おお、これが聞きたかった!」

記憶が曖昧で指も思うように動きませんでしたが、温かい拍手を貰えました。また次にピアノを開放するときにはちゃんと練習してくることを約束しました。
(家に帰ってから改めてK.310の楽譜を見て練習していますが、楽譜通り正確に弾くのは、適当に弾いていた頃よりもずっと難しいことを痛感しています。完成はいつになるやら…。)

演奏とピアノトーク、お酒を楽しんでいたところ、バイオリンケースを背負った男性が店に来られました。こちらの常連さんだそうです。マスターが彼に声をかけます。

「こちらの方(筆者)、ピアノ弾けるんですよ。何かセッションでもどうですか?」

「いいですね、ぜひ」

彼はそう答えバイオリンを取り出しました。こうして即興でのセッションに挑戦することになりました。

彼がまず弾いたのは「人生のメリーゴーランド」。郷愁を誘うバイオリンのメロディに合わせてリズムを刻んでいきます。ピアノは普段一人で弾くものですが、こうして他の楽器とともに演奏できるのは、とても新鮮で楽しい体験でした。

「いいですね、じゃあ次の曲行きましょう!」

彼は嬉しそうにそう言って、今度は「情熱大陸」を弾き始めました。筆者も以前ピアノソロアレンジを弾いたことがありますが、バイオリンとセッションすることはかねてからの夢でした。躍動感あふれるバイオリンの演奏に応えるように伴奏を始めました。私たち二人のセッションはさらに盛り上がっていきました。

ここでマスターが筆者たちにこう言いました。

「クラシック曲だと何かありますか?」

彼は「G線上のアリア」を弾き始めました。バイオリンの優しく穏やかな音色が店内に響き、それを堪能しながら伴奏させてもらえるのは、この上ない喜びでした。

筆者からも彼にリクエストしました。ベートーヴェンの「スプリングソナタ」の第1楽章です。今から十数年前、高校の文化祭のときにバイオリン弾きの友人とともに演奏した曲で、初めてのバイオリンとのセッションでソロとは違った難しさを噛みしめつつ必死に練習に臨んだ思い出の曲です。彼は快くリクエストに応じてくれました。久しぶりにバイオリンと合わせて演奏すると、青春の日々がよみがえってくるようでした。

最後にモンティの「チャルダッシュ」を一緒に演奏しました。この曲はテンポの速い部分とゆったりした部分があり、二人で息を合わせるのが楽しい挑戦でした。演奏が終わると、その場にいらっしゃった他のお客さんからも拍手をいただくことができ、楽しいセッションの締めくくりとなりました。

マスターによると、このお店では時々今日のような音楽系のイベントを開いていて、ピアノも開放しているので、また是非来てほしいとのことでした。筆者も楽しい時間を過ごすことができたお礼を言い、お店を後にしました。

こうして、思いがけない出会いや即興セッションを楽しみながら、音楽とお酒に満たされた一日が終わりました。帰り道、次にまたこの場所で演奏する日のことを思いながら、心地よい余韻に浸ることができました。

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【メンバー日記】横浜市民ギャラリーあざみ野 ロビーピアノ

どうも、T.N.です。暑さの厳しい折、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
先日また素敵なピアノとの出会いがありましたので、紹介していきたいと思います。

今回訪れたのは、横浜市のあざみ野です。東急・横浜市営地下鉄のあざみ野駅を出て、閑静な通りを約5分歩くと、「横浜市民ギャラリーあざみ野」に到着しました。

館内に入ると広々としたロビーがあり、そこにはグランドピアノが置かれていました。ところで、ケニアの首都のギャラリーにはこのような空間はなく、入口からすぐに作品が展示されているそうです。

ナイロビには、無いロビー

お後がよろしいようで。

筆者が着いたとき、ちょうどご年配の男性が演奏されているところで、ピアノの音色が高い吹き抜けの空間に響いていました。その味わい深い演奏は、とても心惹かれるものがありました。

彼の演奏に思わず拍手を送りました。

「今日はもうたくさん弾かせてもらったので、どうぞ弾いてください。本当に良いピアノですよ。」

彼はそう言って、順番を代わってくださいました。

そのピアノはヤマハのセミコンS-700Eでした。椅子に座って鍵盤に触れると、ずっしりとした重みが指先に伝わってきました。個人的には好きなタッチ感です。

今回はショパンの舟歌を演奏しました。一音目から芯のある低音が力強く鳴り響きます。その一方、高音部も響きの豊かさが感じられてとても良かったです。人通りのほとんどない静かな空間で、ひたすら自分の弾く音だけを感じることができ、まるでコンサートホールで弾いているかのような感覚を味わうことができました。

男性と私は、その後も交互に演奏を続けました。彼の演奏はどれも見事で、曲ごとにこのピアノの魅力を最大限に引き出していました。素晴らしい楽器のもと、ひたすら二人きりで音楽に没頭できるこの時間は、本当に満ち足りたものでした。

こちらのピアノは、日曜日の17時から19時半限定でロビーピアノとして開放されています。ぜひこの素晴らしいピアノを弾きに来てみてください。心ゆくまで音楽を楽しむ贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。

【今日の飯テロ】
今回はあざみ野駅近くにあるラーメン屋さんに立ち寄りました。豚骨ベースの味噌ラーメンが人気のこの店では、カウンターの目の前で鉄鍋を使って野菜を炒めている様子が見られます。熱々の野菜がラーメンに乗せられると、その香りが食欲をそそります。濃厚なスープと麺が良く絡み、ニンニクのパンチも効いていて、とても美味しかったです。

https://mimi.official.jp/etc/elfinder-2.0-rc1_wef8cn24g-YY_eech3q-q/files/Photo/UP/1720358492-7870144.jpg

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【メンバー日記】パイプオルガンの調べ♪

こんにちは。Mです。
先月のことになりますが、日経新聞の日曜版にパイプオルガンが特集されており、興味深く拝読しました。
国内に約千台もあるなんて!

春にNHKホールのN響定期演奏会で、レスピーギの交響詩「ローマの松」の演奏にラスト部分でバルコニーのパイプオルガンが登場し、様々な金管楽器と共に華やかなfffが表現され、圧倒されたばかりでした。

子ども達の通った幼稚園の教会にもパイプオルガンがあり、行事などで讃美歌を歌ったり、ハンドベルで共演した懐かしい記憶がありますが、オルガンのみの演奏会は、聴いたことがなかったなと。

タイミングよく、サントリーホールで年に数回開催される、オルガンコンサートを見つけて、早速座席予約し行ってまいりました!30分間のランチタイムコンサートは、なんと、、、無料でした♪

ホールに入場すると、オルガンの奏者の弾く大きな鍵盤部分(コンソール)がステージの真ん中に鎮座していました。あれ?壁面のパイプと離れているの?リモート?パイプはどうやって鳴らすの?と???でしたが、調べてみると、リモコンのように電子信号で遠隔操作であの巨大なパイプたちを鳴らす演奏方法があるのだそうです。
あの大きなパイプは、空気を送り込むことで一本で一つの音が鳴るのですが、サントリーホールのものですと、見えているのはほんの一部で、実に5898本!もあり、長いものは32フィート(約9.754メートル)!にもなるそうです。

プログラムは、「昼下がりのまどろみ〜パリの森にて〜」という題を冠した古典から近代のフランスの4人の作曲家による構成でした。

私はドビュッシーしか知らなかったのですが、100年以上前の作品なのに現代のアシッドジャズのように繰り返されるリズムに新しさや中毒性を感じる曲であったり、繊細な風のきらめきのような曲であったり、大音響で重低音が鳴り響く華やかな曲であったり、全く異なる4つの楽曲は、パイプオルガンの魅力を余すことなく伝えてくれる構成となっていました。
ありがとうございました。

パソコンで音楽をつくり、微調整して好みの音楽をミスなく簡単に鳴らせるこの時代に、熟練の演奏家が巨大な幾千のパイプを操り、ひとりでライブ演奏することの荘厳さと貴重さをかみしめたひとときとなりました。

帰りに、カラヤン広場でおひとりランチを。スパイスとお肉のグリルと焼き菓子を合わせたようなものすごくいい匂いがただよっていたお店〜THE CITY BAKERY BRASSERIE RUBIN 〜さんでいただきました。ベーカリーもやっているため、パンがとても美味しく、お料理は大変おしゃれで楽しめます。(テラス席は、ハトが来るので要注意です。笑)

近隣には東京芸術劇場や、横浜みなとみらいホールなど、パイプオルガンの演奏が楽しめるホールが幾つもあるので、また機会を見つけて聴きに行ってみたいなと思いました。
PH会メンバーのみなさん、おススメのオルガンコンサートがありましたら、ぜひ教えてくださいね♪

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【メンバー日記】イオンモール千葉ニュータウン中央・新鎌ヶ谷駅 ストリートピアノ

どうも、T.N.です。今日も元気にストリートピアノのレポートをしていきたいと思います。

今回まず訪れたのは千葉県印西市の「千葉ニュータウン」です。北総線の「千葉ニュータウン中央駅」を降りると、駅前の広大な景色の中、新しいマンションや大型商業施設が点在しているのが目に入ってきました。駅から5分ほど歩くと、今回の一つ目の目的地「イオンモール千葉ニュータウン中央」に到着しました。

3階の島村楽器さんの前には、KAWAIのアップライトピアノが設置されていました。譜面台まわりがエメラルドグリーンの紋様で彩られているのが目を弾きます。

早速弾かせていただくことにしました。弾き始めると、カワイらしい丸みのある音色がかえってきます。音は抑えられていてあまり響かないのですが、自分のほうには適度に聞こえる感じがしました。

演奏をしていると、キャラメルポップコーンの甘い香りが漂ってくるとともに、子どもたちの楽しそうな声も聞こえてきました。そう、この場所はちょうど映画館の入口の前でもあるのです。このワクワク感あふれる空気の中でピアノを弾けるというのも、なかなか乙なものだなと思いました。

楽しげな雰囲気の中でピアノを弾きたいという方は、印西に行けばいいんじゃい。

大事なことなのでもう一度言います。

印西に行けばいいんじゃい

さて、今回はもう一か所ご紹介したいと思います。続いては千葉ニュータウン中央から北総線で10分余り、鎌ケ谷市の新鎌ヶ谷駅です。北総線、東武野田線、新京成線が交わる交通の要衝で、多くの乗降がある駅です。

北総線の改札を出ると、目の前にベンチのあるスペースがあり、そこにWAGNERのアップライトピアノが置かれていました。その場には誰もいらっしゃらなかったので、早速弾かせていただくことにしました。

今回も例のごとく、ベートーヴェンのソナタ31番から第1楽章を演奏しました。鍵盤のレスポンスがとても良く、速いパッセージでも気持ち良く弾けるのが印象的でした。演奏を終えると、改札のほうから年配のご婦人がこちらに向かって歩いてきました。

「これからウチに帰る途中で改札に入ったところだけど、ピアノの音が気になってつい戻って来ちゃった。ここのピアノは滅多に弾いている人がいないから、今日は聴けてラッキーだね。」
「お兄さんはJ-POPとか弾かないの?あいみょんとか聴きたい」

筆者は困ってしまいました。筆者はほとんどクラシック一筋でやってきており、J-POPに至ってはほとんど弾けるレパートリーを持ち合わせていませんでした。

彼女は続けてこう言いました。

「じゃあ、童謡とかどうよ~

突然のダジャレに思わず動揺してしまいました。でも童謡ならなんとか弾けそうです。彼女のリクエストの「大きな栗の木の下で」を即興で演奏することにしました。

演奏を終えると、今度は大きなスーツケースを引いた女子大生の三人組が改札からこちらに向かってきました。

「沖縄楽しかったね~」

彼女たちは、私たち二人を見るなりこう言いました。

「見て!ピアノ弾いてる人がいる!」
「え、ほんとだ!」
「てかここってピアノ置いてあったんだ、初めて知った!」

すると、ご婦人が彼女たちに向かってこう言いました。

「このお兄さん、なんでも弾いてくれるよ」

(イヤイヤ、ハードル上げんといて下さいって…)

たじろぐ筆者に向かって、女子大生たちが言います。

「トルコ行進曲聴きたい!」
「あー、いいね!」
「懐かしい!」

リクエストに応えて、モーツァルトのトルコ行進曲を弾くことにしました。弾き始めると後ろで四人が手拍子を始め、辺りは一気に盛り上がりました。20年ぶりの演奏ということでクオリティはだいぶ酷いものでしたが、四人からの手拍子でのエールのおかげで、なんとか弾き切ることができました。

演奏を終えると、後ろから大きな拍手が聴こえました。なんと、四人だけでなく沢山の方が足を止めて聴いてくださっていたのでした。皆さんの温かさに大変感激しました。

「いやー、沖縄もいいところけどやっぱ鎌ケ谷も負けてないよね」
「それな」
「やっぱ鎌ケ谷最高だわ」

女子大生たちが口々に言いました。筆者もその言葉に深く同意しつつ、またいつか弾きにくることを四人と約束し、その場を後にしました。次来るときまでには、あいみょんを弾けるようにしておかないといけないですね。

普段はストピでベートーヴェンの後期ばかり弾いている筆者ですが、こうしてリクエストを受けて色々な曲を弾いてみるのも面白いものだなと思いました。またこういう機会があればいいなと思います。

【今日の飯テロ】
鎌ケ谷には日ハムの二軍の本拠地(鎌ケ谷スタジアム)があることから、市は町おこしの一環として、市内の飲食店でハムカツを取り入れたメニューを提供しています。「ハムカツ食べて、ハム勝つ」ということらしいです。

今回は新鎌ヶ谷駅近くのカフェで、ハムカツカレーをいただきました。サクサクしたカツが大変美味でした。

https://mimi.official.jp/etc/elfinder-2.0-rc1_wef8cn24g-YY_eech3q-q/files/Photo/UP/1719730558-3034224.jpg

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【メンバー日記】所沢駅 ストリートピアノ

それは6月2日の朝のことだった。筆者はいつものようにSNSでストリートピアノの情報を眺めては、「今日はどこに出掛けようか」と考えを巡らせていた。すると、衝撃的なニュースが目に飛び込んできたのだ。

「所沢駅 音まちピアノ終了のお知らせ」

所沢駅のピアノといえば、特にお気に入りのストリートピアノの一つである。筆者は海老名在住なので自宅から片道1時間半以上かかるのだが、設置当初から3年間幾度となく通い詰めてきた。それがこの7月7日で終了になってしまうという。

思い出の場所がなくなってしまうなんて…現実はあまりにも重いで…」

弾き納めをしようと所沢に向かった。

所沢駅に着くと、改札を出たところでいつものようにピアノの音が聴こえてきた。ここはいつ訪れても、必ずといっていいほど誰かが演奏している。

木目調の温かみが感じられるピアノの前には、「終了のお知らせ」が掲示されていた。筆者はてっきり常設だと思っていたのだが、掲示によると実は元々期間限定で設置されていたものだったそうだ(どうやら駅ビル「グランエミオ所沢」がご厚意で場所の提供を続けてくださったおかげで、3年にわたって続いたのだとか)。

ピアノの傍にあるノートに記名し、順番を待つことにした。まだ午前中の比較的空いている時間帯だったが、既に4人ほどが順番待ちをしていた。ピアノの前は広いスペースがあり、ベンチも設置されていて、これから弾く人たちはそこに腰掛けて順番を待つ。

他の方たちが弾く曲は、クラシックからポップスまで様々だった。行き交う人々が足を止めて聴いている。中には立ち止まって動画を撮影している人もいる。上手な演奏ばかりで、筆者も次に弾く順番が来るのを待ちながら、聴き入ってしまった。

やがて筆者の順番がやってきた。ピアノの前に座り、鍵盤に指を置く。弾いた曲は、いつも通りベートーヴェンのピアノソナタ30番1楽章だ。弾き心地はいつも通りだが、この場所で弾ける喜びと寂しさが交錯し、特別な感情が湧いてくる。演奏を終えると、ベンチに座っていた方々が拍手をしてくださった。同時に「ブラボー」とのコールが聞こえてきた。そこには、よくお見掛けする男性がいらっしゃった。彼はいつも皆の演奏に熱い声援を送り、場を盛り上げて下さるのだ。

演奏後、傍で聴いていてくださった女性と少し話をした。彼女も筆者と同じように何度もここに来ていたが、終了のお知らせを知って駆けつけてきたという。「本当に残念です。なくなってしまうなんて信じられないです。」と彼女は言った。

お昼が近づくにつれ人出はだんだんと増え、辺りは次第に賑わってきた。筆者がベンチに座っていると、弾きに来た方、聴きに来た方が互いに挨拶を交わし、談笑しているのが見えた。ここは自然と会話が生まれる場所だ。活気あふれる雰囲気の中で、筆者は他の人たちの演奏を存分に楽しんだ。

そうこうしているうちに、1時間が経過した。次の予定があり、もう行かなければならない。これで本当に最後かもしれない。そう思うと胸が熱くなった。

これまでの思い出が頭をよぎる。ここでは5分の制限時間に収まるようにいつもソナタ30番1楽章を弾いていたこと。何度か居合わせた常連さんが「ソナタ30番の人」で覚えてくださったこと。冬場は冷たい風が吹き抜ける寒い場所だが、よくホットコーヒーの缶を握り締めて指先を温めつつ長時間居座り、数々の熱演を聴いていたこと。演奏中に通りすがりのお子さんが走って近寄ってきたこと。沢山の方とストピに関する情報交換をしたこと。もちろん例の男性がいつもみんなに「ブラボー」と声をかけていたことも。

ここで出会った方々ともう会えないのだろうか。演奏を聴くことも叶わないだろうか。またどこかのストピでご一緒できると良いのだが…。

思い返すとこの場所での演奏は筆者にとってかけがえのない時間だった。数え切れないほどの素敵な演奏と出会い、温かい交流が生まれた。このピアノが終わるのは本当に寂しいが、ここでの経験はずっと心に残るだろう。

最後に、このストリートピアノを企画した所沢市の担当者の方、場所を提供していたグランエミオの運営会社の方、運営にかかわったボランティアの皆さん、そしてこの場でご一緒した皆さんに心からの感謝を込めて、この文章を締めくくりたいと思います。ありがとうございました。

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8月度練習会W(オンライン)の様子

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7月度練習会Bの様子

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7月度練習会Aの様子

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6月度練習会Bの様子

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【メンバー日記】復興祈願・能登ヒバピアノを弾く@青山スパイラル

どうも、T.N.です。昨日また素敵なストリートピアノとの出会いがありましたので、紹介したいと思います。

6月12日夜、筆者は青山の「スパイラル」さんを訪れました。

入口からショップやカフェスペースを横目に見つつ奥へ進んでいくと、そこには建物名の由来である螺旋状のスロープに囲まれた、開放感のあるギャラリースペースがありました。その中心には、数々のユニークなアートに囲まれるようにして、木目の美しいピアノが佇んでいました。こちらが今回の目当ての「能登ヒバピアノ」です。6月12日から21日までの平日18時~20時と休日15時〜20時に限り、こちらでストリートピアノとして開放されるということです。

この日は開放初日ということもあってか、多くの方がこのピアノを弾きに来られていました。ただ、すぐそばのスペースでは写真展なども開催されている環境ということもあり、皆さん静かに、ひたすらこのピアノから鳴る柔らかな音色に耳を傾けていました。

順番待ちの間、今回のイベントの主催者の方からお話を伺うことができました。

「このピアノは、元々ヤマハの古いアップライトがベースになっていて、石川県のピアノ工房が能登名産のヒバ材を使ってリニューアルしたものなんです。今回のストリートピアノのイベントは、被災地能登の復興を応援する意味を込めて企画しました。是非、能登への思いを込めて演奏していただけたら嬉しいです。」

筆者の番が来ました。ピアノの前に腰かけ大きく息を吸うと、微かにヒバのさわやかな香りが漂ってくるようでした。1人あたりの持ち時間は5分ということで、今回はベートーヴェンのソナタ30番からダイジェスト版を演奏することにしました。

最初の一音を弾くと、今までに味わったことのないような優しい音が聴こえてきました。他の方の演奏を聴いていた時から何となくこのピアノから生まれる音の素晴らしさは感じ取っていたのですが、いざ自分で弾いてこの音を間近で体感できるとなると、感動もひとしおでした。この音色を堪能できる喜びを噛みしめながら、一音一音思いを込めて演奏させていただきました。

能登、それは筆者にとってはまだ見たことのない土地ではありますが、今回のストリートピアノ体験を通して、「こんなピアノが生まれる場所は、きっと素敵な場所なんだろうな」などと想像が広がりました。またいつか訪れることができればと思います。

最後に、被災地の皆様に一日も早く平穏な日々が戻ることを心よりお祈り申し上げます。

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【メンバー日記】Everlasting33

6/2〜6/15まで立川で行われている、プロフィギュアスケーター浅田真央さん座長のアイスショーに行ってきました。
私、真央ちゃんの強火ヲタでして、社会人になって自由なお金が出来て、何度かアイスショーに行っています。
2022年から2023年にかけて行われた「BEYOND」は4回くらいリピートしてしまいました。
真央ちゃんの強火ヲタなのは勿論ですが、リピートするたびに他のスケーターのファンになってしまいました。
今回の「Everlasting33」は「BEYOND」と同じスケーターで行われるということで、行かない理由は無いのです、、

ここから盛大なネタバレを含むのでこれから見に行くんだ!という人は見ないほうがいいかもしれません

会場はこんな感じ

舞台からリンクが張り出しているので、リンクが高い位置にあって、2階席でも結構近い!
装飾も素敵です

最初は誰もが知るような王道バレエプログラムが多めでクラシカルな要素を摂取できて良きでした。
バレエプロの最初が眠れる森の美女で、ありがとうこの世界となりました。今井遥姫に黄色のドレスを着せてくれてありがとうありがとう
遥ジゼルもたまりませんでした
今井遥さんマジで可愛いです、現場からは以上です

あんた真央ちゃんファンじゃないの、って話ですので真央ちゃんの話をします
真央ちゃんはエアリアルしたりタップダンスしたりなんでもやっちゃってすごかったです
エアリアルやばかったです
スケート靴履きながらなので足でバランスが取りづらく、結構難しいらしいです
タップダンスのお衣装がめちゃくちゃ可愛くて眼福でした、ピンクのお衣装でした
スケートも、勿論半端ないです
やっぱり真央ちゃんのスピードとか、エッジの深さ、スケーティングは別格だなと思います
ツイズルは至福です

総じて、真央ちゃんのやりたい事を詰め込んでるなーという印象でした。
また何か見せてほしいなと切に願っています。

辻井伸行さんからお花来てました

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【メンバー日記】【急募】明日6/4(火)横浜で辻井伸行さんのコンサート行ける方!!

突然の投稿すみません!しかも体験で一度しか参加していない身ですが、急募のお誘いです…!

明日6/4(火)1400〜みなとみらいホールで辻井伸行さんのコンサートに行ける方いらっしゃいませんか??

同行者が行けなくなってしまいチケットが1枚余っております。一人で行くのも廃棄するのもアレなので、一緒に行ってくださる方がいればぜひご一緒しませんか。チケット代は支払っていただかなくて大丈夫です! 

▼公演案内
https://yokohama-minatomiraihall.jp/concert/1/

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【メンバー日記】川越 蓮馨寺 「桜咲け 寺ピアノ」

どうも、T.N.です。だんだん暑くなってきましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。前回のメンバー日記でS.T.さんも書かれていましたが、これから本格的な夏が訪れ、楽しいイベントが盛りだくさんになるのが待ち遠しいですね。

【メンバー日記】暑くなってきましたけどいかがお過ごしでしょうか。

しかし春が過ぎ去ろうとしている今、若干の寂しさも感じます。皆様の今年の春はいかがでしたか? 筆者はいつにも増してストリートピアノ巡りに没頭した春でした。今日は、その中でも特に印象深かった体験について書きたいと思います。

3月24日、筆者は「小江戸」川越にある蓮馨寺(れんけいじ)を訪れました。

この場所は有名な蔵造りの街並みからも近く、境内には多くの桜の木が植えられています。訪れた日は残念ながら桜は少ししか咲いていませんでしたが、多くの人々が露店で提供されるお酒や食事を楽しみながら談笑していました。

桜の木の下のステージには1台の電子ピアノが置かれており、「桜咲け 寺ピアノ」との張り紙がされていました。この日限定のストリートピアノだそうです。

弾く方が絶えることはなく、皆様クラシックからJ-POP、ボカロなど様々な曲を演奏されていました。筆者も運営スタッフの1人に声をかけ、弾かせていただくことにしました。

今回は、ベートーヴェンのソナタ30番の1楽章を演奏することにしました。ステージに上がりピアノに向かうと、正面からの多くの視線を感じました。

「これは、怖えど」(小江戸だけに)

お客さんの方を向きながらの演奏ということで、最初は普段と違った緊張感がありました。しかし、その場の和やかな雰囲気に包まれ、緊張もすぐにどこかへ消えてしまいました。開放的な環境のもと、のびのびと演奏することができとても気持ち良かったです。

演奏後ステージを降りると、主催者の男性が声を掛けてくださいました。

「去年もここで30番を弾かれていましたよね? すごい好きな曲なので、また聴けて嬉しかったです」

そう、ここのストリートピアノは例年桜の時期に1日限定で開催されるのですが、筆者は去年もこの場所でソナタ30番を弾いていました。彼とは1年ぶりの再開でしたが、まさか覚えていてくださったとは思っておらず、感無量でした。

その後も次から次へと演奏される方が来られて、境内は一層の盛り上がりを見せました。今回の企画が素晴らしかったのは、「ただ一人がピアノを弾いて周りが黙って聴く」のではなく、その場にいる全員が存分に楽しんでいたことです。特に印象的だったのは、ピアノの演奏中に運営スタッフの方たちが鍵盤ハーモニカや打楽器、三味線を手に取り、即興でセッションしていたことです。ピアノを弾く人も、それを聴く人も、楽しげな雰囲気に思わず笑顔になりました。

その場を盛り上げたのは運営スタッフの方たちだけではありません。ある奏者の方が「旅立ちの日に」の伴奏を始めたところ、皆が歌いだし、自然に合唱が始まりました。さらに、別の方が「ラジオ体操第一」を弾き始めると、全員が一斉に立ち上がり、音楽に合わせて体操を始めました。まさに、音楽を介して皆が一つになる瞬間でした。

今回のストリートピアノでは、とても素敵な体験をすることができたと思います。このような企画を準備してくださった運営スタッフの皆様をはじめ、今回ご一緒した皆様に感謝したいと思います。またこのような機会があれば、是非参加したいです。

【去年の様子】
去年の開催日(2023/4/1)には、軽トラの荷台の上でピアノを演奏しました。中々貴重な体験ができたと思います。

また、この日は境内の講堂のアップライトピアノも開放されていました。
(蓮馨寺講堂のピアノは月に1回開放されます)

音響も良い場所なので、弾いていてとても気持ち良かったです。
皆様も是非行かれてはいかがでしょうか。

【今日の飯テロ】
川越と言えば、やはりこれですね。大変美味しくいただきました。

https://mimi.official.jp/etc/elfinder-2.0-rc1_wef8cn24g-YY_eech3q-q/files/Photo/UP/1717003809-7646186.jpg

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【メンバー日記】暑くなってきましたけどいかがお過ごしでしょうか。

久しぶりに投稿します

最近暑くなってきましたが、夜はまだちょっと涼しかったりして、服選びに困ります

汗かきなので、電車の中で一人だけ汗をかいているなんてこともあります。
でも夏は季節の中で一番好きな季節です

なぜかというと、仕事終わりに日中の暑さと忙しさでクタクタになりながら帰って、エアコンをつけた涼しい家の中で飲むビールが最高だから(^^)

このために生きてる、と言っても過言ではないくらい生き返る感覚を味わえます。

あと、春から夏にかけての外で開催されるイベントが結構好きだったりします。

ビアガーデン、花火、などなど

早く夏が来てほしいですね。

ピアノ関係ない話でごめんなさい。
ピアノも頑張ります笑 

S.T

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【メンバー日記】大崎ウィズシティ ストリートピアノ

「今日大崎でストピ弾いてた?」

おお、さっき

どうも、T.N.です。今日も素敵なストリートピアノとの出会いがありましたので、紹介していきたいと思います。

今日は、大崎駅西口直結のオフィスビル「大崎ウィズシティ」を訪れました。

3階のエントランスから館内に入ると、目の前にヤマハの電子ピアノが置かれていました。見た目はグランドピアノのようで非常に存在感がありました。

土曜日のオフィスビルということもあり、その場には私以外誰もおらず、まるで貸し切りのような状況でした。今回はショパンの舟歌を演奏することにしました。静かな環境でひたすら演奏に没入できたのは本当に贅沢な時間でした。音量はかなり抑えられていましたが、その場の音響もあってか、自分の弾く音がしっかりと聴こえました。電子ピアノでありながら鍵盤のレスポンスが非常に良く、速いパッセージでも気持ちよく弾くことができました。是非また弾きに行きたいなと思いました。

大崎ウィズシティの開館時間は、日曜祝日を除く7時から20時だそうです。平日はお勤めの方々で賑わっていることと思いますが、今回のように土曜日であれば静かな環境で演奏できると思います。人通りも多くないので、ストリートピアノ初心者の方にもおすすめしたい場所です。皆様も是非行かれてみてはいかがでしょうか。

【今日の飯テロ】
大崎といえば、こちらのつけ麺ですね。ちょうどお店がここのビルの1階にあり、弾いた後すぐに食べに行きました。コシのある太麺に濃厚なスープが絡み、大変美味しかったです。

https://mimi.official.jp/etc/elfinder-2.0-rc1_wef8cn24g-YY_eech3q-q/files/Photo/UP/1716050094-6153615.jpg

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【メンバー日記】ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024

こんにちは。H.Mです。

突然ですが、「ラ・フォル・ジュルネ」今年も行ってきました!
毎年GW期間中に東京国際フォーラムを中心に開催される音楽祭です。街全体が音楽祭ムード一色になっていいですよね〜

今年のテーマは「ORIGINESーすべてはここからはじまった」。音楽の起源やルーツに立ち返るという壮大なテーマーでしたが(笑)、様々な地域や時代の音楽を感じることができました。

個人的に一番印象に残ったのは、5月5日にホールAで聴いたモーツァルトの「ピアノ協奏曲第9番」です。フランス出身のピアニスト、アンヌ・ケフェレック氏の繊細な演奏や世界観に心を奪われました。また、「バイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」も演奏され、ピアノとはまた違ったモーツァルトの魅力も感じました。

ラ・フォル・ジュルネはコンサートに限らず、音楽に関連した講演会や出演者によるマスタークラスなども魅力の一つなんです。今年は個人的に好きなピアニスト、ジャン=マルク・ルイサダ氏のマスタークラスも聴くことができました!(大人気で200席以上の会場が満席でした)
曲目はラヴェルの「夜のガスパール オンディーヌ」。この曲は自分には難しすぎて弾けないですが、指使いや体の使い方など参考になった気がします。
ルイサダ氏の気さくな人柄とユーモアあふれるマスタークラスはとても興味深かったです!(写真なくてごめんなさい…)

ラ・フォル・ジュルネ2024 公式HP:https://www.lfj.jp/lfj_2024/

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【メンバー日記】ふらっと音楽散歩〜田村虎蔵〜

今年の5月5日〈子どもの日〉はもう過ぎて、少々出遅れましたが、都内に《金太郎》の曲の歌碑があるそうなので、先日行ってみました。

《金太郎》の曲とは、みなさんご存知の「♪まーさかーり かーついで きーんたろうー」という歌詞のあの曲です。

最寄駅は新宿区の飯田橋駅。
駅から徒歩で10分ほど歩いたところに「筑土八幡神社」があり、その入口にあるやや急な石の階段(20段くらい)を登り終えると、ありました!↓

「田村虎蔵先生をたたえる碑」だそうです。
作曲者の田村虎蔵がこのすぐ近くに住んでいたことから、歌碑が建てられたのだそう。
《金太郎》の歌詞と楽譜の一節が彫られていました。

田村虎蔵という方は、有名な日本の音楽教育家らしいのですが、私はまったく知りませんでした。
ちなみに写真がブレブレなのは、撮っている最中、お散歩途中のワンコが走って突撃してきたためです。躍動感のある一枚が撮れました。

ではこの辺で。
Y.Y.

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【メンバー日記】ミナカ小田原 ストリートピアノ

どうも、T.N.です。
世間はゴールデンウィークですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
筆者は例のごとくストリートピアノ開拓に行ってきました。今日も元気に新しいピアノを紹介したいと思います。

今回訪れたのは、小田原駅東口そばの複合施設「ミナカ小田原」です。駅から向かうと、江戸情緒薫る街並みが目の前に広がっていました。ここにはお土産屋さんやご当地グルメのお店が軒を連ねており、ゴールデンウィーク初日のこの日は多くのお客さんで賑わっていました。

そのそばには、ホテルなどが入居する「タワー棟」があります。3階のエレベータホールにはヤマハのグランドピアノが設置されていました。ピアノの前には、利用に関する説明書きが掲示されており、「曲を最後まで弾ける方限定」「1組20分以内を目安に譲り合って」といった内容が書かれていました。演奏するハードルは高く感じますが、時間の設定はかなり長めでゆっくり演奏できるのは良いですね。

ピアノの前の名簿に記名して、演奏を始めます。この日弾いたのは、ベートーヴェンのソナタ31番3楽章とショパンの舟歌です。エレベーター前は人通りが絶えることなく、乗り降りする方々の視線を感じました。良い緊張感をもって演奏できました。またグランドの響きをじっくりと堪能できたのは、とても良い経験だったと思います。

たまたま筆者の直前直後には弾く方はいなかったのですが、名簿をちらっと見たところ、この日も多くの方がこちらのピアノを弾かれていたようでした。次回来たときには、様々な方と一緒に楽しむことができれば嬉しいです。

演奏後は、館内のアジ専門店にて夕食をいただきました。小田原名産のアジをふんだんに使った定食に大満足でした。

え、誰ですか。「アジは?」とか言ったのは。

夜は、タワー棟最上階の14階にある「展望足湯庭園」に行きました。ここでは箱根の温泉の湯に足を浸しながら、小田原の街や相模湾の夜景を眺めることができ、贅沢なひとときでした。日頃の疲れが癒され、心身ともにリフレッシュできました。

グランドピアノでの演奏のほか、お食事に足湯、景色まで楽しめる素晴らしい施設でした。皆様も是非一度訪れてはいかがでしょうか。

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【メンバー日記】【曲紹介】ゴドフスキーのジャワ組曲について

こんにちは。N.Kです。

先週2回目のコロナに罹ってしまい、3日間寝込むことになってしまいました。下火になっているとはいえ、油断していると罹ってしまうんですね…皆さんもお気をつけください。

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さて、今日は私が好きな作曲家の一人である、レオポルド・ゴドフスキーの曲をご紹介します。

ゴドフスキーと言えば、ショパンエチュードをもとにした練習曲や、シューベルトの未完成交響曲のテーマを元にしたパッサカリアなどが有名です。
今回、ゴドフスキーの作品の中でも紹介したい作品は『ジャワ組曲』(全12曲)です。

この作品は、ゴドフスキーが1923年にジャワ島へ訪れ、その際のインスピレーションを曲に起こしたと言われています。

ジャワ島を題材にした曲集であり、現地の音楽や旋律を元にゴドフスキーが自由に作曲した曲集です。

今回は特におすすめしたい曲を、以下に3曲を挙げてみました。
どの曲もゴドフスキーらしく、ポリフォニーが要求され、高い技術が要求される曲です。音楽的にも素晴らしく、是非技術に自信がある方は、挑戦してみてください。

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■第6曲 夜明けのブロモ火山と砂の海
No. 6 The Bromo Volcano and the Sand Sea at Daybreak

【少し解説】
ブロモ火山はジャワ島東部のスラバヤ付近に位置する活火山です。この曲では、ゴドフスキーが感じた壮大な火山の光景を表しています。
作品自体は短めですが、非常にヴィルトゥオジティックな作品で、弾いていて気持ちの良い曲です。

■第9曲 バタビアの旧市街にて
No. 9 In the Streets of Old Batavia

【少し解説】
バタビアとは現在のインドネシアの首都ジャカルタの旧称です。
当時、ゴドフスキーが感じたバザールの喧騒を見事に表している曲と言えます。
早い曲調にポリリズム、ポリフォニーが余すことなく用いられ、演奏難度は曲集の中でもトップレベルです。

■第10曲 クラトン(王宮)にて

【少し解説】
クラトンとは、ジャワ島で栄えていたかつての王宮を指します。
この曲では、ゴドフスキーが得意としたポリフォニーが余すことなく用いられ、詩情溢れる曲調を表しています。
ゴドフスキー特有の半音階風の和声も抑えられているため、聞きやすい曲調になっているかと思います。

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ゴドフスキーの『ジャワ組曲』は、いつか全曲制覇したい曲集です。

皆さんもオススメの曲集を教えてください!

N.K

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【メンバー日記】【お題日記】ピアノバトン

【♪baton ピアノバトン】

1.ピアノ歴何年?

  1年半ほど
  大学四年生の時から本格的に始めました。

2.先生は今まで何人?

  3人
  大学卒業と就職に伴い、引越しを2回したので、、、

3.今の先生は?

  今も月3回ほどレッスンを受けています。

4.今弾いてる曲は?

  広い世界へ(ドラゴンクエスト8)

5.持ってる楽器は?

  電子ピアノです。

6.1番好きな作曲家は?どこが?

  松本文紀

7.ピアノを弾いていて辛かった事は?

  あまりにも薬指が動いてくれない事です。

8.ピアノを弾いていて良かったと思うことは?

  毎日上達出来る・したいと思える事。

9.毎日どれくらい練習する?

  平日は最低15分〜30分
  休日は1時間〜

10.1番練習していた時期は?

  あまり練習のペースは変わっていません。

11.絶対音感・相対音感ある?

  わからないですが、多分ありません。

12.ピアノ好き?

  大好きです。

13.ここ一週間で嬉しかったことは?

  ユニクロでゼルダのコラボTシャツが販売していた事。

14.ここ一週間で悲しかったことは?

  会社の同期に嫌な事を言われてしまった。

15. 「これはお金の無駄遣いだ」と思うのは?

  サブスクライブ

16. あなたの弱点は?

  人の多い場所が苦手です。

17.好きな人に求める絶対条件は?

  違いを許容できる人

18.何型っぽくみられる? どこが?

  B型とよく言われますし、事実B型です笑

19.自分の一番好きなとこは?

  好きなものが多いところ

20. 実は〇〇です。
  
  少し前まで北海道で暮らしていましたが、
  実はめちゃめちゃ寒がりです笑

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【メンバー日記】絵画のすゝめ

こんにちは。
突然ですが、皆さんは美術館に行かれますか?

絵画も音楽と似て、時代や画家によって作風が全く違うところが面白いですよね。
私はその中でも印象派、特にモネの絵が好きです。

今年はそんなモネの作品が沢山見れる激アツな年なので、今年開催された、もしくは開催予定の展示会を紹介していきたいと思います!

・モネ 連作の情景in上野の森美術館

題名にもある連作というのは、同じ題材を様々な天候や季節、時間で描かれた作品のことです。
題材が同じでも色彩や筆のタッチの違いで様々な表情が見れるのがとても良かったです。またモネといえば光の使い方も流石で、昼間の光は明るく躍動感があるのですが、夕暮れになると哀愁漂う表情になるのも作品の奥深さを感じました。
連作で有名な睡蓮や積みわら、他にも風景を題材とした作品など色彩の移り変わりがとても素敵でした。

※5/6まで大阪中之島美術館で展示中

・印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 in東京都美術館

ウスター美術館(アメリカ)のコレクションを中心に、印象派の影響を受けた様々な画家の個性的な作品も多く見応えがありました。モネの睡蓮は思わず立ち止まって見入ってしまい、またアメリカの画家の作品をあまり見ることが無かったので貴重な経験ができました。

※ 6/23まで郡山市立美術館で展示中

そして、ここまで東京で見逃してしまったという方に朗報です。
今年10月5日からモネ 睡蓮のときという展示会が上野で開催予定です。
題名にもある睡蓮が沢山見れるのではないかと今から勝手にワクワクしています。
ぜひ普段絵画を見ない方も機会があれば足を運んでみてください!

ピアノサークルらしいことも書いておこうということで、個人的美術館の楽しみ方。
モネなど印象派の作品を見る時は、ドビュッシーやラヴェルの曲を頭の中で流しながら見るのがおすすめ。睡蓮を見る時はドビュッシーの水の反映やラヴェルの洋上の小舟とかどうでしょうか?
因みに以前、前日プロコフィエフを聴いた状態で見に行ったら、頭が困惑しました。笑

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6月度練習会Aの様子

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5月度オンライン練習会Bの様子